夏の花巻
駅を降りたち
しばらく歩くと
緑の草地の中に
北上川はあった
イギリス海岸に
たどり着いて
小高いところにある
一つのベンチに腰掛けたとき
思うこと考えることの相違が
....
はらりおち/るる。
きぬずれの/おん/を。
ひそめて/おります。
ふぁさり/おりにけるわ。
なりにける/われずに。
ありにける/ありにける。
だきしめたるわ/おん/を
ひそめて/おり ....
夢の中となりに座ったあなたと話すことが出来なかった
夢でもいいから会いたいと願ったあなたがすぐ横にいて
あなたはもはやあなたではなくわたしの心の影法師なのに
あなたを知りあなたの心を慮ることで虚 ....
雪のふりつもる音を
私の耳はとらえているのだろうか
青い夕暮れに白い雪ぱらぱらふるふるもっとふれふれ
夜 雪は少しの光を乱反射してほのかに明るく
しずかに しずかになっていくけれど
....
蛇がいる
君の微笑む裏切りを
しんじず毒牙で首すじを吸う
キラキラと
瀬戸内海の橋である
入り日を吸い込み赤い息はく
音も無く
飛んで火に入る蜂の羽
そして泣いてるみ ....