すべてのおすすめ
わたしのことばが
唯一のものではないと知っている
幾千万の文字列を従えて歴史は動いている
止めどない比喩の群れを追って
捕まえた星のひかり
何億光年も前に息絶えたいのちの尊さを
思い出して ....
これを愛などと呼ばないで欲しいね
セックスは白痴の時間だよ
会話にもならないこんな行為、誰とでもできる
双方、
己が器官の快楽を追求しているだけだ

ああ、69ね アラビア数字はエロいよね ....
牛です私決めました出産ですお立ち会いのもと牛です私牛です出産です決めましたお立ち会いのもと出産します牛ました私です決めました私牛を出産します。


産まれました
白と黒の牛は仔牛と呼ば ....
               100419




本土の春が期待される

期待される本土
期待される本土
期待されるのは
本土
ほんど

ほんどほんどと
唱えるのではなく ....
  ぎらぎらの夏の果汁を飲み干してゆく君の喉が
  自動機械のように凹んだり膨らんだりするのを
  世界が終わってまた始まるときまで見ていたい
  すべての鳥の羽を一枚ずつもぎとって ....
うたた寝のあとに
頬についた畳のあとに気づく

ミンミン蝉の声が
ひぐらしの声に変わる

18時の空の色が
橙をを帯びた紺になる

宿題なんてないのに
妙な焦りを感じてい ....
おおきなこえをだすことができます

おおきなおとでおんがくをきくのがすきです


ぼくは
    ぼくは


おおきなおとでおんがくをききながらおおきなこえをだすことがすきです
 ....
二人の話声が
雨後のしじまに
遠のいて行った
それから もう
何も聞こえない
闇はゆっくりと
比重を増し
畳に拡がる
今夜も
夜が
卵を産みに
やって来た
そうして
いつのまにか
遊園地に入ってしまった
空は青い
コンクリートは白い
わたしはピンクのワンピースを着て
風船を持ってる
歪んだ観覧車
戻って来ないジェットコースター
馬の首が ....
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした






訪れたCH地方の緑の丘陵は、M川が西から東へ流れるダーク
グリーンのライン、N3が東から西へ切り込む水色の線。
天地分離南風 ....
蛍村の事








夜の湿ったシーツ

燐寸を点ければ

一寸先の闇の中の奥まった処に山があり、野があり、兎に小川、優しい鬼たちの里がある

何故帰って来たのかと ....
白鳥考








むかし、むかし、花束を手に鼻水垂らしてやみくもに団地をつ
っ走る緑のテイーシャツ青年がいました。赤炎筆尾殺樫手架毛呂
けちゃっぷ命之四朗という名前でした ....
舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生きるために殺す
悩まない
日陰で眠る
砂利道を歩いていたら駐車場に入り込んでいた
小さなアパートからぼんやりと光が放たれている
こちら側に足を向け男が寝転んでいる
手には携帯を持っているようだ
テレビがついていてちらちらと画面が動 ....
アパートの階段を
上がろうとして
あなたの部屋は
2階の真ん中あたり
これは夢だ
そう思いながら
わたしはドアを開けずにいられない
小さな1口コンロで
焼きそばを作った
火力が弱いか ....
あのころ
あなたの優しさに包まれて
ふたりで歩いた一本道

あなたが消えてから
ずっと近づく
勇気がなかった
この通り

寄り添った肩の
あたたかさ
出会ったことを
大切にしよ ....
さよならの「さ」は
さよならの「さ」

さよならの「よ」は
さよならの「よ」

さよならの「な」は
さよならの「な」

さよならの「ら」は
らっぱの「ら」

突撃らっぱ ....
池袋のスクランブル交差点
ど真ん中で俺は
釣り糸をたれる
ジョニー にぼしのジョニー
おまえはどこか
白い皿の上で美しく
干からびている
ジョニー にぼしのジョニー
おまえもかつて ....
恋心だだもれ
きみの恋心だだもれ
見てるこっちが恥かしいくらいだだもれ。
だから君の背中を皆が見てる。
君の後ろで応援してる。
貴方には幻滅だと僕が憤慨していると
貴方は「君は女に理想を持ちすぎだ」と呆れ顔。
そんなこと言われても
半分下着みたいな格好で胡坐をかいて
タバコ咥えて目の下に隈をつくって、そのうえ徹夜で麻雀 ....

知らない住宅街を
自転車で走っていたら
なんだか怖くて
気がついたら
みんなが家の前に座っていて
ああ困ったな
困ったな
そう思いながら
わたしはペダルをこぎ続けて
前から
 ....
頭上一面に広がる
果てのない青空
雲も 霞も 霧もなく
手を伸ばしても届かない
高みに
もっと高みに
果てのない青空
抱えきれないほどの
太陽光の乱反射

中空に浮かぶのは
ピン ....
駅の階段を上がると
おいしいトマトソースが食べられるパスタ屋さん
「どうして地下鉄が地上にあるの?」
そう聞かれても

コーヒーとパスタのセットは550円で
メニューは二つしかない
トマ ....
ちょっと固めのパウンドケーキ
ちょっと甘くないパウンドケーキ
わたしひとりで食べたい

あまりよく知らなくて
誰も知っている人がいない住宅地
わたしひとりで歩きたい

夜見る夢の中
 ....
ほんの少しピッチのずれた
不安な音楽を

誰のためでもなく
自分のために
「苦しい」の言葉一つで
泣きそうになるよ。
この手は
いっつも伸びきって
ながれる水もすくえないから

連れていって。
「なんでもないんだから」と言いながら
むずかしい話は、今日はよそ ....
二人、歩幅合わせて
歩いた道
存在したのは
幸せな二人と
後ろから
ついてくる
同じくらい
伸びた
二つの影
一緒にいるだけで
幸せで
目を見つめれば
想いが
通じあった
 ....
彼女に怒られた


まずアッパー200
次にイーグルキャノンボム
そしてヴァリオスプラッシュ
更にエクストリーム・クラッシャー・トモヒコ
で 起き上がり小法師ラリアッ ....
どこかの方から誰かが去って
白い砂漠がぽつんとあって
顔のない人が歴史の本なんか読んでいるのでした
私は私を側に置いて
私を見つめ続けなきゃならないのでした
ひとつ思うことがふたつに別れ
 ....
3・2・1・ポン
で死ねるなら死んでもいい
って思ってた昔
もし、タイムマシンがあって昔に戻れるなら
そんな自分をぶん殴るだろう

「死」ってのは
とても実感が持てないもので
何らかの ....
ふくだわらまんじゅうろうさんの自由詩おすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
間奏- かんな自由詩7*10-6-28
くそでも食らえ- salco自由詩18+*10-6-4
寄せる上げる潰す破裂- 手乗川文 ...自由詩21+*10-6-4
ラ・カンパネッラ- あおば自由詩2*10-4-19
天国とオレンジジュース- 草野春心自由詩210-4-6
デイドリーム・ビリーバー- かとうゆ ...自由詩6*09-9-1
ねこはまる- カチキ自由詩409-8-5
夜の卵- フクスケ自由詩4*09-4-23
きぐるみ- チアーヌ自由詩409-4-15
大麦小麦の大火事は黄色いラジオペンチでした- m.qyi自由詩805-8-21
蛍村の事- m.qyi自由詩605-8-19
白鳥考- m.qyi自由詩705-8-18
しあわせなけもの- チアーヌ自由詩1205-7-9
美しくない場所で- チアーヌ自由詩705-6-26
夢を見た- チアーヌ自由詩705-6-24
曲がり角- フォマル ...自由詩6*05-6-21
さよなら- たもつ自由詩1405-6-17
にぼしのジョニー- たもつ自由詩14*05-6-16
だだもれ- yuma自由詩3*05-6-12
男にだって乙女回路がある- yuma自由詩5*05-6-11
夜の自転車- チアーヌ自由詩805-6-6
ひとり暮らし- とうどう ...自由詩9*05-6-3
東京の駅- チアーヌ自由詩705-6-1
ひとりの愉しみ- チアーヌ自由詩405-5-31
不安な音楽- チアーヌ自由詩705-5-30
だらしないかも知れない。- かのこ自由詩505-5-30
- 小倉 夢 ...自由詩405-5-29
肉球でアックスギロチンドライバー- ayu-m自由詩205-5-29
誰かが去って- tonpekep自由詩7*05-5-29
死にたいと思った人々へ- ヤマト自由詩4*05-5-29

Home 次へ
1 2