紺碧の広大な海
入道雲の浮かぶ水平線

昼の照射する太陽
夜のほのかな光

海辺のカフェテリアで見た
異国の文字は夢で躍り

ここよりべつの何処かへ
いまよりべつの何時かへ

 ....
くぅるり からり くぅるり からん
時計の針が廻るごとに
時の糸を紡いでく
くぅるり からり くぅるり からん
紡いだ糸を織り上げて
あなたはそれを染め上げる
あなたの心が染め上げる

 ....
薄く透明な膜が私を包む。
他人と私とを距てている。

私から拒んだと言えるさ。
きっとくる
いつものことながら
風は 遅れている

いっそ青の真空中の扉の
鍵を稲妻であけてしまおうか
ウロボロスの純真は
宙にくちづけして
星を孕んでしまったようだから

いつか ....
流人さんのおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海とプランクトン- シホ自由詩107-9-14
願う- 明楽自由詩1*07-9-7
孤立- Cl自由詩205-10-29
裸眼の行方- こしごえ自由詩11*05-10-28

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