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60億人に
60億種類の天国

乳と蜜ばかり流れていて
野菜も食べにゃーいけんぞな
と 言われてしまう
天国

酒がうまくて
ねーちゃんはきれいで
下戸やゲイの方々には
少々気の ....
自分を
きりきりと
ねじこまないと
どうにも
ポロリと
はずれてしまう
よのなかで

自分を
ぺったりと
平らにして
はさみこまないと
どうにもおさまらない
よのなかで

 ....
神秘的な存在だとか
存在の神秘
なんてものは
そこら辺中に
いぎたなくころがって
散らかっていて

あえて
これが 存在の神秘です
などと言われても
どうにも気分が出ない

意 ....
こわれてしまったものがある

いつまでも続く夕暮れの中で

何も変わっていないのに

こわれてしまったものがある

見えるものは何も変わっていない

やっていることも 何も変わって ....
なにも
もどせない
どこにも
もどれない

じっとしていても
わけの わからないものが
ただ すすんでいて
だれも もどれない

こころ と
よべるものだけが
すすんでしまうも ....
こころの 
やぶれあなから
ひかりがさしこんで
ねむれない

あいまいな よる

ねむっているような
ねむっていないような
ふわふわと かたむいた
やみのなかで

ねむりは
 ....
真理

ない

真理

ひとも

わたしも

たまたまの

ここに

ない

真理

それが

真理


もうすぐ

ちから 

ぬいて


 ....
さみしさを

なんとかするために

生きているのではない

その程度のことは

わかっている

やりたいことも

やらねばならないことも

ある

ただ 信じているもの ....
ものがたりは

いつも架空で

むなしい

本当ではないことに

託した

本当のことは

なんだか

いつも むなしい

本当のことを

本当のことで

あら ....
わたしから あなたへ
ちいさなよるをひとつ
てわたします

あなたでなければ
もらいてのない
つめたくて あおい 
よるです

のぞきこむと きっと
かなしいほど 
なつかしいも ....
いのちは
ことばのかこい
かこわれていない
どこかひろいところを
ゆめみている

こころも
ことばのかこい
なにもかも
ちいさく ちぎりわけて
ぜんぶかこうことを
ゆめみている
 ....
はじまりまで
さかのぼってしまう
あとのまつり

おわりまで
みえてしまう
あとのまつり

おはやしのふえ
たいこと かねのおと
ふと とぎれたあとの
いたたまれない
がら ....
いつのまにか消えて行く風景を
私たちは いくつ持っているだろうか

記憶の中の風景が ひとつひとつ
消えて 入れ替わるたびに
在ることの認識は 立ちつくす

ある日 空き地になったところ ....
ひとつの 
しずかなうた だけが
うたわれている

ふるいふるいむかしから
いつも うたは ひとつ

たったひとつの
きこえないほどの うたが
みたされているなかで

わたしも  ....
めのみえない
さかなたちと
ふかいみずのそこを
およいでいる

ふかいみずのそこに
ひかりは とどかない

かきみだされた
みずのながれだけが
さかなたちの
そんざいを つたえる ....
ひざのうえで
てのひらのなかに
あたたかくまるまった
ちいさなねこが
しらないうちに
つくってくれた
やはりちいさな
とおりみちを
きょうはすなおに
とおりぬけて
もう ねむること ....
なにか
ことばにならない
ふくざつなりゆうで
あれをはじめたり
これをやめたりする

そうしなければ
なにかがちがうことだけが
わかる

とつぜんにおわった
はなびのように
し ....
ふしぎに しずかな
いまの ここで
めを とじて
みずを おもう

くろく あおく ひろがる
よるの すいめんを
おもう

うみのことも
かわのことも
おもう

てに ながれ ....
もちろん 夢だとか
期待だとかいったものからは
さめないほうがいい

実は 何もかも見えていても
見えないふりで
熱中していたほうがいい

だから
それができるときは
そうしていた ....
ほうむりさられた ことば
いしのへやのなかから
とつとつと とりあげて
いま ここで
ただ ならべる

ときと ひとと よる
みずは ながれる

あさは まだ
こない
みたすものではなく
うめるもので
うめつくされた
まいにちは

うめるものを すてて
みたすものを
そそがないと
もとには もどらない

わかっては いる

それでも
みたす ....
風に向かって 立つ          風に向かうと
風の音に 耳かたむける        それはもう ずぶぬれで
ここを知り              飛ばされないよう 
肯定するために     ....
花をめざしたのか
鳥をめざしたのか

風が吹いて
たかだかと のぼり
雨が降って
ふかぶかと しみこむ

そうだ
火をつけて
燃やしたのだ
だから 
大きく 大きく
ひろ ....
ふと 夜に出れば
中天に 月 あかるく
なおなお 夜 くらく
また 夜 さむく

何者が 見上げる月か
何者を 照らす月か

一度だけの いのちが
それでも ここで
どこにやり ....
手をのばせばとどく思い出の
目を閉じた手触りの
とりかえしつかなさ

誰も悪くない 罪
誰にもわからないのに 罰

今にしてみれば
もう陰っていた光の
ひとつひとつのしぐさ 
 ....
からだをまるくちぢめて
うたえないうた
かけないことばを
つぎからつぎへと
もてあそぶまよなかに
ただひとつのこる
ほんとうのことは
かなしい

かなでてしまえば
もうそこには ....
夏ではない海に
沈めてしまえるものでしょうか
私たちが紡いだ金色の思い出
もう 灰色の霧に閉ざされて
セピア色の彼方の風景

春ではない草むらに
置いていけるものでしょうか
遠くか ....
どこかで 何かを
救わなければ なりません

ひきとめることのできなかった
言葉たち

みんな みんな
振り返ったところに 流れていって
つなぎ止めることのできなかった
言葉たち
 ....
なにげない
なつの ゆうぐれ

そんなに たかくは
とべやしない
ふうけいの なかの
いっこだけの てん
であるところの
わたしが

おさまりきれない
でかすぎる ゆうぐれ
あ ....
まどろむ海月さんのこむさんおすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天国- こむ自由詩3*07-8-4
よのなか- こむ自由詩3*07-8-4
神秘- こむ自由詩2*07-8-4
夕暮れ- こむ自由詩5*07-2-8
もどれない- こむ自由詩3*06-6-1
よる- こむ自由詩4*06-5-25
真理- こむ自由詩2*06-5-2
わたし- こむ未詩・独白206-2-21
ものがたり- こむ未詩・独白3*06-2-14
- こむ自由詩4*06-2-2
かこい- こむ自由詩3*06-2-2
後の祭り- こむ自由詩2*06-2-2
風景- こむ自由詩4*06-1-29
うた- こむ自由詩2*06-1-27
- こむ自由詩2*06-1-27
通り道- こむ自由詩4*06-1-24
見ている- こむ自由詩1*06-1-23
- こむ自由詩3*06-1-21
これから- こむ未詩・独白2*06-1-21
ことば- こむ自由詩2*05-11-14
みたすもの- こむ自由詩5*05-11-3
風と光- こむ自由詩2*05-11-3
君は- こむ自由詩2*05-10-24
- こむ自由詩5*05-10-23
記憶- こむ自由詩1*05-10-23
うた- こむ自由詩3*05-10-23
水と風- こむ自由詩3+*05-10-21
救い- こむ自由詩2*05-8-30
ゆうぐれ- こむ自由詩6*05-8-16

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