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死は全てを呑み込んでいく、
奈落の底の虚無だ
魂は耐えなければならない
その恐怖を 独り乗り越え
名という名を剥奪された物質という物質が
肉という肉が己の魂を埋め尽くすだろう
正真正銘 ....
視覚を失った思考、
わたしのなかで解放される
盲目となったわたしに、
新たな光景、生き生きと立ち上がり
凍結した大雪原
輝く満天の星達の
巨大な光の眼また眼が
明滅し爆発し流れ渦巻き ....
呑み込まれていく織り込まれていく
巨大な力と熱のうねりに
圧倒的で繊細な愛の織物に
わたしの中で蠢き思考し活動する力の流動体が
人生の不条理こそ条理と響く木霊の透明未知が
受肉の快と苦に ....
この夜陰の一時に
鈴の音、微かに反復され
揺れて奥まり鮮明に響き渡る
追い掛け複数の打楽器が
ビートのズレ、作り出しながら
複雑に錯綜し絡まり合い循環する
(開放された意識の庭に鳴 ....
陰惨な声刻む泥舟、
あっという間に競り上がる青白い氷山に乗り上げ
怜悧なナイフで自らの喉笛をかっ切る。
これを潮時と終わりにしたかったのだ始まりにしたかったのだ、
深紅の血潮はもはや抑えよ ....
花開いていく花開いていく
春の陽射しに我は溶けて
赤、白、黄と紫に、
己が霊性に燃え盛る花。
愛され愛し裏切り裏切られ、
魂叫ぶ、花咲き乱れるこの界に
〈ああ俺は、遂にお前自身を体験し ....
土塊を捏ねる
指先に気を集め
煮え立つ熱流し込み
ゆっくりしっかり力入れ
未定形の粘る分厚い土塊を
思い思いのまま捏ねくり回す
捏ねくるうちに不思議なこと
土塊と指先は拮抗しながら
....
宏大な界が突然開ける
視界右上奥に
空の濃く暗らんだ青が微かな裏光りを帯び沈黙して在る
視界中央仰げば
巨大な白雲無数、それぞれの意図を持ち漂い溢れ流れている
視界正面遠く近く
....
北大路京介さんのひだかたけしさんおすすめリスト
(38)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
魂の強度
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ひだかた ...
自由詩
6*
16-4-24
思考の眼
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ひだかた ...
自由詩
8*
16-4-23
魂の核
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ひだかた ...
自由詩
7*
16-4-19
楽音宇宙
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ひだかた ...
自由詩
4*
16-4-17
VISION.05
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ひだかた ...
自由詩
4*
16-4-15
運命〇花の人
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ひだかた ...
自由詩
4*
16-4-15
人-生の刻印
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ひだかた ...
自由詩
7*
16-4-14
VISION.02
-
ひだかた ...
自由詩
6*
16-4-11
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