青い青い海を
裸で泳ぐと
魚の頃の私に戻り
手足も自由になり
心も自由になり
そして、そして
どこまても…どこまでも
私は泳いでいけるような
そんな錯覚 ....
{引用=
朝がほどけると、水面に横たわり あなたは
かつて長く伸ばしていた
灰色の髪の、その先端から
魚を、逃がす
皮膚は、透きとおって ただ
受容する 水の、なまぬるい温度だけを
....
蝶が、
たくさんの蝶が舞っている
ビルとビルの稜線で区切られて
行き場を失くした空に
乱舞する蝶たち
今ある全ての理は、夢のように移ろい
留まることを知らない
....
折れた芯囲む分厚いダウンから私をみては首引っ込める
嫌われることが嫌いな君いつも人から嫌う自由を奪う
坂道をペダル漕がずに下ってく向かい風には慣れて久しい
嘘だけ ....
stereotype2085さんのおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
海
-
薫子
自由詩
3
17-3-19
記憶を、汲む
-
望月 ゆ ...
自由詩
27*
17-3-19
胡蝶の夢
-
長崎哲也
自由詩
8*
17-3-10
向かい風
-
深水遊脚
短歌
2*
17-2-4