いつからだろうか?
キャンバスに黒色の点を描いていた

いつからだろうか?
キャンバスに黒の塊を描いていた

いつからだろうか?
黒だけでは物足りなくなった

いつからだろうか?
 ....
空には色々な景色が

雲ひとつない晴れた空

静かに沈む夕焼け

雲に隠れた金色の月

海には色々な景色が

飛び交うクジラの群れ

静かに漂うカラフルボート

飲み込まれ ....
"華麗に終わるはずもない、そんな末路もしかたない人間だもの"

 靴を揃えて、
 
(やさしい歌よりも悲鳴が好まれるなら
かなしみになけ、朝告げ鳥を抱きしめ
盲いた ....
慄け優しい昼の日差しに
女の帽子の湾曲の叫びを
手を差し延べるのは誰だ

静かに発酵していく発泡と発疹
すべては突き刺さったアイスピック
それはそうだとしてなんでもない

バスが曲がっ ....
ひとつひとつ
よくみるとちがう
おおきなかたまり

くっついたり
はなれたりしながら
かたまりは
おおきくなる

かぞくとか
しゃかいとか
こっかとか
せかいとか
おおきさで ....
耳から咲いたうつくしい花の声たち
眠っているときだけ、咲く花がある
あなたはそれを観る事はないだろう

生きた証し、誰かの
言葉に耳を傾けた証し
母さんの声は咲いているか
愛しいあの娘の ....
主治医に休むようにと言われてね



主治医に休むようにと言われてね、まだ頑張らないとって思ったけど、主治医に休むようにと言われてね、まだできてないって思ったけど、主治医に休むようにと言われて ....
二〇一四年六月一日 「偶然」

 あさ、仕事に行くために駅に向かう途中、目の隅で、何か動くものがあった。歩く速さを落として目をやると、飲食店の店先で、電信柱の横に廃棄されたゴミ袋の、結ばれていたは ....
さむいさむいふゆのなか、雪でできたおうちに住むきつねの親子がおりました。
「いってくるわね。」
きつねの母はこれから、こぎつねのために狩りをしに行くのです。
「いっしょにつれてってよ!ぼくだって ....
 一〇月二十五日、三時に起床しそのまま厨房に入った。単独行者の朝食が五時だったので、余裕を持って作業するためには早起きをする必要があった。とは言っても、グリルで魚を焼き、厚焼き玉子を焼くことくらいで、 ....  八月中旬から十月初旬まで、延べ十二日間の登山道や古道整備に出向き、そこそこの賃金を得た。夜明け前にヘッドランプを照らし、山道に分け入る時の締め付けられるような嫌な感じを幾度か重ね、ようやく解放された .... 窓を叩いていますのはだれでしょう
だれでもありません、星明かりです
星明かりではありません、月明かり
月明かりでもありません、家守です

家守の足跡追いかけてだれが歩いて
いくのでしょう、 ....
トイレに 貼られた関門海峡の写真
そのくせ 見る事のできない生まれ故郷


「もし そこにいるのなら返事して」母は言う
補聴器をしなければ何も きこえず
わずかに光だけを感知する あなたの ....
どうにも焦点の合わず
伝わらない
おかしいと思えば
水中にいるようだった
息が続かなくて
半分も話せない
また
貧血で倒れるのか

よく聞こえないと
疾うに
誰も言い飽いて
貰 ....
許されるならば
喜怒哀楽の頁にはさみこんだ
しおりをほどき
薔薇のトゲのように
愛は血まみれの行為であったと
旅立つひとに告げたい

愛は規範をもたない
むくんだ背すじに頬をあてて ....

近くの家で赤子が大泣きしている
苛立って母親の叱りつける声が重なる

空には紅い満月
まるで血にずぶ濡れたボロ船みたいに浮かんでいる

この地球は
この世界は
いつ粉々に砕けるん ....
 今日は落ち込んだことがあった。
 職業訓練の筆記問題の算数の問題が半分ぐらい出来なかったのだ。事前に例題で連立方程式の解き方を思い出しておいたのに、小数点が混ざった乗除の計算をする際、約分の時に必 ....
絶望で産まれた2人は
泥沼で子を成した
誰かの声がしている
奇跡だとか運命だとか
名付けたいばかりの他人
2人はとっくに眠って
新しい家族と川の字さ

片方は美しかった
もう片方は肥 ....
部屋があたたかいと何も書けなくなった、つま先も踵も地表にはつかず、ふっとうしたひかりになった、七月生まれの人がかに座になって、星座は煮えたぎったあぶくのようだ、部屋があたたかいと何も書けなくな .... どうせ狂ってるなら詩人ぐらいが適当だ
アメリカは暫くは大変な様子だろうけど

妻は何時も歳時記をかたてに句をひねり
僕は使いっぱで夜金を稼ぎ汗をかくんだ

でも良いこともいっぱいあって内緒 ....
家族がぶら下がっている洗濯竿
洗濯槽の中で 
腕を組んだり 蹴り飛ばしたり
しがみついたり離れたりして 振り回され
夕立に遭い 熱に灼かれながら
それぞれの想いに色褪せては
迷いの淵を 回 ....
言わなかったことの中にあるものを
あなたは詩の中に忍ばせはしたけれど
それがあなたのほんとうの願いでないことは
こんなぼくでも少しは知っていたと思う

あなたはやさしくない
宇宙がやさしく ....
手筒も良いけどりゅうせいだ
手を引かれて黒山の人だかり
飴屋の屋台の先
小さな祠の向こう
いつの間にかはぐれて
通りが開けて横たわる宵に

流れて

消えて行く

余計に闇が深く ....
月が傾く音がして、
ぼくはぽっかり目をあけた。
カーテンごしに見えるのは、
ボタンみたいなお月さま。
瑠璃と茜の縫い糸で、
びろうど夜空にとじてある。
きっとお仕事したひとは、
てさ ....
わたしの箱庭に
あなたは知らぬ間に住み着いた
わたしの瞬きと
全く同じ速度で歩くあなたの長い脚
箱庭に建てた立派なあなたの小さなお城

あなたは毎日
聖書を洗いながら歌をうたってる
わ ....
私は嫌われた鳩である。
踏みにじられた首である。
細く細く連打する。
首はやがて脈打ちながら蛇となる。
這いつくばって、あの人の太ももに絡みつく。
赤く細く滴る血を私の中にください。
逃れ去っていく
逃れ去っていく記憶の
その核心を掴もうと
広がる鉛の海を泳ぐ、泳ぎ続ける
 
 失われた薔薇の花と団欒
 終わった関係と更地
 虚脱の時を刻む秒針

静まっていく
 ....
緑色がかってたバラ肉
手の込んだフローティング広告
外国の森のパッケージ
革命みたいな歩き方
ゴミを出し忘れ
昔の大事件特集
痩せちゃった元選手
見分けだけつくキャラクター群
途切れた ....
美しい青と真っ白な雲を
もう幾度も受け流して夏が
終わろうとしている
なし崩しに雨が続いたり
雷に眠れなくなったり
虹や変わった雲より飛び抜けた何か期待して
がっかりして泣くんだ
翻弄さ ....
とても間違った言いまわしが
ひとに伝わってしまったとしても

とてもお気に入りの財布が
型崩れしていくように
しょうがないことだ

人はエンジンのまわる間は
やすみなく動き廻って

 ....
もとこさんのおすすめリスト(1145)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自傷キャンバス- 瀧石夢真自由詩121-10-17
やがて景色は- 瀧石夢真自由詩121-10-14
暇つぶしによる暇つぶし- 帆場蔵人散文(批評 ...421-10-5
もうバスが来るころだろう- 帆場蔵人自由詩521-4-24
群れ- 入間しゅ ...自由詩321-3-27
たまゆら- 帆場蔵人自由詩12*21-3-6
主治医に休むようにと言われてね、- 入間しゅ ...自由詩521-2-22
詩の日めくり_二〇一四年六月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*20-11-11
こぎつねとまんまるお月さま(童話)- 月夜乃海 ...散文(批評 ...3*20-11-6
紅葉狩り- 山人散文(批評 ...7*20-10-26
伐採- 山人散文(批評 ...5*20-10-18
なんでもない夜の戯れ- 帆場蔵人自由詩620-9-25
あたかも_森が海を恋しがるかのように- るるりら自由詩13*20-9-19
向こう側- よしおか ...自由詩120-9-16
- 白島真自由詩1720-9-12
紅い満月- こたきひ ...自由詩320-9-12
9月11日の付箋- 道草次郎散文(批評 ...5*20-9-12
死神- yatuka自由詩120-9-11
うそ- よんじゅ ...自由詩4*20-9-11
トリフィドの日- 梅昆布茶自由詩720-9-11
洗濯物- 為平 澪自由詩320-9-8
おやすみなさい- 道草次郎自由詩2*20-9-7
りゅうせい- よしおか ...自由詩220-9-7
Childhood's_End- 千代弦自由詩520-9-7
箱庭のあなた- 桜蜜自由詩320-9-7
- はにかみ ...自由詩320-9-6
その時その瞬間〇寂寥と平静- ひだかた ...自由詩720-9-6
enum- なけま、 ...自由詩120-9-6
言いなり- よしおか ...自由詩520-9-6
むき甘栗食べながら書いているのでごめんなさい- 梅昆布茶自由詩1120-9-6

Home 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39