砂塵がもうもうと上がる
町ひとつが燃え上がるようだ
夕景
しばらくして車がガタガタと揺れる
土の渦がフロントガラスの向こうを通り過ぎる
渦、渦。
もうもうと
風が通り過ぎる
有刺鉄線をいじっていたら
異常にこんがらがって溶け始めた
俺の熱のせいか、指先は既に燃えていた
閉じ込められたまま閉じ篭もったまま
砂漠に墜ちたプロペラ飛行機
赤いいきもの達が列を ....
目覚まし音
…再び
スヌーズ
…諦め
ただのおとさんのおすすめリスト
(3)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
突風
-
黒田康之
自由詩
2
21-2-25
熱砂
-
ひだかた ...
自由詩
10
21-2-24
朝
-
ヨロシク
自由詩
1
21-2-24