枯れ葉を踏む
君の横で
声をかけられず

麦わらの蔭から
溢れていた笑顔
遠い日々

いろんな
イベント作れたね

ありがとうの声も
小さくて
聞こえないふり

君は枯れ ....
背を追われ
背に従いて
青い群れのなかをいく

ゆうべ泣いた
白い顔を伏せ

青い群れのなかをいく

なつかしい
あなたの声にも
少年の顔でふりかえることは
もうない

青 ....
うたた寝する夢を見て
いまだ眠りに就くことはできず
外出するでもなく
読む本も見当たらず
チャンネルを二三は代えてはみるけれど
落ち着くことはなく
ホットミルクを用意しても
ため息などつ ....
{引用=  夜になると訪ねてくるものがある 尾形亀之助}


それは聞いたことのある話だ

よくある事なのだろう



 赤い毛布に{ルビ包=くる}んだ身体を横たえ

 {ルビ泥 ....
まるく白い
夜空の星のような
あられが降る

いったいどれくらい
落ちてくるのだろう
星の数だろうか

アスファルトを
白く塗っていく妖精だろうか

手のひらで溶ける星たちは ....
痛覚レセプタ

ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ....
今朝感じた冬の空気と
正午に感じた秋の陽が
喧嘩もせずに
ゆっくり交わった
夕暮れは
追いかけもせず逃げもせず
変化を続ける

カーテン越しの青空の方が綺麗だからと
閉め切っていた心 ....
干しっぱなしで冷たくなったタオルに
小指の爪の先よりちいさく
半透明の蜘蛛が
糸を垂らしてぶらさがっていた

ひかりの加減でようやくきらめく
一本の途中をつまんで
ベランダのへりに移植し ....
鹿
という字に
お湯をかけるとあらわれる鹿に
みつめられながらカップヌードルをすすっている

いつまでこうしていられるだろう
これからの時代は
もっとたくさん間違ってしまうことも
ある ....
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