数年前に買った銀色の灰皿
他にも試したことはあるけれど
結局またこれに戻ってしまうんだな
吸殻が4本も入ればいっぱい

筆箱は大きいほうがいい
そんなにたくさんのペンを持ち歩くわ ....
なんか苦しくて なんか辛くて
理由は分からないけど 今にも泣きそう

だけどひとりで泣く勇気なんてないから
誰かの側で泣かせてほしくて
妙にタイミングをうかがっている

そうやってあ ....
僕ら今死ぬとして何を思うだろう。


漠然と吸っていた息が止まり。悠久に擬した道が蜃気楼だと知る。



踏み出した足が空を掻いて落ちる時、僕ら何を観るだろう。


 ....
朝起きて身に着ける制服 あたしを縛る首輪で、戦闘服

電車の中でしばしの睡眠 戦場に向かう一瞬

ホームに降り立って「おはよう」の一言 敵の様子をうかがうアンテナ

教室に入っていつも ....
つまずきなく沃野を少年は

見えぬ軍勢 率いて走る

塔も運河も陸も海も

己が名前を記していけ

越えて行け超えて行け

走りながら 忘れながら
あなた今噛んだでしょう
もっと優しくして頂戴
大事に磨いた
わたしの肌に触れたいなら

順番を間違えては厭
一番目の鍵を頂戴
云わせたら
承知しないわよ

挨拶のように丁寧に
白 ....
濡れていくアスファルト
伝う温もりは冷たく
爪先は靴擦れを起こして痛みを伴う

月のない夜の残業
軽い電車の揺れに眩暈を覚え
満員電車では自分のための場所はたった二足分
爪先の痛みは徐々 ....
君の集めていた小説の

5年ぶりの新刊が出ていた。

伝えたいのに

伝えるチカラがない。

君は知っているのだろうか。
万里さんのおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありふれたもの達- 快晴自由詩5*07-5-5
隣のあの子- 蒼依自由詩4*06-11-24
『例えば、』- しろいぬ自由詩206-11-24
高校生活- 蒼依自由詩306-7-20
少年ダビデ- daisaku自由詩106-6-17
撓るまえに- 藤原有絵自由詩4*06-6-15
雨上がりに光る月- 海月自由詩3*06-6-11
だろうか- プル式自由詩2*06-6-11

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