少女は少年に手紙を出した。
 少女はポストの中に手紙を入れた。

 手違いで海を渡った手紙は、雨の湿気の清潔な部分を少しづつ、選別しながら含みはじめた。
 シベリアの炭鉱は、その手紙を炭の中 ....
ポケットの中は未明
取り出すほどの時間でもなく
今日は雨が降っている


最近降り続いた雨は
最後まで雪にはならなかった
そして僕は冷えた手を
ポケットの中にもぐりこませる
 ....
夕暮れになると
ばくは星間に漂いはじめるのだった。

追いつめられてすきとおっていた
声なき声は銀河の構造
肉体を失って誘いを待つあなたは光の粒子
粒子は崩れぼくは光速で見えないあなたを通 ....
泣いてしまいそうなとき
不安でたまらないとき
心細いよね
つらいよね
そんなとき ぼくの
そばにいて支えてくれる
君がいる
君といれば
何で乗り越えて
いける気がす ....
幸亜さんのおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かすかな声に、いつも耳を傾ける- ういち自由詩8*05-1-23
- ピッピ自由詩6*04-12-24
我がうちなる銀河を低空飛行する- 五十嵐  ...自由詩3004-12-16
感謝のキモチ- 離衣自由詩104-11-21

Home