君の不慣れな指が

ここは
触れてもいい場所だろうかと

ぎこちなく髪を撫でるたび

私の躰をなぞるたび

電流のように
私に幸せを運び込んでくれる
真夜中にそうめんを茹でます
今日の君は優しかった
明日の君はわからない
焼酎を飲みながら 君のことを考えていたら
お腹がすいてきたので
真夜中だけどそうめんを茹でます
こんな夏の夜に
他 ....
あぁ人生は苦労続きだぜ
悩みはいつも尽きないぜ
涙は我慢しなくてもいいか?
誰かの役にたたなくてもいいか?
思い道理に生きたくてもよ
思いの道は見えないぜ

誰か誰か誰か 生 ....
いちめんに 苔のはえた石の門のなかへ
うたたねが さそうように駆けていって
わたしをふりかえる

ひだまりにぺたりとすわりこんで
ふくらはぎににじむ汗を スカートに吸わせながら わた ....
全てを捨てて旅に出よう
今まで掻き集めた
宝物がくすんでしまう前に

もうじき夜が明けるなら
穴を掘って
この身を横たえよう
眩しい朝日に
意識が溶けてしまう前に

真っ直ぐに前を ....
暗雲垂れ込める麦畑―、案山子の
ボロボロの手袋にはヨレヨレの筆記体で
オヤスミ世界!と、書かれていた。
やっと抜け出せた長い迷路
途中の坂道では雨が降り
何度も何度も足をつまづいた
出口の向こうの海を想い
月が沈んだ明るい空を想い
強くなった私を描いてた



いつでもリアルは ....
ドーナツの穴を食べて太る

この先には一体

何があるのだろう

何度も繰り返す朝が

少しほつれている

お気に入りの黒い夜には作り物の昼を

縫い付ける

あなたは絶対 ....
七条 優さんのおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不慣れな指- スプート ...自由詩3*06-8-13
真夜中そうめん- haniwa自由詩6*06-8-13
わかっているのさ- hiroto自由詩4*06-8-12
みどりいろのゆめのあと- 少女的自由詩10*06-8-5
僕は祈る言葉を知らない- プル式自由詩5*06-7-27
嵐の静けさの- Puteranodonn自由詩306-7-27
残酷なリアル- 命鈴自由詩306-7-26
- 自由詩7*06-7-4

Home