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「いつか奇跡」
霧雨の向こうに遠い日の日記 差し出した手が迷い濡れてく
影送り透けて遠のく僕たちの眩ばゆいほどにピュアな夏の日
吹くはずのない甘い ....
潮風と過ぎ来し時を背に流すさだめのごとき蒼を開いて
旅立ちの日には必ず響いてた警笛がいまつまさきで鳴る
桟橋に残したサヨナラ遠ざかる振っていた手で面舵一杯
羅針盤果て ....
この胸は旬のごとく熟れていて傷つきやすし白桃以上
肌触れて ただそれだけで熱くなる 傾く心 体が告げる
指許す頬をも許すドミノ倒し カタリカタリ 静かな音で
永遠に交じり合わなくとも ....
雲は遅刻したけれど青空は遅刻しなかった晴れのち曇り。
曇のカーテン薄いから、
向こうが透けて、
青い影。
ぐうん空魚が、
ほわわわ ....
「雪の音階」
舞う羽の静かな音こぼれるよう
手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)
こんこんとこころに積もる雪の下
あなたが埋めた種が芽を出す
....
あなたとわたしは
たまに日常を共有する関係
そして言葉の世界で
たまに交わる関係
わたしのこころを
あなたが描くとき
あなたの横顔に
わたしを見つける
ただ ....
たたかうトナカイさんへ、
サンタにまけないでください。
たたらたあこより。
あとごにちかんですね。
サンタのおうぶおうにまけず、
がんばって。
たあこ。
....
さよならと書けずにsayonaraと書く僕らのポエムは今日も悲しい
鼻のにきびをさっきから気にしてるあなたは僕の大切な人
誰にも食べさせないよと子牛を抱きしめ泣いた従兄弟と ....
砂糖黍畑を走るおさな子はいつかのわたし汗まで甘い
エメラルドグリーンは父がちゅら海を恋うる口ぐせ目じり細めて
「白百合は雑草だった」と言う父の故郷奄美は千キロ先に
....
日向落ち日陰落ちする{ルビ欅=けやき}葉の涼やかならん秋の朝とき
●「なべ底のカレー焦がしたらばっ金300円!」と貼り紙されて
●あなたは焦がすから、絶対焦がすから、あたためるならチンにしてよね
●チンじゃなくてむしろピッピーと鳴るでしょうゆうべのカレ ....
ささやま ひろさんの短歌おすすめリスト
(41)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
■共同作品■_カゲロウと花
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Rin K
短歌
26*
07-6-3
出航
-
Rin K
短歌
22*
07-3-27
ドミノたおし
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さくらほ
短歌
10*
07-3-12
「_晴れのち曇りで、さんさんさん。_」
-
PULL.
短歌
8*
07-2-3
■共同作品■_冬幻郷(とうげんきょう)
-
Rin K
短歌
27*
07-1-31
逸星
-
Rin.
短歌
18*
07-1-10
「_たあちゃんの伝言板。_」
-
PULL.
短歌
8*
06-12-20
sayonara.com
-
たもつ
短歌
24
06-11-13
父と奄美と追憶と
-
まほし
短歌
18*
06-11-4
けやき通り_(二)
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A-29
短歌
2
06-10-13
朝からゆうべのカレーを食べる時点で私たちは人生の敗残者である
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山田せば ...
短歌
4*
06-9-18
1
2