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3時にめざめて

2時間、ドラマ

本部からのクレーム

どうしてこうも

世の中煩わしい


言いたいことを言って

ひとのプライド傷つけて

つまらない恨みをかって
 ....
雨が降る

花粉が減る

加齢臭が消えなかった

国会議事堂はどれだけ臭いのだろう

政策判断に影響がなければよいが

春の白い花があざやかだ


もうすぐ死ぬから

ご ....
気が狂っちまった

宮沢賢治はどんだけ正気?

中原中也はどんだけ正気?

誰もがせつなくて


俺の半分以上が俺のもんじゃねえ

狂うってこたあそういうこったあ

さらにさ ....
「雪ふってる」

きみがぼくの後ろ肩に額をあてた。


この部屋にふたりは久しぶりだった。

あのころたがいにたがいの仕事を理解できていなかった。

だからぼくはますます仕事に没頭し ....
陰惨な事件が起きると

テレビでタレントたちが

なぜこういう事件が後を絶たないのかと

怒っているのをよく見かける

なぜ私たちの国では専門家ではなく

タレントが事件を語るのか ....
山をのぼるたびあたりまえのことだが

生き物いがいも存在しているこの世界に

山が石で岩でできていることをおもう


日本でにばんめに高い山は北岳だ

連山にあるのに富士山より孤独な ....
朝日は夕日

生き物の気配のない夕日だ

でも夕日は

ちっとも朝日ではないのだ


影が長くのびるよ

ビルからひかりの後光さす

朝から立ち止まってるひと

誰も待っ ....
裏切りはいつももう

すでに進行していて

素知らぬふりしていたひとも

あばかれるとすっとぼけてる


星空の瞬きって

その距離と俺の距離って

なんのものまね

す ....
弟のいない食卓に

仕事前に母がこしらえてくれた家庭の味がのっている

机の引き出しには

計算機やペンや定規が整然と片付けられたままだった


真実、を知りたければ

代償をは ....
思い出のような未来にも

オルゴールから牧歌がきこえている

弱い女が泣いている

この女がどれだけ強くなったかを

死んだ俺がどうして知るだろう


恥など晒して女を和らげてい ....
神よ、シオンでは

あなたに讃歌が捧げられ、

エルサレムでは

いま誓いが果たされます。

主よ、聖霊よ、

わたしの祈りをお聞き届けください。


雲から月が顔をだす
 ....
あのころまだ

ふたりは人生一回目だったから

ぶこつだった

ぎこちなかった

ぼくはピンクいろの布団を

蹴とばしたし

あたしはあなたが寝るのに

電気を消さなかった ....
純いろの砂浜で

ともだちいたんだね

夢遊病者のあしどりで

忘れものを取りにいく


ガソリンをまく

火を放つ

ほうむる

自分をやり直す


純いろの砂浜 ....
たまや

ほんとうはそこにいたかった

冬花火

どこかでだれかが虐待される


たいせつにしてくれなかった

くもりぞらのゆうがた葦の原


たまや

ほんとうはそこ ....
落ち葉がからころ鳴っている

葉擦れのあまい匂いがする

坂道にたんを吐いてのぼる

どうやら身体が火照っている


目の前を風が吹く

猪に身構え

日常が身近にいる

 ....
ああ、こうしているあいだも

どこかの山脈は

星明かりにだけ照らされている

追い抜いたら歩をゆるめるひとの

かかとをなんとなく故意に蹴った

復讐みたいなことをされている
 ....
ねむたいのを堪えて

あくびの涙みたいなのをたらして

ぎりぎりと勉強する


ルーレットから知識が溢れる出すまで

知識をルーレットに押し込んでいく

そしたらどれが出ても俺の ....
砂浜が元気をうしない

青い秋の影がかたまる

あの麦わら帽子はどこ


時代のむこうか

記憶のむこうか

麦わらベイビー

エントロピーが騒ぎ出す

夏に逆流する宇宙 ....
胃にげんき出してもらえば
夏バテなんかも退散するか

いとしい
あのこに
レモン水

ガラスのようなハイウェイ
秋をふくんだ夕日のひかり

いとしい
あのこに
レモン水

 ....
生き物たちはいつも

これから冷えていこうとするような温度と湿りで

ぼくを癒してくれた


その宇宙のからくりは

既視感

タイムスリップ

こころ

最後登場人物が ....
結愛ちゃんは衰弱して死んだという

イブちゃんはもがき苦しんで死んだという

小山は二十歳だと聞いていたという

男はだれでもよかったと言って容疑を認めているという

加計側は愛媛県に ....
ちいさな虫な俺だから

飛びまわれる範囲なんて知れている

鳥にでもしがみついて遠くに運ばれてやろうか


鳥にこころを開いて

ちんけな虫なんだから

ひとつしがみついて

 ....
死なないことは分かっていても

発作がおこるとびびってしまう

曇り空の夕方が群青いろだから


僕らはまるで群青のサンドイッチ


死なないことは分かっていても

発作がおこ ....
気にくわないやつがいるだとか

そんなこと大人になれば

口に出さないだけでみんな思っているようなこと

貧乏よりお金はあったほうがいい

ってぐらいのみんな思っているようなこと

 ....
新緑がどうしようもなく

(人口減少で、じっさい人手、集まらなくて)

煙みたいに幽霊みたいに

(プログラム、文句も言わず、動いてくれる、)

5月の街道を彩っている

(教えた ....
病にかかる

まず想うのは痛みについてだ

つぎに思うのは

こんな痛みのなか

立派に生きているひとについてだ

しかめっつらのウグイスなんていない

春らしい冬なんてない
 ....
自分勝手ばかり目につきやがる

忘れられるものなら

今日一日を忘れてしまいたい

そのくらい疲れきってしまったのだ

あした朝立てるかどうかも自信がない

この苛立ちのなかでこそ ....
霊的なこと以外は、妄想であったりふたしかなものだと痛感しています。
私が彼女と別れたのもそれに気づいたからでしょう。気づいたというか、確信したから。確信というより、思い出したから。
私は女の子が好 ....
雨が降るような夜

誰かのために祈るような夜

あたたかな夕日

しあわせの時間

血脈や生き霊に斬ったはったされている


寄る辺ない男気につどう

切実な渡り鳥たち

 ....
ひとは感情のいきものだ

なのにこころをモノみたいに使い物にしたりする

それも感情がなすわざなのだろう


太陽はひかりなのに

影をつくるように

包丁が料理をつくったり
 ....
ナンモナイデスさんのペペロさんおすすめリスト(32)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
3時にめざめて- ペペロ自由詩319-4-7
スーパースター- ペペロ自由詩5*19-3-30
気狂い詩人- ペペロ自由詩919-3-11
雪中歌- ペペロ自由詩519-2-11
2分後の世界- ペペロ自由詩319-2-10
孤独の山- ペペロ自由詩1019-2-10
朝日は夕日- ペペロ自由詩919-2-7
素知らぬふり- ペペロ自由詩319-1-30
シグナル―忘れられぬひとよ―- ペペロ自由詩319-1-28
シグナル―思い出の牧歌―- ペペロ自由詩319-1-25
シグナル―月の手紙―- ペペロ自由詩519-1-20
シグナル―木洩れ日のなかで―- ペペロ自由詩919-1-16
ともだち- ペペロ自由詩219-1-1
冬花火- ペペロ自由詩218-12-31
火照る- ペペロ自由詩118-12-5
どこかの山脈- ペペロ自由詩218-11-7
ぎりぎりと- ペペロ自由詩318-10-15
麦わらベイビー- ペペロ自由詩218-9-19
レモン水- ペペロ自由詩218-9-3
生き物たちの温度- ペペロ自由詩218-7-23
アジサイ- ペペロ自由詩118-6-10
ちんけな虫- ペペロ自由詩218-5-28
群青のサンドイッチ- ペペロ自由詩618-5-26
ほの暗い陰鬱- ペペロ自由詩318-5-1
5月のFA(お化けのせいじゃない)- ペペロ自由詩318-4-19
じぶんより他人- ペペロ自由詩318-3-27
世の中ふかしぎ- ペペロ自由詩318-3-22
明日のテーゼ- ペペロ自由詩518-3-21
神々の道筋- ペペロ自由詩418-3-4
こころをモノみたいに- ペペロ自由詩618-2-25

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