都市の中心は知らない間に移動する
街を行く地獄のまぶしさに賛美 賛美
君の支配者たちのうつくしいを見る目
心臓に清潔な部分はそんなに多くなくて
さようなら 祈り捧げた毎日の光
自分の ....
想像上の杖は今では物質化し
杖に支えられ 安らぎを得たと
思いきや それは かりそめ
杖は時に励まし 杖は時に裏切る
杖をつかなかった頃 その頃
記憶は薄れ 緑がかった
緑がかった記憶 ....
僕の心と月光の温度が
凍て付くような冬の海岸で
あの場所へ連れて行って下さいと
シリウスを指差す誰かの声が
真っ直ぐに空へ伸びて響いた
内に秘めた強さはきっと何か
目指すモノがある ....
淀んだ川底に怒りが積もる
弱った魂を鷲掴みにされ
拳すら握ることもなく
道に倒れる
皆に踏みつけられても
泣きながら笑うだけ
何時もそうである
見せかけの柔和 ....
まちは水槽のようになって
ひとびとの思惑を閉じこめた
そこで僕たちはちいさなあわをあつめて
気持を通わせることにした
ひとつ あわを もらっては
ひとつ あわを さしだした
ふたつ ....
ほんとうのことは
ネットには出てこない
ランキングにも載ってない
誓って
受け身でいるのはいい
誰かの
せいにできるから
みんな
楽々とルールを破る
私は時々
赤信号で ....