すべてのおすすめ
「何処の誰だかわからないのでいらいらしてしまう。
何処の誰だよ、とわかればもっといらいらするかも知れないね
見慣れた表情で、毎度違う話を持ってくるのは狸たち
、狭い世界だな。とかいう伝 ....
朝の生ぬるいミルクは狂者に揺れる鏡
それは夢と希望を織りまぜた苦い蜂蜜の跡
急ぎ足に躓いた 襟巾の呼吸が
今日も樹海を彷徨う亡者の影が みえてくる
....
警告「線路は続くよ何処までも」
2020,10,00,0-報告書
ー武漢にあるウィルス研究所から媒体を持ち出したのはどうやらウイグル族に係わりのある研究室の人物らしい。中国の政策に対する反 ....
強い潮風にあたりながら薄味な浜辺を眺めていた。
縦から水平線へと、スマフォの向きを変化させてはシャッターを何枚か切った。
岩をくり貫いたトンネルを抜ければ岩場がある
使われない海藻が密集 ....
五輪の開催が危ぶまれている。
しかも延期開催までも、が 。
選ばれる選手たちのモチベーションからいっても1年以内に開催されるのが妥当だろうと思われる。
行きたくても行けない。買いたくても手に入ら ....
…
……… …折れた舳先を横目に彼らは波止場から門を目指していた。
一列に隊を整え宮殿に辿り着いたときには既に夜も明けていた。
えんやこらさっ……オーイ!アレレ?誰も、、、門番も居 ....
天井をみつめる
( 私は宙に向けて大きく股を開いた )
……赤ちゃんあなた方は見慣れているから平気だろうけどやっぱり恥ずかしいですよ。こ ....
追いかけては払い 戻され
血の渦が逆流する
沼地に咲く菫 六月の花瓶
雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ....
平面を二つに折りこめば空間が立ち上がり
さらに折り重ねれば世界は分断され
照らされた片方の裏側
深呼吸
蒸発に
いくつもの言葉たちが生まれ ....
描くのは額縁があるからではないのだ
に切り取るもの
詩をなめる
同じく 虫眼鏡
色の点点 あ、あ
あたまの中では白い ....
向きを変え下り坂を上り
以前は胸が先に苦しくなって
、足もとを止めた
膝頭が訴えてくる。これは筋肉だ。
ふくらはぎの痛みなんて経験したこともない
体重が少し増えたからかな?
よほど運動 ....
引き出しの中にも眠る
掬われないまりうすの舵
印影の消えた朱肉をいつまでもはなさない
無駄に広がる玄関の扉開けば山河原の礎石が
角松と放置されたここには誰も居ないという証なのだ
盥いっぱ ....
その昔夏の国からおちのびてきた春秋という餓鬼がいて
たちの悪いことにこの春秋という餓鬼は年老いても一向に死ぬ気配もない
今日も村人が集まる座敷に派手な女人を幾人も侍らせては酔い酒に戯れている
....
空間に貼り付いた言葉
人差し指ひとつで文字は消える
腸内視鏡/素描
それが私の詩
仮に詩人というカタチが図表に存在するならば
喜んでわたしは詩人を受け入れよう
何故ならば詩人と ....
きみがやって来るという(祝日)
僕はひとつ前の駅に乗り込んだよ
サプライズを期待している(笑顔)
(結局)きみは快速で先に着いてしまったという
小さなすれ違い
やがて大きなうねりで離れて ....
二人で珈琲を飲んでいると苺のショートケーキを思い出した。
ひとつしかないので二つにわけることにしよう。
飾りの苺はいらないからと彼は言う。
境界線を測るのは面倒だ。
仕方な ....
(うしろの正面ダアレ)
、いきなりですが
羽根を持ちあげては殺しあう
郭公が鳴いた
鏡に映るのは化粧の白い羽根
声音を十二階変化させ
モノマネをする
知らない
....
それは問いかけを装いながら自問に置き換える。僕が書いた「失地」。これは「比喩」でも用いられていなければなんてことはない、ただ忘却を惜しむだけの独白でしょう。
先ずは文章のメリハリや語り口の展開 ....
最近は買い物をして店のカードを出したとき~のカードはありますか?ってよく訊かれる。
あ、忘れた。いいです。同じ携帯会社だから持ってはいるのだが、持ち歩かないので差し出したことがないのだ。
なの ....
御存命でしょうか
なんて言われたらあなたはどうします
餌が鳩を縛るまま
衰退は止められなかった、と
御存命でしょうねたぶん
ただ、絵筆に描く人が見あたらない
それが哀しいのです
....
年の瀬も終わりがちかづくと考えてしまう
ことしは雪が降りつもるのだろうか、と
~重い冬用タイヤが心配になるのだ
交換すればお金はいくらかかるのだろう
古着から薄着を折りたたんで収 ....
馬鹿を晒すようで実にこころ苦しい話しなのだが、先日アウトレットモールのスポーツショップで四千数百円のジャケットを買ってきた。二割引き白地と胸のワッペンが気に入ったからである。で、さっそく家に帰って ....
右へ直角に折れると行き止まりで
/引き返してまた右へ折れたら
これは売り物ではないのです。と、
店員さんに断られたよ。
やっぱりお安くなってない、バカはいつも戦車を欲しがるんだ。
トイレ ....
釘は六寸に引っ掻いた胸の痕跡
左は股の付け根から膝がしらにかけて
合わせて一尺近い縫い込みの跡が盛る
想像するリアル怪人(例えばフランケンシュタインとかゾンビだとか)
切り裂き息を吹き返す ....
もうすぐ生えてくるよ。いまにみてろ。
0+1+0=もうすぐだよ。
ふたつあるお釜が重なって大きな鍋になる。
なるわけないじゃない
ひとつとひとつのお鍋が重なって大きな釜になる。
どんだけ ....
ひっくり返した中華鍋の底に毛が三本
渋滞ならほどけるまで待つそれが男の心意気さ
貼り付いたのは縞馬/海面の緑
うちあげられているタグの思い出
焦げ付いた模様をチラつかせ
おまえは自慢のヨ ....
わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは詩人じゃない
わたしは、
、聲を殺して呟いてみよう
すると
ほら、
砂埃をかぶった
詩人のほうからやって来たりして
....
苦行とは、なにをもって苦行にも値するのだろうか
ほんとうの苦しみとは如何なる場合を指し示すのか
またよろこびとは、救われることのみにおいて真実なのだろうか。
他者とは己自身とは
何気な ....
紅茶山に陽が隠れて
キャンプを張るには少し肌寒い夜だった。
焚き火の根元をいじってるとムスコが問いかけてきたのだ。
(ねえ、法王様と天皇様ってどっちが偉いの?
枯れ枝で炭の棒を探る、こすり ....
「生活習慣の改善」
捨てたのだ。躰を
鳴き声に眼が覚めて、土の魚は焼かれた。
そして人間は泡から生まれたと水はいう
それは泡に生まれ変わるのだともいう
気になるのは置いてきた框の景色
....
stさんのアラガイsさんおすすめリスト
(105)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
幽霊たちとの対話週間
-
アラガイ ...
自由詩
10*
20-5-13
針時計
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アラガイ ...
自由詩
10*
20-5-9
「歴史」常に終わりから再生へ向かうための架空文書であるために
-
アラガイ ...
自由詩
8*
20-4-29
偏西風
-
アラガイ ...
自由詩
5*
20-4-17
この際アメリカは五輪の放映権を日本に譲るべきである。
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
6*
20-3-20
逃げ出してもビートルは追ってくる
-
アラガイ ...
自由詩
2*
20-2-21
オムツの交換
-
アラガイ ...
自由詩
1*
20-2-19
母の死
-
アラガイ ...
自由詩
5*
20-2-15
折り紙
-
アラガイ ...
自由詩
4*
20-2-13
エロスと空間
-
アラガイ ...
自由詩
9*
20-2-11
股関節の極み
-
アラガイ ...
自由詩
6*
20-2-9
葉牡丹の枯れる
-
アラガイ ...
自由詩
8*
20-2-9
夏の国
-
アラガイ ...
自由詩
3*
20-2-8
私の詩
-
アラガイ ...
自由詩
10*
20-2-7
What,to,expect!
-
アラガイ ...
自由詩
4*
19-12-25
苺のショートケーキ
-
アラガイ ...
自由詩
5*
19-12-20
郭公
-
アラガイ ...
自由詩
7+*
19-12-18
比喩はままならぬ
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
3*
19-12-18
ポイント還元とは
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
5*
19-12-16
失地
-
アラガイ ...
自由詩
13+*
19-12-15
もてあます雪
-
アラガイ ...
自由詩
8+*
19-12-13
消費者たち
-
アラガイ ...
散文(批評 ...
6*
19-12-12
ハナちゃんに線香飴の季節風~ペロペロキャンディ~
-
アラガイ ...
自由詩
3*
19-12-11
昔怪人と呼ばれていた男は七面鳥に惚れる
-
アラガイ ...
自由詩
11*
19-12-6
地上最強の人類
-
アラガイ ...
自由詩
8*
19-12-4
水鳥の楽園
-
アラガイ ...
自由詩
3*
19-11-27
詩人じゃない
-
アラガイ ...
自由詩
9*
19-11-26
dharma,words「法語カレンダー」
-
アラガイ ...
自由詩
8+*
19-11-26
密会「小寒い艶話」
-
アラガイ ...
自由詩
9*
19-11-25
覚醒家
-
アラガイ ...
自由詩
13*
19-11-16
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