ぼくのヒフの内と外
外側は広くて、大きい
賑やかな世界
内側は見ることも
覗くことのできない
想像するだけ
ドキドキ
ゴックンゴックン
スーッとスー ....
輪舞する死の神々は
私のこころで
ほほ笑んでいる
今は亡き
あの人と
空の海で泳ぐ鳥は
一羽でずっと行く
私の魂を乗せて運び
あの人の魂と会わせてくれるために
どこまでも
....
指先をつたう 雷鳴
かかる
雨のなか 歌う少年
六弦に潜む 幽霊
誰か 聞こえねぇのかな
生きる希望と やらに ぶら下がる
縫われた からだで 息を吐く
風とともにぜんぶ剥がれて
....
勇気なのか、神様のいたずらなのか
未来を変えたくなった
誰に言われたのか、いつ信じたのか
未来は一つだけだと思ってた
見えている物はそんなに変わらない
ただスローモーションのよう ....
ひとりでいることの虚しさと、ふたりでいることの寂しさ。
おんなじ言葉を喋っていても、
人はそれぞれ、住んでいる惑星が違う。
おんなじ惑星の彼女に出会った僕は、
ただこの星にこもって、言葉の畑を ....
西門に向かい
震えながら
遠去かっていく声、
知らなかった貴女の素顔露わになる
瞬間 、最早もう掴み切れずに
既に素顔の消えて
想いの残響だけ
この心を温めて呉れて
また次 ....
がたんと ごとんと
夜を行く 列車の鼓動にゆられ
わたしは天井を見た
誰もなにも言わずに 座っている
眠ってしまったような
ジジジッ 電灯
ああ お前もそろそろか
もうすぐ わたしも ....
やさしい天使だって
夜がくれば おやすみ
そんなこと ばっかでさ
泣いたって だめみたい
見えなくなることも あってさ
オレンジ飴の 甘さに会いたい
いつまでも 浸っていたかった そこ ....
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