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カッパカッパラッタパラッパラッパウンパッパ
パラソルデルソルシオモッテコイ

しっかり夏売り出し中、でも
パラッパラッパと雨降る梅雨日和
気の早い百貨店では
夏じまいセールだって
冷 ....
パッと見女子大生のパートのおばちゃんが
パットのラインの読むグリーン上

この文章を構築する商品は
デパートで賄えるに違いない

アパートではレパードは売ってないけれど
デパートでも ....
よのなかは

ブラックに

ライトアップされて

結構姦しい

煌煌とライトアップされた日本の形が地球上から消えるには
未曾有のブラックアウトでも起こらないと考えられない

 ....
ほたるがりしたら

おりひめとひこぼしをつかまえちゃった

うちではかえません

とママの怖い顔

しかたがないから

どうぶつえんにあげた

来園者数はうなぎのぼりで
 ....
東京には空がない。
そんな事は
遠い昔のおはなしになってしまった

新都心でも今はやりの高層ビルディングも
空に浮かんでいるよう
眼下には千切って零した緑の森と
トミカの車が血脈のよ ....
肌の表面から熱を奪ってしまう
チリチリと焦げ付くような視線が恋しい

ストーカーは勘弁だけど
犯罪一歩手前の絡み付く視線は、どこ?

釣った魚に餌はやらないのが信条の男ばかりで

 ....
今、会いたい人がいます
否、ずっと会いたい人がいます

会えない時間が
愛、育てるのさ
と言う流行歌が
昔あったけど

これは
会えると言う確約があるから
成り立つもので

 ....
風薫る五月は様々なニュースを吹き流し
五月雨が哀しみをぽとりと垂らす

滲んでいった誰かの想いを背負って
命にきりきり舞いしているときは

ライオンが行ったり来たりしている様子や
猿 ....
掃き清められた玄関先に打ち水しませんか?

天井にファンをつけても
南国特有の怠惰な湿った雰囲気は味わえない

そう、
空調で管理された夏が
置き去りにしてしまった夏もある

蝉時雨 ....
パンドラの箱だったのか定かではない

黒い魔法の小箱の扉を開けてしまった
目新しい冒険談のまっただ中をうろうろ
見る物聴くものうきうき楽しくって
実体験しなくても経験値が倍増していく
 ....
夏日を更新するはずの五月晴れが連れてきたのは
冬の残滓のような冷たさで
渺々と吹き荒れる毎に世間を震撼させている

鉄板を舞い上げてしまう風は
それでも人を飛翔させたりはせず
降下する ....
ぷくぷくとうまれ落ちるみどり

重なって、傘鳴って、昨日も雨

折りたたまれていく日のひかり

雨降りお月さんを泣かしたのは

さくらのかんざし、つげのくし

ヴィーナスにご執 ....
ねぇ、あなた
もしも生まれ変わるなら

春先の冷たい雨にも負けず
夏のカンカン日照りにも負けず
秋の変わり身の早い葉っぱにもめげず
冬枯れの寒さにも負けない
一本の
名も知らない気 ....
花冷えのころ
すきとおるあおと
ぬくもりをさがしながら
蝶のようにとびたち

風の声をとどけに
あなたの耳で
蕾になって

向日葵のだいたんな喜び
わすれな草のブルー
おしろ ....
あの時サ、カあサんにツケバ
きっと素直にパパに
おめでとうって
言えたかもしれない

あのひとが
好きとか
嫌いとかじゃなくて

どうしても
逆さまの箒と一緒に
さかさバケツ ....
大胆不敵な夏に
まっかでアモーレな大輪の花を咲かす為に
春は薄紅色の風を巻き起こすのだろうか

季節はちょっとばかり懺悔の告白をする

春のそよ風にそそのかされて
一足早く終日のたり ....
さくらの便りが届く頃にいつも思う

4月が新年度だからか
裸ん坊だった樹々が
色を着飾っていく時期に呼応するように
春は変化のとき、旅立ちや新しい出会いが

その大事な一歩を踏み出す為に ....
本日は雨であーる

お酒が呼んでいーる

羊の枕でグッスリうーる

快眠快便健康えーる

おーるナイトで遊ぼう、みんな

辞められない止まらないかーる

指切りげんまん約束 ....
人生は甘くないと言う事実を
嫌っていう程噛み締めて
後悔の海に溺れていく

人間辞めたくなっちゃったから
鉄腕アトム張りのロボットになろう
超合金とまでいかなくても
シルバーメタリッ ....
昨日までの鬱屈を
雨が洗い流したのか

カーテンを開けると
底抜けの空のあおさが
広がっていた

一週間の汚れを
一緒くたに
洗濯機にぶち込んで

ガラガラ回しながら

 ....
陽射しが緩む毎日に
空が
ひとつ
忘れ物をしました

宇宙まで透き通る空は
あおい色を
キラキラ煌めかせて

風に総天然色の花を
ふりまいていても

コートの襟を
かき寄 ....
りさちゃんに
2組に転校してきたけんちゃんって
かっこいいよねって言ったら
次の日の黒板に相合い傘で並んでた

この前、算数のテスト0点だった事も
オカアちゃんにバレちゃって
夕べは ....
たった一言の失言のせいで
創りあげたい美しい国の
議会はまた空転を続けている

かつての集団就職の金の卵たちが
機械化の波に押され
三高神話に駆逐され
猫もしゃくしも
大学と言 ....
地球上の七割は海で覆われているって言うけれど
性懲りもなく奪われてしまう命のせいで
哀しみばかりが満ちてきて
涙で水没しそうな勢いである
毎日どこかで涙が溢れ、乾く暇もなく
陸地面積を脅 ....
ピンとはりつめた

透明クリアなつめたさが

ほころびはじめると

乳白色の

おぼろなまくがかかる

天たかく、

空のあおさを

つきさしていた

はだかんぼう ....
目はこころの窓っていうけど
窓からみる眺めはいつもと一緒
あたしの気分次第で色を変える

太陽が燦々と降り注いでいても
なんか白々しい感じがして
底抜けの青空のせいで
自分までからっぽに ....
北の大地では薄荷味の風に
モンスター化した凍りついた樹々

海の向こうではこの時期
湯気を上げているはずの換気口が黙りこくり
狂った季節がピンクの花を咲かしている

バラバラの季節を ....
みちてゆく時にかけていくかたち

目もあわせられない圧倒的光量が
静謐な夜をペリペリと剥がすと
空が蒼く、色づいていく

日常の目紛しさに溺れそうになりながら
ビルの谷間を靴の音を響 ....
乾燥しがちなこの時期は

ハンドクリームは必需品なの

年末の大掃除に

家族団欒の為の炊事洗濯で

荒んでいくあたしの指先

心まで萎んでいく前に

栄養たっぷりのクリー ....
Hip, hip, hurrahの掛け声と供に
大音量の蛍の光の歌に乗り
夜空に大輪の色を咲かせ
また、新しい年が幕を開けた

HippieでHotなきみにHit
Are you Ha ....
銀猫さんのかおるさんおすすめリスト(135)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
*パラソル*- かおる自由詩10*07-7-24
*デパート*- かおる自由詩5*07-7-19
*ブラックライトアップ*- かおる自由詩10*07-7-14
*げっくゎん「どうぶつえん」*- かおる自由詩16*07-7-11
*雨音_2007*- かおる自由詩13*07-6-21
*砂漠に花を咲かせましょ*- かおる自由詩11*07-6-16
*会いたい*- かおる自由詩10*07-6-12
*植物園まで*- かおる自由詩9*07-6-8
*扇風機にコエ*- かおる自由詩11*07-5-31
*デジタル・ワールド*- かおる自由詩12*07-5-29
*あしたのわすれもの*- かおる自由詩9*07-5-19
*木漏れ日隠れ*- かおる自由詩10*07-5-5
*木陰*- かおる自由詩7*07-4-26
*耳の産声*- かおる自由詩25*07-4-24
*さかさバケツ*- かおる自由詩11*07-4-14
*春の告白*- かおる自由詩13*07-3-25
*青白い街灯の下*- かおる自由詩14*07-3-17
*アル・コール*- かおる自由詩4*07-3-10
*錆びないジェラルミンは*- かおる自由詩10*07-2-28
*シチューを煮込む鍋の隣で*- かおる自由詩16*07-2-22
*光がもどってこない*- かおる自由詩10*07-2-16
*にんげんスピーカー*- かおる自由詩13*07-2-8
*ひめさまへ*- かおる自由詩19*07-2-4
*涙じゃなかったらなんだっていうんだ*- かおる自由詩12*07-1-29
*つぼみ*- かおる自由詩11*07-1-26
*窓からみる*- かおる自由詩9*07-1-24
*あしたのかぜのむこうがわ*- かおる自由詩10*07-1-20
*昼の月*- かおる自由詩11*07-1-14
*ハンドクリーム・フォー・ア・ジェネレーション*- かおる自由詩6*07-1-11
*_H_*- かおる自由詩8*07-1-6

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