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どこからか音がしている

いまから探しにゆくんだ

ぼくらがはぐれた場所を


孤独がしみてくるよ

バイク、トラック、バス

クルマなのかどうか


どこからか音がしてい ....
もう二度と

会えなくなるひとなんて

ほんとうにいるのだろうか

この有限世界から

ぼくらはなにを失うというのか


慟哭の朝の光に

普通の日々が重なってゆく

もういちど問う


もう二度と
 ....
冬の日の午前

ちょうどそのくらいの影や音

たいせつなことを

たしかめるための明るさは

冬の日の午前

ちょうどそのくらいの影や音
死に髪の匂いをまく

夭折のバイオリニスト

ひとから愛を引き出して


古いピアノたたかれている

旧ソビエトの優雅なさ迷い


死に髪の匂いをまく

夭折のバイオリニス ....
朝日はしんせんな夕日だ

地上がぐるんとまわる

そのパトライト、警告灯


煙りをあげる化学工場のうえに

クレーンが首をもたげる造船所のうえに

オレンジがかっと屹立している


朝日はしんせんな ....
きみと過ごして朝、家にかえる

駐車場にはうっすらと雪

子供たちがクリスマスプレゼントをあけていた


きみのこころを

コピーして

オレの胸に貼る


きみと過ごして ....
引力について

月と地球

地球と太陽

おなじちからで

引き合っているとする

結果としてそういうことにする


気まぐれで

出会い、別れて、

連絡とりあって ....
せつないことの

ひとつくらい

かたむけたグラスで

ころがしてみれば

遠いあのひとは

かげのかわりに

 かぜのなか  かぜのなか


あなたをよんでみる

 ....
闇にうまれた水滴

   。

 。
      


   。


  。


音階があるならば

   。

 。
      


   。


 ....
四国の夜

ひっそりとしています

ひっそりとしているのは

夜ではなくて

わたしなのですが


宇宙のどこか小部屋から

その魔法なら知ってます


四国の夜

 ....
未来とは

刹那の最果てのことである

未来とは

刹那のはじまりのことである

未来とはつまり

現在、という

この一点に包含され

現在、という

この一点を包含 ....
変わらない時間

それが繰り返されている

そういう場所が

きみの心にはありますか


きまりきった場所を、

足ばやに、ゆき過ぎる、

魂を、みがく暇すらありません、
 ....
ならんだふたつの石を見つける

それだけで寄り添いあえていた

それに我々をかさねていたのだ


きょうも中秋の月は輝いていた

三叉路で

大人たちが行く先を探している


ならんだふたつの石を見つ ....
藍色のなかを

冷えてゆく町

この色のなかに

おまえたちのカルテが

ある


形なきものから


藍色のなかを

冷えてゆく町

この色のなかに

おまえ ....
Rin.さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(44)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どこからか音がする- 吉岡ペペ ...自由詩308-3-2
朝の光- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...508-3-2
しずかな光- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-18
優雅なさ迷い- 吉岡ペペ ...自由詩308-2-10
朝日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...208-1-11
ごめんよ、愛- 吉岡ペペ ...自由詩407-12-23
引力について- 吉岡ペペ ...自由詩207-12-8
かぜによばれて- 吉岡ペペ ...自由詩2+07-12-5
水滴- 吉岡ペペ ...自由詩707-11-16
四国の夜- 吉岡ペペ ...自由詩407-11-7
未来- 吉岡ペペ ...自由詩407-10-10
ふるさと- 吉岡ペペ ...自由詩207-9-29
三叉路で- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-9-27
カルテ- 吉岡ペペ ...自由詩107-9-19

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