ソルジェニーツィンが死去した。享年八十九歳だったという。
 かれの文学的な実績や政治にあたえた影響については、今後もいろいろな評価がなされるだろう。そして、今後どのような評価がなされるにしろ、「収 ....
誰も得をしない事を
するのが
今の流行らしい
 ミタクラヤシン
 
 ネイティブアメリカンの挨拶だ
 意味は君と私は同じルールの中で
 生きている仲間同士なんだよ
 仲良くしようと言う意味だ

 この言葉は人にも言うし
 植物、動 ....
 詩のことについて考える。自分が詩を書いているということについて、その意味を考える。詩を書くことに意味はあるのか? あるといえば、ある。ないといえば、ない。はっきり言えばよくわからない。だが、自分が詩 .... 蝶のように舞うのか蜂のように刺すのか
黒板消しを片手に、
アルファベットの「b」を脅す少女。
醜いわたくしに
飛んできた青い鳥は
自由とはかけ離れた
姿をしていた

ひどく疲れた翼は
取れることなく
痛みはそこから
生み出されている


あぁ空はどおだい?
あぁ空は重い ....
夜―コリアンハイウェイ。
広がるネオン 照らされた十字架のシルエット。
できることなら 僕はそこで祈ってみたい。
格子のすき間から チラッと見る神父。
椅子に座ったまま 声を喉に詰まらせる恋人 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=69564&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26cat%3D5

>「自分にとって詩とは何か」 ....
 こんな所に 靴を置いていったのは誰だ?―
道路脇の藪の中に くたびれた革靴が転がっている。
そこに一台の霊柩車が止まり、棺桶の中から少女が現れる。
彼女は靴に足をすべり込ませたが、いささか大き ....
(その1)

思い出すのは高階杞一さんの『早く家へ帰りたい』。

旅から帰ってきたら
こどもが死んでいた

で始まる詩だ。『キリンの洗濯』やら「タンスとダンスを」などの飄々とした詩で彼の ....
インディアン・パークに行こう
インディアン・パーク、インディアン・パーク
老若男女みんなが大好きな
インディアン・パークに行こう
手に口をあてて
アワワワとインディアンの真似をしよう
イン ....
飛行場にキャリーカーを引く女が降り立つ。
搭乗口付近、首からプラカードをぶら下げた男が立っている。
「おかえり!愛しのミニー!」
まるっきりお姫様な気分!彼女はすっかり気をよくして
ホテルのカ ....
ベンジャミンさん
「知らないことを知っている」に寄せて
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=64380


自分の思いを伝えて他人を感動させることが目 ....
何度も書き消した事で、汚れていた紙の上に
ペンが刺さっている。
「近づく事なかれ!」
「進入許さず!」
案山子のように見守るつもりで?
見守られているというのに―。
一万匹の野良猫たち―。私はそれを
誰もいない地下トンネルのなかで見た。
小さい火花がパチッ、と弾けるのを
「―死ぬまで身体をこすり付け合うのさ。」
イギリス人の学者の亡霊が囁いた。
 まった ....
国語の教科書
「急がないと」の「急」が
「魚」に見えた

魚がないと大変だと思っているうちに
心もひれになって
ふわふわと泳ぎだした

先生や友達もみんな
大きい魚や小さい魚 ....
少年は粘土でイカの化け物を作った。
「これは何?」と先生が訊くと
「バケモノイカ!」と言って、
あまっていた粘土をイカの化け物にぶち当てた。
ふっ飛ばされたイカの化け物は、
隣にあった「潜水 ....
どこからかまた盗賊が来て
盗んでいった
かまぼこ板だけなら良かった
かまぼこまで盗まれたら
僕ら家族はかまぼこを食べられない

子供たちは泥棒さんが来た、と大はしゃぎし
とりわけ下の子は ....
「うみ」
と書けば
白い波が寄せて返し

「そら」
と書けば
どこもでも青く

「もり」
と書けば
木々が香り

「とり」
と書けば
それは翼をもって飛びまわり

「ま ....
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