すべてのおすすめ
Raincoatはお嫌いでしょう sugarcoatで献じる嘘
Evilを真似てlive供給 アナグラムの愛 日々拝受
Glamorousなるgossipも才能なれば許容範囲
Automatic ....
夏の思い出がやさしい獣のように
部屋の隅でうずくまっている
私はその背中を見つめながら
眠ることもできずにいる

エアコンが微かに唸り
ぬるい空気を押し返す
飲み残しのペットボトルの水は ....
(じゅるりと甘い豊水梨
まだ食べさせられていない
疲れこんで放心
ひととおり過ぎてペタと座り込む)
 
一人で悠悠と横たわりながら耐える
くらしと
半生を捨ててあまい缶詰の汁に
溺れる ....
樹々のささめき
秋のまなざし
土の殻を脱いで
風鈴と戯れる
あの風のよう
出奔し
残り香をたぐる
民族という幻想の
ゲル状の遺跡を渡る
無造作に繊細に
ごぜの指先の
せつなの逡巡 ....
吃音の恋人の鳴き声は
滞る渦の中のガラス片
あるいは雨の日の蝶の瞬き
細かく光りながら吸い込まれていく

恋人 君の縺れを
優しい泥のように愛している
北国ではもうほとんど涼しい。秋の陽。こどもたちのみずあそび。さきっぽを踏んづけて、長い青いホースにはとても小さな小さな穴がいくつも開いていて、そこからとても細い細いやや霧状の水が勢いよく飛び出してきて .... たまに失敗するよね
そして自分を責めるよね
そしたらまた
失敗が重なっちゃって
嫌になっちゃうかもかもね
だけどねみんな一緒だよ
失敗ばかりで毎日送ってる
いつかそれが花咲いて
笑って ....
気づかないよ

 愛がよく理解できなかった
だからなのか歳をとっても
理解できているのかわからないけど
愛の裾野は理解を超えるほどひろくて

詩とは何かを悩み続けていると
ときどき現れ ....
世代や時代に割り振られ
多様性に翻弄されている
ニュースは同じ言葉を繰り返して
私の名前を呼ぶことはない

溶けてしまいそうな
ごく少数の部類を混ぜて
最高気温と心中しようか

バブ ....
儚いよ
過ぎゆく毎日
草臥れた帰り道
どこからか
ドレミファと
音が流れてきて
思わず見上げたんだ
ソラ
涙が出ていた
それは明るくこぼれてるから
小さな声で
シド
って呟くよ ....
夜が暑くて眠れないんじゃなくて
ただ眠りたくないから眠らない
そして、朝から仕事に向かう

太陽は痛いくらいの熱をそそぐし
私のことなんて放っておいてくれと想う
太陽は私のいない世 ....
浜辺に足跡のみを残して
消えてしまった彼は、
多分に、月影の下
影踏みに夢中で海に呑み込まれ消えたのだらう。
彼の影は異様に蒼白く冷たく光り、
私はそれを見た途端に
それが梶井基次郎の霊と ....
好条件好環境好都合によって好循環を作り守り通そうとするものは多いが、好筋によって好き人生を真っ当しようとする人は、少ない
筋を通すということは筋を作り守り、生み育てるということ
その良き筋を発見す ....
今夜、星をみつけた
あゝ、あの星が僕の星だとわかった
なぜか、心が心から納得してそう想えた

なぜか、豊かなやさしさが胸を満たし
未来は明るいのだと確信できた
今まで生きて来たこの ....
夜明け前の散歩
灯りのない家々を抜け
ちょっとした農道を行く

一人一人の孤独が夜露になって
暗闇を舞う小さなこうもり達の
羽を少し重くする

いつもの開けたどん突きで立ち止まり
ゆ ....
時は、風化の砂塵
  砂丘より 蒼い星を子どもたちが
みつめる
 大気のない無音のそこからみる
星は かぎりなくウツクシイ


集約される
かわらぬ 社会の列車は喧騒のすえ
プラット ....
水はきらめいて流れていく
藻は水面下に揺れている
風の爽やかなこと
子どもの頃から変わっていない

ただひとつ
望みが出来た
いつも誰かを望んではいたけれど
たったいっかいだけ本当に愛 ....
ドラッグストアでペプシゼロとヨーグルトを買った。
夜の店内は空調が効いていて、白っぽくて、乾いている。

手をつないだ恋人たち、メガネを掛けた会社員、綺麗な身なりの女の人。
みんな等間 ....
あなたとわたしの間に
ある言葉は
私を優しく包む

あなたとわたしの間に
あるおもいやりは
私をほっとさせる

あなたとわたしの間に
あるしあわせは
私を愛で包む
昨日初めて読んだ詩が
こころの中から離れない
魂だとか
言霊だとか
そんなもんを信じているわけじゃないのは
云っとくぞ?

こころを
侵食しやがる
こころを
食べ尽くそうと ....
僕は君と一緒に広い世界へ

柔らかな間から出てきた僕は常に君の中で戦い
生活して働いてきたよ

君は僕のことを知らない
僕の顔を見たこともない
それでも僕は君とともに生き
君とともに終 ....
思考活動の絶えることなく
たてまわりよこまわり
鈴の音鳴らし続けて
脳髄に絶えず足音残し
次第に頭の周りを廻りいき
浜辺に打ち寄せる波の周期か
私の覚醒意識に感じ取れるもの

くるくる ....
目覚める 朝に
内から外へ
巨大な陽の昇る

銀のジャングルジム、
登り棒をするする上へ
雲梯の二段飛ばし

遡る記憶の奔流 頂きへ、
沢登りの源頭へ 忘却の壁突き破り

朝に  ....
詩人は真実をしか詠ってはならない
言葉を軽く使う人はくたびれたロバ
わたしは天翔けるペガサス
処女乗せ走るユニコーン

言葉の翼を使えばどこまででも飛べる
子どもの日夢見たこと
変身願望 ....
 心の跳ねとぶような白に
 目を見張る
 おおよそ神秘な所で
 香り咲いた月下美人
 
 一夜、月の輝きのなかへ
 身をなげだし
 実もつけない花の
 湧きあがる純白は何故
 そんな ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう

丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
 ....
 薄緑の歩道橋の真ん中で
 さざめく街の空中で
 立ち停まっている女を見た

 遠目で黒い日傘の女をみつめていると
 眠くなり汗がじわっと体を包む
 街の建物の間を
 車が川のように流れ ....
誰が言ったか知らないが
 言われてみればそんな気がする

            森田一義

  ※    ※    ※

女は言った。薔薇よりもあのマンションの方が良かったわ。と、
 ....
弱い
自分を
弱いと
認める
ところから始める。ああ
ある人がこう言ってくれた
自分の弱さを自分で認められる人は
ある意味強い人だよ、と

人は変わる
人のこころも変わる
変わら ....
自画自計さんの自由詩おすすめリスト(34)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
REGARD- 福岡朔自由詩2*25-9-7
忘る夏- 青の群れ自由詩625-9-7
旅がまたはじまる- 唐草フウ自由詩9*25-9-7
彼女のゼリービーンズ- ただのみ ...自由詩11*25-9-6
縺れ- はるな自由詩625-9-6
ちいさい夏- 本田憲嵩自由詩1725-9-6
失敗なんてね- 降墨睨白 ...自由詩5*25-9-5
気づかないよ- 足立らど ...自由詩7*25-9-4
残る夏- 青の群れ自由詩725-9-3
ソラの涙- 自由詩12*25-9-3
眠りたくない- 秋葉竹自由詩425-9-3
影光る- 積 緋露 ...自由詩425-9-2
天才- 鏡文志自由詩7*25-9-2
僕の星- 秋葉竹自由詩325-9-1
夜明けまで- ◇レキ自由詩825-8-31
時の砂塵- 月乃 猫自由詩17*25-8-31
愛することが- 杉原詠二 ...自由詩5*25-8-31
石鹸の匂いのする、八月の- ねことら自由詩2125-8-31
あなたとわたしの間- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-31
詩のうた- 秋葉竹自由詩425-8-31
お花畑の僕より君へ- 栗栖真理 ...自由詩5*25-8-23
詩想、私なるもの- ひだかた ...自由詩10*25-8-22
さようならの朝- ひだかた ...自由詩525-8-21
詩人と真実- 杉原詠二 ...自由詩3+*25-8-20
This_Night_- リリー自由詩22*25-8-20
横浜へ- 花野誉自由詩13+*25-8-19
私が育った街- 自由詩12*25-8-17
歩道橋- リリー自由詩17*25-8-10
我々は薔薇に興味がない- 降墨睨白 ...自由詩8*25-8-10
自分を信じよう_このいのちを- こしごえ自由詩10*25-8-9

Home 次へ
1 2