榊が揺れて鳥が鳴いた
庭の隅
雨粒が降りてきた気がする
雨音が聞こえた気がする
冬模様の服を着ようとする頃
紙の上を走らないペンの先で
言葉にならない
遠くの音を待っていた
本 ....
メタンガスもフロンガスも
もうどうでもよくなってきたけれど
おれは戦うしかないらしい
最後まで いや
最期まで
おれは抵抗すると誓ったのだから
ポケットに手を突っ込む
最後のパイ ....
空泳さんのおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
言葉にならない
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霜天
自由詩
7
04-12-15
最後の一分
-
佐々宝砂
自由詩
6*
04-12-13