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お嬢の小唄を
宙に放れば
おてんと様が照らしてくれる

小僧の小唄を
地に撞けば
根っこの隅々しらべてくれる

手毬唄、ひとつ
この手に優しい
中身かどうか
優しくこの手に帰 ....
ふわり、風

ふわり、髪

いつかの夏の真昼の丘で
風にそよいでいたきみのこと


ふわり、風

ふわり、髪

いつかの夏の真昼の丘で
きみの光が思い出に捕らわれそうで
 ....
おもいではいくつかぞえても どんな過去も おなじになるから
ときどき、かなしくなる

かなしいうたを、うたいなさんな

あけがたをみつめて

やっとねむりにおちて
なんで黙ってるか知ってるか? 街中を歩いていて
誰が詩人か
ひと目で
わかるのだろか

詩人らしい格好
たとえば
ベレー帽とか
黒っぽい服装に
サングラス?

詩人は
多分貧乏
だろうから
ブランド品な ....
君が見つめてくれたその言葉。

僕が君に捧げる君だけへの言葉。

互いを互いが認識するためだけの言葉。

即ちそれ愛言葉
まっさらなノートを買った
でも
それだけでは
所有にならない

光のようなシャツを買った
でも
それだけでは
所有にならない

汚さなければならない
涙が出るほどに
渾身の力で ....
砂糖漬けの果実のように
甘い甘い蕩ける旋律に誘われて
行った先は間の抜けた空洞
ウィスキーグラスの氷のように
冷たい透明な空気に飲み込まれ
言った後は気の抜けた風船

そんなデート
そ ....
強くなると言う事は
自分の弱さに
うまく付き合っていけるようになる事。
「・・・・何にもないね・・・・」
「・・・・うん、何にもないね・・・・」

枯れ果てる直前の海はただ広いだけで
船も浮かんでいなければ、海水浴の子供たちもなく
鴎の鳴き声も聞こえなければ ....
水槽の中に見える青空の
水面の雲の魚達の
そのはやきこと風の如しの
パレード

の!
棺桶に釘を打ち立てる音
葬儀場に響き渡って
弱い子供はわけもわからず泣く
強い大人も少しだけ泣く
おしまいの音
おわかれの音
自分の背中を
自分で押すっていうのは
かなり難しいことなんだけど
人間だけが
その方法を知っているんだ
予期せぬ通り雨は
水無月の頃

地瀝青の返り熱は
初夏の頃

夜風の冷たさは
去年の今頃

雨つゆで涙を洗い流したい
君を思い出す{ルビ手掛かり=キーワード}は
たくさんありすぎ ....
あなたを愛することがなければ

たぶん一生知らずに済んだこと

   
    せつないという言葉の重さ
   
    罪を背負って生きていく苦悩
   
    夜ごと幻影に抱か ....
夢見てラブソング
耳元から零れ落ちるの聞きながら
遠い彼方の貴方の謎解きゲーム
渡されて涙零れ落ちる前に
降り注ぐ私の黒い千羽鶴
零れ落ち消えてく私の
夢見たラブソング
近寄って
離れて
また近寄って
また離れて

ああ。目が回る。
酔った。

ユラユラ
2本あしの位置は定まらないまま
わたしはどこへいけばいいの?

また人のせいにしたりして
 ....
だから

今も

死んだと思いながら

生きている

月曜日の朝
二人、歩幅合わせて
歩いた道
存在したのは
幸せな二人と
後ろから
ついてくる
同じくらい
伸びた
二つの影
一緒にいるだけで
幸せで
目を見つめれば
想いが
通じあった
 ....
下ばっかり見てた
誰もいない
静かな空間に
  パチン
蚊を殺そうとした
手拍子の音
響いた
首が痛い

蚊は
視界から消えた
君は信号機

いつでも黄色く 灯らせた
好きな人ならいません

信じられる人ならいません

「誰が正しいのですか」

と訊いた時に答えてくれる人も居ません


この空は遠く遠く限りなど見せてはくれません

ヒ ....
ねえ 知ってる?
うさぎは 寂しくなると死んじゃうんだって


もしも私がうさぎなら
きっとずーっと前に死んでるだろうね


だって
貴方に会えなくてずーっと寂しい
好きやねん
めっちゃ好きやねん
ものごっつ好きやねん

大切やねん
めっちゃ大切やねん
ものごっつ大切やねん

離れたくないねん
めっちゃ離れたくないねん
ものごっつ離れたくないね ....
お母さんにたたき起こされる 平日の朝
立ちながら眠りそうになる 通学中の電車
一番初めにおはよう!と言ってくれる クラスメイト
ちゃんと話し聞きなさい!と怒られる 授業中
友達にいつも玉子焼き ....
彼の心がすき
恥ずかしくて愛しいから

彼女の心がすき
楽しくて笑顔になるから

貴方の心がすき
優しくてあったかいから

自分の心がすき
って言えたらいいのに
雨が

雨が降っています

悲しみの 雨が



寂しくなりました

もうあたしを温めてくれる人は

いないのです



そうだあたしは

あたしは狂っていたんだ
 ....
授業中
先生は必死で私たちに勉強を教えるけれど
私たちはそれに必死で応えてはいない

誰だって
勉強は面倒くさい

だから
絵を描いたり
横の子と手紙を回しあったり
寝ていたりする ....
絵の具みたいに

誰かの色と交じり合って 新しい自分になりたいの
風は 悠久の時を風化しました

草は 朽ちた誰かの命で成長しました

空は 嘘もない真実の青で{ルビ嘲笑=わら}いました




耳を澄ませば 声が降ってくる



 ....
くしゃみさんの自由詩おすすめリスト(203)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
手毬唄- 千波 一 ...自由詩17*05-7-15
ふわり、風- 千波 一 ...自由詩15*05-7-13
あけがた- 自由詩4*05-7-9
秘密(1)- 汰介自由詩105-7-8
詩人- 恋月 ぴ ...自由詩3*05-7-7
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日記捨ててください- 紫音自由詩4*05-6-22
つよさ- 月山一天自由詩13*05-6-21
凪の風の中で- もこもこ ...自由詩3*05-6-20
ドーレパ- 完食自由詩405-6-18
僕はおしまいの音を知ってる- haniwa自由詩3*05-6-18
勇気- フォマル ...自由詩5*05-6-12
六月- 自由詩2*05-6-12
吐露- フォマル ...自由詩7*05-6-5
夢見たラブソング- yuma自由詩105-5-31
恋に愛な者- 無知アコ自由詩1*05-5-31
正しく出来たことなんて何ひとつなかった- ピッピ自由詩705-5-30
- 小倉 夢 ...自由詩405-5-29
パチン- かのこ自由詩205-5-20
信号機- 神音自由詩305-5-13
欲求- 蝶番 灯自由詩405-5-8
うさぎ- 神音自由詩305-5-8
関西弁- 神音自由詩305-5-5
なんとなく- 神音自由詩205-5-4
こころ- 神音自由詩605-5-2
罪と罰- 蝶番 灯自由詩105-5-2
らくがき- 神音自由詩205-5-1
Color's- 完食自由詩605-4-29
波紋- 蝶番 灯自由詩6*05-4-28

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