いつか、きっと忘れていく。
雨雲がときどき、力をかしてくれたこと。
窓の向こうに広がる夕焼けが、美しかったこと。
きみがぼくの心を、やわらかい色に染めてくれたこと。
思い出さなくなっていって、 ....
{引用=無垢な滴よ
そのドアの向こうには何があると思う?
こちらとあちらが
交わらない為に生まれた
無垢な欲望よ}
私の部屋には壁がない
けれど、室内にはじっとりと
危うさが飽和 ....
我思う 君がいたから 我がいる
片想い 文字に嫌われて 清々だ
解かれゆく 長き夢見し マロンかな
君は何故 そこに詩が有ると答える
生きすぎて 都市伝説の君となり
神さまは
叶わない愛なんて知らないって言ってた
幻の夜、
カフスボタンの別れて落ちた砂浜に
砂の城がまだ崩れ切ってはいなかった
知ってる
紫の夜空に浮かぶ
白い雲が
地上に ....
九十歳になった
築五十年の家にしがみついて
まだ生きている
妻はもういない
子もいないからもちろん独居老人だ
介護施設には入らない 煙草が吸えないから
死ぬまでこの家にいる
死に方は ....
一条の光、
緑の木立に射し込む
それは静かな正午過ぎ
私は独り、イートインで
アイスコーヒーを啜っている
)ゆっくりゆっくり流れる時間が
)いつしかゆるゆる止まり始め
)魂はまたうっ ....
忘れられない事を
確かめるためだけに
息継ぎを繰り返すのだろう
(葉桜は永遠に葉桜やったわ)
灰に塗れ肺は汚れて骨肉はさらされ血の流れは遠く故郷のくすんだ川面のような在り方しか出来ない ....
源 想さんのおすすめリスト
(7)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
とけていく
-
水宮うみ
自由詩
1*
19-4-28
結露凍結
-
R
自由詩
3
19-4-28
生きすぎて_都市伝説の君となり
-
足立らど ...
川柳
2*
19-4-27
叶わない愛なんて知らない(カフスボタンが落ちた砂浜で)
-
秋葉竹
自由詩
9
19-4-25
朝の日記_2042夏
-
たま
自由詩
15*
19-4-24
独り、イートインで
-
ひだかた ...
自由詩
7*
19-4-23
葉桜の季節に
-
帆場蔵人
自由詩
14*
19-4-22