すべてのおすすめ
竹林には何がいる?
パンダ!
かぐや姫!
宇宙人!
わたし!
にょきにょき
にょきにょき
にょき

さてと
だれもいないね
上へ登り
上へ登り
化石を探す

柔らかい
砂で出来た
化石を探す

黄色い砂の
あいだに隠れた
化石を探す

一人で探す

毎日
毎日
探す

化石を探していると ....
一番良いのは
引き付けて引き付けて引き付けて
最後に足でも蹴り払って落とすこと
でも
それにはかなりの場数とテクニックが必要なので
テクニックの無い人は
古典的ですが
「押しの一手」
 ....
夢に
おばあちゃんが出てきた
おばあちゃんは
わたしに
お餅をたべさせてくれた
おばあちゃんの家の匂いがして
座布団と
掘り炬燵が
暖かかった
背中から風邪を引くからと
手作りの襦 ....
とても疲れていて目の前には男の子が5人
全員同じ顔をしていて
おしゃべりも大差ない
違いは
セックスのテクニックだけ
「上手」
「普通」
「下手」
「刺激的」
「つまらない」
ただ ....
そういえば、
田舎の道路ではよく猫が死んでました。
タヌキも死んでました。(彼氏が轢いた。良く出るんだこれが、夜。)
犬も。
おばあちゃんたちは良く、「畜生は後戻りできないから轢かれる」と言っ ....
一日に何度も何度も
「わたしのこと好き?」
って聞いちゃうのは
あなたがわたしのことを好きだって
信じているから
だから
しつこいって怒らないでね
もしもあなたの気持ちが
変わるような ....
田舎から出てきたばかりで
胸膨らます新入生
4月からどこに住むのかな
不動産屋は待ってます
みんなが喜ぶ学生さん
重要事項説明書
ひらひらさせて待ってます
これでもわりと良心的なほうよ
 ....
鬱蒼とした山々の間
引かれたレールの上を
走る
蘇る鉄橋の
下では
おばあちゃんがこぼれる
谷川に近い公民館は
オープン
クーラーは無く
扇風機がぐるぐる
回っている
まるでお伽 ....
マッサージで気持ちよくなって
つい眠ってしまった
目を覚まして慌てて会計に行けば
どこかで見知った顔が
「ごめんなさいお会計お願いします」
わたしがそう言うと
「まだですよこれからですよ」 ....
わたしは宇宙人を見つけた
自分でそう言っていたから
たぶん宇宙人なんだと思う

宇宙人はロックバーのトイレで煙草を吸っていた
フロアが混みすぎていたからだと思う
ずいぶん痩せているから
 ....
焼き場の待合室
薄いお茶と干菓子
食欲なんかないけれど
暇で
口に運ぶ
隣ではあまり見覚えのない
地味なおじさんが
やはりお茶を飲んでいる
季節は夏
蝉が鳴いている
もう少しクーラ ....
とても寂しそうに立っていたから
声をかけられなかった
檻の中
100センチの
ペンギン

タイミングが全て合ったら
結婚しましょう
氷の上で

夕方の風は冷たくはないの
ぬるいの ....
土曜日の夜ダンスフロアには見慣れた常連の男の子
何をやっている子なのかは知らないそんなことにはあまり興味ない
ビール片手にしばらく眺めてる今夜はどの子と遊ぼうかとぼんやり考える
一夜の恋人を探し ....
青い空
白い雲
かんかん照り
山の緑
田んぼの黄緑
風で稲の葉が揺れる
白い幟
神社では黒光りするお稲荷さんが
触れないほど熱くなっていて
崩れそうな鳥居の下を
坂道なのに走って
 ....
もう遅いよ
そう言ったら
あなたは泣いた
みっともないから泣かないで
と思ったけど
実際
言い出したわたしは
とても後味が悪い
別れ話は
途中経過は関係なくて
話を出したほうが
 ....
砂利道を歩いていたら駐車場に入り込んでいた
小さなアパートからぼんやりと光が放たれている
こちら側に足を向け男が寝転んでいる
手には携帯を持っているようだ
テレビがついていてちらちらと画面が動 ....
足音は立てないで来てね
待っているから
足音はいらないの
足なんかいらない
あなたはいらない
足音だけのあなたはもっといらない
雨に煙る山頂の駐車場には誰もいないから
誰にも見られないでいちゃつくことができるけど
そういうのも
もう飽きちゃったね

恋は続かないからいいんだよ
切ないと思えるうちが花

そうは言 ....
我慢しようとしても
だめ
我慢には限界があるから
でも
我慢したほうが
楽しくなることとか
気持ちよくなることとか
たくさんあること
おとなはよく知ってるの
でも
こどもには
教 ....
夕暮れに出会ったあなたと
お酒を飲んで
煙草を吸って
ホテルに行って
セックスして
テレビを見て
お水を飲んで
別れた

通りをふらふら歩いていたら
太鼓の音がぼんぼんぼんと
聞 ....
たぶん
狐がついてるんだよ
って
教えてあげたいけど
あまりにも
幸せそうだから
何も言わずに
遠く離れた場所で
ただ
静かに観察している
駅の階段を上がると
おいしいトマトソースが食べられるパスタ屋さん
「どうして地下鉄が地上にあるの?」
そう聞かれても

コーヒーとパスタのセットは550円で
メニューは二つしかない
トマ ....
たくさんの顔

顔が
わたしを見つめる
一心不乱に
恥ずかしそうに
真剣に
いいかげんに
夢現に
だから
鋏を持って
首を切ってやるの
ばちん
ばちん
ばちん
ばちん
 ....
体と心は
一緒だよ
気持ちいいことすれば
両方喜ぶでしょ
苦しいことすれば
両方嫌がるでしょ
なでなでされると
優しくなれる
みんなをなでなでしたくなる
お兄ちゃんをなでなですれば
 ....
子供をつれて大きな公園へ行った
大きな公園には大きな木があった
大きな木の枝は重そうに地面に垂れて青葉を繁らせていた
子供は喜んで木の枝に乗りブランコにし始めた
ごめんなさいね重くないですか
 ....
パーッと行こうよ
と言いながら
道に倒れて男の名前を
叫んでみた
冷たい男が好きなのは悪い癖で
妙に愛されるとすぐに飽きちゃうから
不幸なのは当たり前なの
同情しなくていいよ
と言いな ....
春の夜は楽園の匂い
夏の夜も楽園の匂い
楽園の匂いは花とココナッツと夜の匂い
大好きな人の体の匂い
体がふるえちゃうくらいイイ男の匂い
ふらふらとしていつのまにかしていたいの
考えるのはキ ....
スウィートルームに行こう
悩んでないで
キャッシュじゃなくても
カードでいいよ
いろんなことに
悩んだら
スウィートルームに行こう
お金がもったいないだなんて
そんなこと言ってたら
 ....
気がついたら
誰を見ても
ママになってた
道に迷った人がいれば
「かわいそうに、いま連れてってあげるね」
転んだ人がいれば
「あらあら大丈夫、泣かないで偉いわねえ」
寂しい人をみたら
 ....
千波 一也さんのチアーヌさんおすすめリスト(69)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
にょきにょきバンブー- チアーヌ自由詩606-2-22
化石を探す- チアーヌ自由詩406-2-17
義理チョコ販売員からのご提案- チアーヌ自由詩806-2-11
夢で見た- チアーヌ自由詩1206-1-5
つまらない日常- チアーヌ自由詩905-11-14
猫を轢く- チアーヌ散文(批評 ...6+*05-11-4
わたしのこと好き?- チアーヌ自由詩1105-10-27
ほんとうのこと- チアーヌ自由詩2+05-10-26
奥羽本線- チアーヌ自由詩1405-8-15
統合施設- チアーヌ自由詩1205-8-6
わたしの宇宙人- チアーヌ自由詩1905-7-23
おじさんの話- チアーヌ自由詩705-7-14
ペンギン園- チアーヌ自由詩1605-7-12
土曜日の夜ダンスフロアで- チアーヌ自由詩6*05-7-7
なつのおもいで- チアーヌ自由詩405-7-4
別れ話- チアーヌ自由詩405-7-4
美しくない場所で- チアーヌ自由詩705-6-26
足音- チアーヌ自由詩805-6-21
これから行く場所- チアーヌ自由詩605-6-16
楽しい我慢- チアーヌ自由詩205-6-13
笑顔- チアーヌ自由詩905-6-9
狐つき- チアーヌ自由詩805-6-8
東京の駅- チアーヌ自由詩705-6-1
夜のお花畑- チアーヌ自由詩305-5-28
なでなでしてね- チアーヌ自由詩705-5-20
大きな木- チアーヌ自由詩305-5-15
本能の食物- チアーヌ自由詩805-4-19
楽園の匂い- チアーヌ自由詩405-4-18
スウィートルームへ行こう- チアーヌ自由詩205-3-31
職業病- チアーヌ未詩・独白605-3-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する