■宮澤賢治

 さて、先日図書館で宮沢賢治を借りてきたのです。ネットで詩をはじめた自分にとってあんまし本てのは食指が動かんかったわけです!!!!(ダメすぎ)面白いくらい詩を読んでないわけなのですが ....
毎日涙を流しても平気だと言うな








































叶うか ....
西武新宿線の下り各駅先頭車両の一番前っていうか
その、つまり運転手さんからとびら一枚隔てたすぐ後ろで
ぼくは黒人と並んで窓のそとをみていた
正午過ぎでさわやかな気持ちだった
俺たちはもう猛獣を ....
ぼくらは原始時代とか例えば雷を恐れて、んで
いけにえとかささげてたわけじゃないですか
でもいけにえとか関係ないですよね
別に神が怒っているわけじゃなくて
ただ雷が鳴っているわけですから。

 ....
終わってしまった音楽が

いつもいつも

後ろから ついてきます

楽しい音楽も

哀しい音楽も

もう 

終わってしまったのですが
立ち並ぶビル群の幽霊
ビル風が吹き抜けると
敷かれゆく風の線路の上
滑らかに空中列車は行き交う

乗客は皆視線を落とし
日常に見つからぬ出口を
携帯電話の画面に封じ込める

 「 ....
電車に乗るどこかに連れて行かれる
たしかに
どこかに連れて行かれる電車には
ひどい恐怖があるとくに
闇の
なかを走り続ける地下鉄の
なかの蛍光灯
にぽっかりと照らしだされた人たちが
何 ....
火炎
   のどから
      くラいひぇン
          太陽の
             のどの奥から
               ィ矢が出る
                ....
もう何年も前のこと
ある夜のブラウン管の中
孤高のステージで
赤毛を振り乱して歌う{注ジャニス=アメリカの歌手}

夭折した彼女の生涯を
ナレーターが語り終えると
闇の画面に
白い文字 ....
soulflowerさんのおすすめリスト(9)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
宮澤賢治に寄せて- 嘉村奈緒散文(批評 ...53*05-1-21
毎日涙を流しても平気だと言うな- 馬野ミキ自由詩805-1-11
西武新宿線_沼袋〜野方間- 馬野ミキ自由詩8*04-12-1
にんげんのげんじつと未来- 馬野ミキ散文(批評 ...9*04-11-20
音楽- こむ未詩・独白1*04-11-10
空中列車- 服部 剛自由詩25*04-10-3
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京都は乾いて六月に河原町を叩いて走る- 高橋正英自由詩14*04-7-7
白い文字- 服部 剛自由詩12*04-7-4

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