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次の瞬間
君の姿が翳んで見えた まるで生まれる前に
どこかの今ではない時代に
出会ったような感覚で
まどろむの記憶の中で明白に覚えているのは
ただひとつ とめどなくボクを飲み込む清流のご ....
あなたを見つめていたいだけ
あなたに刹那でも振り向いてほしいだけ
こんな淡いだけの中途半端な気持ちじゃ伝わらない
触れるより近くあなたの視界の全 ....
胸の中 小さな小さな思いが産声を上げました
一週間前の今日、心は空をたゆとう雲のように軽く
重力も引力もありとあらゆる法則を無視して ただ一直線に
飛んでいきいました 舞い散る花びらの間を縫 ....
君が 痛い と こぼす
涙の色
君を抱きしめた腕に 鈍くて重い
滴が幾重にも重なって波紋のように広がっていく
君の体は 周りの景色は すべてが紅く染まっていて
いつの間にか世界は白から紅 ....
君を見つめて
君に触れようとして 触れられなくて
君からあふれる
光に目を閉じて 瞼の裏に暖かいぬくもりを感じた
思わず閉じた瞼を開けると そこにはもう 君はいなくて
周りを見渡してみて ....
白い雪が天使のように舞い降りてくる
夜空を見上げながら
ボクは 手を伸ばす
白い天使をこの手に迎えようと
目が覚めると ボクの部屋は真っ白な空間で
眠っていたベッドは 白 ....
ヘッドライトとテールライトが決着のつくことのない
鬼ごっこをしている
大人の拙いステージを見下ろす闇に
ボクは立ってる
気配もなく片足を踏み出したなら手にするチケットは
天国行きか地獄行 ....
「ありがとう。出会ってくれて、ありがとう」
こんな言葉滅多にいえないボクの
彼女は君
ほんの小さなすれ違いに
真っ白な肌を
膨らませたり小さくしたり
「大好きだよ。ただ貴方 ....
幾千の出会いの
張り巡らされた紅い糸の中で
偶然
手に取った一本の糸が君と つながっていて
今の僕らを作り出してる
幾千の思いを
あふれてしまいそうなくらい抱えて
ひとつだけ
どう ....
枯れた心の中に君をおもう太陽がただ
ボクを照らしてるんだ
君はボクを好きでボクは君が好き
ボクらは恋人だよ
付き合ってるんだよ その事実がボクの心を照らしてるんだ
ボクはとても幸せだ ....
「はじめまして。」君の口からその言葉が紡がれるのが
怖かった
君を見つめていた時間がすべて
君を包んでいた空間がすべて
君を中心にしてまわっていた
僕の幻想が
壊れてしまう ....
湿度の高い暑さののこる夜
デリケートな僕の気持ちをそのまま形にしたような
溶けかけのシャーベットの残るグラスに
きれいに真ん中で割られた月が映ってる
シャーベットをひとすくい口に運 ....
君にぶつかっていく 胸の底からすべてを吐き出して
君にぶつかっていく 体の細胞ひとつ残らず
君にぶつかっていく ありとあらゆる、感じるものすべてで
ごろんと見上げる 中途半端な夜空の下
ご ....
あなたとの別れが訪れて
どれくらいの月日がたったでしょう
別れをあなたに告げられて わたしからあなたの元を去ったとき
涙は流れず
―あなたをののしる言葉ばかりが浮かんでは消えた―
―その ....
僕らはひとつにつながったまま 結合部分を隠すように強く握った
僕らの間の紅い糸は握られた形に 歪な曲線を描いてた
その曲線はまるでどこかを目指すようにまっすぐと君の中に
溶け込んでく
....
君の手を引いて 星空の下を歩きたい
星空の、そのずっと向こう 南十字星の下まで
空からの十字架は僕らの結んだ手を赤く塗り替えてしまうかな
それとも、二度と離れないようぎゅっと楔を打ち込む ....
君と初めてキスをした 瞬間の風の におい
君と初めて腕を組んだ ボクの足の 歩幅
君と初めてあんみつを食べた 時の 周りのカップルたち
べつに君以外の何かを思い出そうとしてるわけじゃない ....
気がつくと見下ろす先にいいようのない雰囲気をまとった二人の男女がいた
彼は五円玉(みたいな形の銀貨)を手にとってそっと、
でも大胆にその{五円玉=銀貨}を抱きしめた
隣でその ....
ウインドウショッピングの延長線上で窓の向こうの鏡に映る遠ざかる君の姿を
ただ見つめてる
まるでドラマのワンシーンみたいに距離感のうつろなスローモーションにスタッフロールがながれるのを
(キャ ....
あの夏の夜 日焼けした月に 手を伸ばしたボクは
触れた君の手に ボクの体温を 悟られないように
頑なに なんともないフリをして....
君に何を話せただろう 君に何をしてあげれただろう
....
「好き」
ことのは一片手のひらに 乗せてふぅっと一息
吹きかけてみれば あなたに届くそんな
想いが心を満たしていくけど あなたに届いているの?この同じ月の
同じ下弦の月が街のネオンに紛 ....
閉じていた重い瞼を少ししかめて外に目をやればまだ夜更けのように空は蒼く
力の入りきらない腕と体に静かな苦痛を感じながら時計の針を追えば普段と変わらぬままで
重い・・・痛い・・・
病み上がりの ....
どんなにひどい言葉を投げかけたか
どんなにつらい気持ちを綴ったか
それらは
どんなにやさしい言葉をかけたとしても
どんなにやわらかい心で包んだとしても
きっと
もろい布袋のようにず ....
「今日はクリスマスだよね
そう、昔小学校だったっけ?教科書で習ったイエスキリストの記念日
生誕の日とかそうでないとか今じゃ色々言われてるけど
キリストの日だよね?」
十代の ....
吠える
獣のように大きく響き渡るような
そんなたいそうなものではなく
ただ
吠える
「俺だ!」と自己主張するにしては
物腰を気にして周りを気にして
吠える
元来声が小さいわ ....
ゆらゆらり
揺れる窓辺の花束にそっと手を伸ばせば
そこにはいつかの誰かの思い出が溢れていて
いつかの涙がかくれんぼ
ゆらゆらり
揺れる少し枝毛の目立つ君の髪にそっと触れただけで
....
君との約束の日は近い
あと三日と四時間
待ち合わせ場所は
もちろんあの場所
夜空に咲く白がとってもきれいなんだ
見に行こう 僕らも空に上って
どうやってだって?
それはね 秘 ....
あなたはこれまでのいくらかに
具体的で想像にそこまで苦を要しない答えを期待している
たとえそうでなかったとしても
僕は小さな迷いの果てにそう感じたんだ
あなたはたかがそれくらいと
....
悲しみの生まれるところ
手を伸ばせば届くけれど
すぅっと零れ落ち消えてなくなってしまう
今まで見てきた景色の中で一番切なくて儚い
そんな匂いのする場所
悲しみの還るところ
....
寒い夜
隣を歩く君の手を
握ってポッケに
詰め込めたなら……^^
春日野佐秀さんのもこもこわたあめさんおすすめリスト
(76)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夢物語〜HOME、君とボクとまどろみの中〜
-
もこもこ ...
自由詩
2*
09-10-28
恋する女性{ヒト}に_1
-
もこもこ ...
自由詩
4*
09-6-30
「さくら」
-
もこもこ ...
自由詩
5*
09-4-12
夢物語〜心、染まる_紅〜
-
もこもこ ...
自由詩
2*
09-3-18
夢物語〜君を見つめて〜
-
もこもこ ...
自由詩
4*
09-1-23
夢物語〜誘われる恋〜
-
もこもこ ...
自由詩
3*
09-1-13
現実以上、理想未満
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-12-19
「届け」〜この想いに乗せて
-
もこもこ ...
自由詩
4*
08-11-12
リフレイン
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-9-30
オアシス
-
もこもこ ...
自由詩
6*
08-8-24
「はじめまして。」と言う前に
-
もこもこ ...
自由詩
6*
08-8-21
僕らは今夜ひとつの月になる
-
もこもこ ...
自由詩
2*
08-7-17
君にぶつかっていく
-
もこもこ ...
自由詩
2*
08-7-15
わたしはあなたと
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-6-10
君の中でボクは僕の愛をつむぐ
-
もこもこ ...
自由詩
4*
08-6-9
CROSS
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-6-8
メモリーダイジェスト
-
もこもこ ...
自由詩
1*
08-5-12
表と裏とその真ん中
-
もこもこ ...
自由詩
2*
08-5-6
キャスト
-
もこもこ ...
自由詩
1*
08-4-26
あの日〜ゆれたこころ
-
もこもこ ...
自由詩
2*
08-4-14
あいしてる?・・・・「あいしてる」
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-3-9
夜更けのような朝に
-
もこもこ ...
自由詩
3*
08-2-28
書けない言葉
-
もこもこ ...
自由詩
1*
08-1-3
”はなまる”な気持ちで
-
もこもこ ...
自由詩
1*
08-1-2
吠える
-
もこもこ ...
自由詩
6*
07-8-18
窓辺の花束
-
もこもこ ...
自由詩
12*
07-3-21
まちぼうけの木の下で
-
もこもこ ...
自由詩
7*
07-3-14
ひとかけら
-
もこもこ ...
自由詩
1*
07-3-14
Tears'_EDEN
-
もこもこ ...
自由詩
12*
07-2-23
こころぽかぽか
-
もこもこ ...
川柳
10*
07-2-16
1
2
3
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