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手を伸ばせば届くのに
あなたは誰も殺さなかった
私は翼の生えたものを
片っ端から撃ち落したのに
あなたと共に幾星霜
菌類みたいに蔓延る夜を
私は一人月を眺めて
目が潰れる程に待つだろ ....
休日の子供が
鳥の群れのように
冬の午後の光を切っている
大人はいつか風だったように
涙を溜めて
ベンチに座りながら雲を眺めている
人だったことを忘れて
人ではなくなろうとしなが ....
もう死んでしまいたいと
好きな人に秋波を送られて
それが無上の幸福である
愛の本当はいつでも皮肉だ
この世界でたったひとり
誰にも別れを告げられない
神様という名前の人間を
慰撫する ....
あなたが愛しいと思ったので
私はまだ生きられるようです
悲しみの井戸に寄り掛かり
絶望の月が昇るのを夜通し仰ぐ
彼らは私のことをゴミだと思い
おべんちゃらの檻という屑籠に
入れることにした ....
皆が眠っている
名もない森の奥でひとり
鍵のかからない牢の中
静かな寝息を立てて
必要とされないから
人を愛したことがない
必要としていないから
人を憎んだことがない
虚空を眺 ....
突風を受けて 開いてしまった扉は もう閉じられなかった
蝶番が壊れてしまって 斜めに動くようになって
いつでも誰かが 乱暴に斜めに立てかけているが
風が吹くと枠にしこたまぶつかって ....
書くことも読むことも
見ることも聞くことも
話すことも黙ることも
なんにも出来なくても
泣くことは出来るだろうな
生まれたその瞬間から
ずっと人は泣いてるんだな
なんで生まれるんだろ ....
言葉は既に言葉でなく
幾重に重なる感情の音
頬を晒して風を待つ
黙った私には読めない
天から慈雨が降るなら
力は地上から芽生える
さあいつか腕を掲げて
飛べた時の空の記憶を
古 ....
この曲を聞いたら寝よう
悲しくもないのに
溢れる涙を拭いながら
そう思うだけの一人の夜
好意は犠牲で
皆は現代の特攻兵
散ることで信頼を裏切り
落胆させる事は確かに
嘆かわしいけれ ....
歌えない鳥が泣いていた
飛ぶことなら出来たのに
どのくらい狭い世界で
どのくらいの間
眠って過ごすのだろう
優しい言葉を持っていた
ただそれだけで妬まれて
傷だらけだねとあな ....
一体何十年引きこもったか分からない。私にとっての本職は引きこもりで、引きこもったのが就業期間なのだ。たまの休みに誰でも代わりのきく安い仕事を得て働きもするが、本当にそれはたまにで、始終自閉的な精神状態 ....
涙は枯れ果て
荒涼とした心に
突き刺さる
HUAWEIの誤作動
何故そんなに
広告ばかりを告げ
ポップアップし
必要な事を隠すの
この小さなキーで
出来る事を
ただ当たり前 ....
足立らどみさんのyatukaさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛
-
yatuka
自由詩
2
23-1-18
デパート
-
yatuka
自由詩
7
23-1-9
遺伝子
-
yatuka
自由詩
2
22-5-15
朝顔
-
yatuka
自由詩
2
22-5-3
朝
-
yatuka
自由詩
2
22-5-3
まっしろ
-
yatuka
自由詩
2
21-11-15
居眠り
-
yatuka
自由詩
2
21-9-1
儀式
-
yatuka
自由詩
3
21-7-4
未草
-
yatuka
自由詩
1
20-5-3
鳥
-
yatuka
自由詩
10
20-2-1
お茶の時間を
-
yatuka
散文(批評 ...
2*
19-12-14
インターフェース
-
yatuka
自由詩
1*
19-12-5
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