また夜になり
今日という日をカウントする
)お隣さんは明日で四十一、だという
)いただきます、いただきます
)白壁越しにやり取りして
カウントする先から
磨り減っていく肉身に
明 ....
かなしみの
青が降る
透明、
ただ透明に
なっていく
己の体
幾億もの幾兆もの者達が通った道
途、未知、溢れ
枯れ果て、移行する
闇の光の奥の
ふるふる震え揺れ
時の ....
肉身の疼く
今宵の静けさに
心は乱れ不安に駆られ
詩と死と戯れる余裕すらなく
焼酎を二杯、三杯と
焼け付く視界に
蜘蛛の巣張り
払いのけても払いのけても
辺り一面の糸は ....