死んだ人たちが枕元に集まって
寝ているわたしにおめでとうを言ってくる
父や母、兄や祖父母、親戚に見も知らぬ人たち
おそらく先祖も来ているのだろう
死人たちが死人の表情で
ひたすらにわたしを祝 ....
{引用=ありがとう、でも「がんばって」だけじゃもう救いようのないとこに来ている}





「自殺用絹ごし豆腐」夢見てた、豆腐程度に殺される日を



明日死ぬつもりで払う ....
 男と女の俳句は違う。それは性差別的な意味でなく違う。性別というよりは生殖器別に違うのであろう、細かく言えば男が女のフリをすることも女が男のフリをすることも可能であり、またそれに対抗して俳句の世界は中 ....  俳句は嫌いだった。川柳は言わずもがなだった。こういった含みたっぷりの自己紹介から入るほど崇高なことを書こうとしているのでもないし今でも割と俳句の未来なんてどうでもいいと考えているけれども、じぶんが好 ....  何かを書きたいと思った時、僕は自分の中に語るべきものがないことにすぐ思い当たる。幼少のころから意見を求められるときが一番苦痛だった。「君はどう思う?」なんて言葉を向けられると、途端に呼吸が苦しくなっ ....  
 
家の隣は空港だった
何機もの大型ジェットが
毎日離発着していた
やがて、空港は遠くに移転し
跡地には都会ができた
あの空を飛ぶ飛行機には
手が届かなかったのに
今では窓から手 ....
きみが
名づけるにいたったもの、反
宿命の、それ

繰り返すことができないもののはず
だった、それでも車輪は回る、夜
に、人知れず
帰郷した、きみを運んでいる
もの、それも
 ....
さよなら
新たなる
人生に
向かって
旅立つ

新しい
未来へと
出発していく

君が
いたことを
何時までも
忘れない

君と
であったこと
決して
忘れない
 ....
半分

どんなおじさんにでも
その時だけ恋をしてしまう女の子がいる
父の日にプレゼントを贈り続ける女の子がいる
おじさんとセックスしてお金を貰う女の子がいる

半分お金で半分趣味らしい
 ....
君が
誰も
信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで

君が
悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで

甘えるところも
寂 ....
 
 
部屋にハンカチが落ちていた
ふとした拍子、の形のままに
それから
洗面所で好んでよくうがいをし
何本かの正確ではない平行線を引き
人が衰えていく様子を眺め
時に貧しい正義を振り ....
何もないことの
咬み痕、きみ
はそれを頼りに
我に
返って、わたしには
ふたつの咬み痕が残った

解読する、
きみの名前を、数え
切れない
ものは
数えない、きみに口づけ ....
息づかい
途切れて、巡っている
ここから
先に
途はない、きみが
途絶して、
電話がなっている、彼方からの
電話がなって
いる、誰も
いない、彼方からの
電話がなってい ....
ころがりはじめる、車輪
の、わたし
たちを運んでいるひとの、死
が、きみの口元で
どもっている

夜が、解読
されるべきことばを
もたないまま、それぞれの死の
もとに留まる、 ....
背が高いとは限らなかったよ
ちいさいやつもいた

まあちいさいのもでかいのもばかだった
さわらなきゃいいのに火にさわるのはやつらだった
火傷したくなけりゃ
火からすこしだけ離れていたらすむ ....
始まりに全てが生き絶えることで

ようやく中身に潤いが満ちてくる

雪が蒲公英(たんぽぽ)の種子のように

大地一面に真白に根づく


かつてのたぎりを冷まして

それらが大 ....
{引用=

     朝
     ゼロはわたしたちに久しく、
     空の白さが
     きみの衣装です。
 ....
貸切の回転木馬に乗る僕を規則正しく眺める夜空



アスファルトに落としたラブレターいつ堆肥になるかなってずっと眺めてるだけ



得意げに「こんなんだったらいくらでも、」黒こげチーズ ....
父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった

なにもないのに
なにかを探してしまう
いくら背伸びしても届かない
指の先がやっと届きそうになって
そこには父はいなか ....
窓から見える空があんまり青くてきれいだから
窓を開けて少しだけ瓶詰にしました
でもとってきた空は青くなくて
それなのに窓の外はやっぱり青くて
僕は悲しくなって
僕がとった空の青はどこだろうと ....
排他的な女の子は空を所持している。
その底のほうには、白くてきれいな宇宙船や、手垢できたない算数の教科書、軍隊の格好をしたキューピー人形や、プラスチックのマニキュアの瓶が、ざくざくとはめ ....
一.


感度のよい
センサーライトが
いきばのないくらいに
点る

道は足に
ぶら下がったままで




二.


ひまし油
(メルセデス・ベンツのブレーキホース ....
投げつけていけ、きみの
死を、
まだとじている傷に、
きみが
われに返っていることを
憎むために、

しっかりと、どれだけ
殺しあっていた
か、
分からないまま、頬ずりする ....
瓦礫と郵便ポスト白く白く輸入

歩み寄る 影で谷底汚すべく

伝え聞く神話の沖にブイひとつ

島に立ち残像から残像見下ろす

和紙の空二重に見え足首から見た

まだプールに飛び込む ....
         トンネ            暇 
       では   ル内      渋  余    
      会       で    滞  の  
     都        も ....
薄く繋がる皮膚の下に
どこまでも空は広がっていた
その空の下には
同じくらいの大きさの街があった
その街で確かにわたしは
皮膚の持ち主だった
だから夕べ
知り合いの人たちに
なるべくた ....
 さようなら  将来に死に装束を着せたすべての心臓たちよ



 他人から見れば大したこともなく第一話ばかり毎週流す



 分岐点で失敗→リセット…そういえばセーブした場所なんて ....
飛ぶ鳥はとても軽いのだということを
わたしはときどき忘れる
飛ぶために鳥が捨て去ったものの重さを
わたしはときどき忘れる

鳥の骨は細く軽く
すきまだらけで脆いということを
150kg超 ....
砂浜のない水たまりがさみしくて砂時計から補充した陸



さようなら ― もとは接続詞なのだから ― 悲しむ理由はどこにもない



「リコーダーを縦笛とよぶ日 ....
遠ざかる夏の約束今さらに水たまりに咲く蓮の鳴き声




失ったものなどひとつもないような ちいさな津波のあとのリセット




くちづけで透明なピリオドを打つ始まらないままの第一 ....
比呂さんのおすすめリスト(574)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
呪言- 春日線香自由詩115-11-9
#今から死ぬけど止めてくれる人RT- ピッピ短歌12*13-3-29
川柳が好きだから俳句を読んでいる(7、津沢マサ子のこと)- 黒川排除 ...散文(批評 ...113-3-10
川柳が好きだから俳句を読んでいる(1、野村満花城のこと)- 黒川排除 ...散文(批評 ...513-3-8
【HHM参加作品】_ビル・マックィーンの詩について。あるいは ...- Debby散文(批評 ...12*13-1-21
都会図鑑3- たもつ自由詩712-7-24
きみが名づけるにいたったもの- こもん自由詩409-11-10
さよなら- そよ風さ ...自由詩5*09-10-25
ちひろ/山手線- ヘンナー ...自由詩3009-10-21
戻っておいで- そよ風さ ...自由詩7*09-10-13
経過- たもつ自由詩909-9-24
何もないことの咬み痕- こもん自由詩609-7-20
息づかい途切れて、巡って- こもん自由詩209-5-31
ころがりはじめる、車輪の- こもん自由詩309-5-30
かわいいやつら- 佐々宝砂自由詩12*09-5-9
冬春夏秋- 雨久世自由詩4*09-2-24
零度_(_爆心の_朝、_)- るか自由詩608-11-5
ピッピエード- ピッピ短歌4+08-10-11
- yo-yo自由詩25*08-10-6
青空- ゆきこ自由詩1308-10-6
そしてシグナルタワー、女子- しもつき ...自由詩5608-7-22
断片集「まり麩」- 簑田伶子自由詩17*08-7-11
scar- こもん自由詩808-5-15
重脚- 黒川排除 ...川柳8+08-4-19
都会_四首- ピッピ短歌908-3-28
さよなら- たもつ自由詩508-3-21
【短歌祭参加作品】メジャリカ・マジョルカ- ピッピ短歌2008-3-19
軽さへのあこがれ- 佐々宝砂自由詩45+*08-3-18
【短歌祭参加作品】グッド・バイ- 簑田伶子短歌25*08-3-18
【短歌祭参加作品】かげろふの、むこう- 望月 ゆ ...短歌23*08-3-18

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