太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?


ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞくかんみんなほろびてしまえきみとか


ぼくはもう崩れてしまう塔の上きみの手首を紫にして

 ....
ケータイの震えをピッと指で止め、いつもの声にからだ温もる


「何してた?」「月を見ていた」五百キロ離れた二人を結ぶ光を


電話だと君の声が近すぎて星座をつなぐ孤独に気づく

 ....
輝くような明日が待っている



誰もが思わなくなったって

明日にしてみたら

たまには輝くのだから

輝きがいがないではないかと

愚痴をこぼす時代なのだ



 ....
月明かりの下で
アゲハチョウは静かにため息をつきました
そして眠りに落ちました
色とりどりの花の間を飛び回る夢を見ています

月明かりの下で
風はアゲハチョウのため息を聞きまし ....
二人の姉妹がいる
妹が年上だ
あとから生まれたのに年が上。
姉が年下
先に生まれたのに年が下
双子ではない。
年齢は三歳離れていたはずだ.
なぜ逆転したのか
二人にはわからない.
 ....
夢のような激しい恋
それは夢のままだから美しい
それが身を持って分かったのだから
あるいは私は幸せになれるかもしれない

勤勉で誠実な若者が
年をとってから
偉大なる賢者になるとは限らな ....
渋谷の町で何をためらうのか野良犬がひとり
歩道橋の前で階段を見上げている
さもエスカレーターかのように
タイミングをはかって
揺れている

俺はそれを見ながらネギ焼きで焼酎を飲んでいる
 ....
北原春秋さんのおすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
elephant- 本木はじ ...短歌906-1-31
星座をつなぐ- まほし短歌6*06-1-24
今でも明日は- ブルース ...自由詩7*06-1-13
まどろみの童話- イオ自由詩1*06-1-12
妹が年上- 殿岡秀秋自由詩206-1-11
若者よ- 和泉 誠自由詩4*06-1-11
ディキシーの幽霊- ---自由詩6*06-1-11

Home