コロコロと
片鱗から崩れていく
時にボロボロと
少なからずゴーっと
右目の写りが悪い
左手が痺れている
頭の片隅で
何かがうずくまっている
憐憫の紫
夕暮れの青
茶色い湯気 ....
この背中に銀の翼をくれたなら
多分アンドロメダにも飛んでゆけるだろう
漆黒の真空も怖くはないだろう
太陽に似た惑星系列を探しながら
抱き合う生命体に出会いたい
それは
もしかしたら少年 ....
きみはぼくの知らないところで、ぼくの知らない人と知らないことをしているってことを、ぼくはきみから教えてもらった。スイッチはぼくが切ったはずなのに、きみは自由にオンオフできるようになったんだね。いつ ....
夜の窪みに熱、流し込む
冷える体に脳髄羽交い締めにされ
それでも何とか意識保ち
熱流し込む、夜の窪みに。
(幻の子供たち、
布団の周りを飛び跳ね
私の愛情は何処にも繋がらず
生き ....
強い風に飛ばされそうになると
いっそのこと飛ばされてしまえと思うのに
足は踏ん張ってしまう
気持ちはここにあらず
空高く舞い上がっているのに
足は踏ん張ってしまう
意気地なし
自 ....
屋根は春のかすみの成層圏でさきっちょを桃いろにした百合の蕾で飾った草原が
玄関ですいったことないけれど写真はたくさん持っているエアーズロックが寝床ですだって発見された正装最大の岩だもの/日本人らしさ ....
「疑惑」 秋津島賑彦
恐らく、日本人ではないのではないか?
俺の周囲の日本人からは聞いたことのない
何故か日本の不利にしかならない主張ばかり
実は、大陰唇国のパックリ(通名 オオヤマ ....
「揚羽蝶」よしだペペロンチーノ
ベランダに舞う
貴女の揚羽蝶を見ている
紫色の羽をゆらゆらと
羽ばたかせて
そっと両手を伸ばして
掌に包み込む
少しの間だけ
我慢していてね
....
ホモになりたい
ものすごくハレンチな
モーホーに 、
「ひとおもいに断行してみるか」
「ひとおもいに断行してみるか」
男子はみんな一度ホモになるべきだ
いやすべて ....