珍しく故郷に雪が降りました
梅の木が雪をかぶって
静かに佇むニュースを見ました
こっちも凄く寒くて
積もった雪が電線から
さらさら落ちることを知りました
俺は冬が好きだから
お前 ....
目をつむると見えるものがあった
遠くの山頂に輝く光
道は途中で草むらに隠れ
どこまで続いているか見えないけれど
どこかに沢が有り
林間に小道が有り
小動物の通る道など
きっと到達する ....
私の雀を買ってください
5羽で2アサリオン
珍しい声で鳴きます
夜は静かに眠ります
寝言は言いません
寝返りも打ちません
夢はよく見ます
汗びっしょりで
目が覚めることもあります
け ....
静かな時の流れ
空白を充たし
ズレていく思念と思念の
溝を埋める
子供達のはしゃぐ声
花はカンバスに咲き
瑠璃色鳥が跳び出し飛び立つ
続く晴天、遠い ....
私は部屋の隅にあった、
鍵穴のような小さな穴を覗く。
ぐりぐりぐりぐり、
視線の針先が穴をまさぐる。
私はその触覚が擦れあう音のような、
快感に歓喜する。
ぐりぐりぐりぐり、 ....
---気のせいか
寒桜の幻
枯れ木に薄雲
夜より青い暁は
壊れた月へ注がれよ
舞い散らぬ桜はみな幻
恋の朧は夢幻
点くは幻灯、消えるは焔
火 ....
しんしんと しんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
しんしんとしんしんしんしんと雪
さわったらじんじんとじんじんと
じんじんとひやい雪 しんしんと雪 しんしんと雪
おりじなりてぃに ....
午前中まで鬱病だった空が
芥子色の北風に
引導をわたされたのか
裏庭のこずえを
誘拐して
近くで 戸惑う
人影をひきつれ
....
尖った月を見上げて
寒さに首をすくめた
枯れた街路樹の枝のスキマから
冬の夜空が広がる
凍った街灯がぼんやり
あなたの影を映す
鋭い月を背負って
あなた怪物みたい
優し ....
雨上がりの石畳
俯いて影を追う
ぽっかりと空いたマンホール
rururuu……………
…傷ついた壁の跡
君は言葉を亡くし
剥がされた黒い天幕(ベール)
セーヌを ....
七草を七つ言えないまま食べた
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
颯太@さんのおすすめリスト
(72)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
梅雪
-
藤山 誠
自由詩
3
16-1-26
「目をつむると」_ー歳を取るとはこういうことか(9)ー_
-
イナエ
自由詩
15*
16-1-25
わたしのすずめ
-
やまうち ...
自由詩
3
16-1-22
空無オン
-
たけし
自由詩
3*
16-1-22
針先
-
あおい満 ...
自由詩
5
16-1-21
寒桜
-
凍月
自由詩
4*
16-1-19
雪
-
もり
自由詩
3*
16-1-19
芥子色の北風_十
-
信天翁
自由詩
3
16-1-18
かいぶつ
-
ガト
自由詩
9*
16-1-17
伝えられなかった想い
-
アラガイ ...
自由詩
7*
16-1-16
七草を七つ言えないまま食べた
-
北大路京 ...
川柳
7
16-1-12
UFOを撃ち落としたという君の血が赤くないことを知ってる
-
北大路京 ...
短歌
7
16-1-8
1
2
3