太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?
ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞくかんみんなほろびてしまえきみとか
ぼくはもう崩れてしまう塔の上きみの手首を紫にして
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ケータイの震えをピッと指で止め、いつもの声にからだ温もる
「何してた?」「月を見ていた」五百キロ離れた二人を結ぶ光を
電話だと君の声が近すぎて星座をつなぐ孤独に気づく
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輝くような明日が待っている
と
誰もが思わなくなったって
明日にしてみたら
たまには輝くのだから
輝きがいがないではないかと
愚痴をこぼす時代なのだ
と
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月明かりの下で
アゲハチョウは静かにため息をつきました
そして眠りに落ちました
色とりどりの花の間を飛び回る夢を見ています
月明かりの下で
風はアゲハチョウのため息を聞きまし ....
二人の姉妹がいる
妹が年上だ
あとから生まれたのに年が上。
姉が年下
先に生まれたのに年が下
双子ではない。
年齢は三歳離れていたはずだ.
なぜ逆転したのか
二人にはわからない.
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夢のような激しい恋
それは夢のままだから美しい
それが身を持って分かったのだから
あるいは私は幸せになれるかもしれない
勤勉で誠実な若者が
年をとってから
偉大なる賢者になるとは限らな ....
渋谷の町で何をためらうのか野良犬がひとり
歩道橋の前で階段を見上げている
さもエスカレーターかのように
タイミングをはかって
揺れている
俺はそれを見ながらネギ焼きで焼酎を飲んでいる
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