すべてのおすすめ
海のいきものになる
瑠璃色のひかりでいきると
遠くの錆びたレールから
らいせ、らいせ、と響く合の間
間違っていた事なり
理由の答えられない境界線
無ではない君の宇宙
....
ああ、もったいない、
と羨望の思いを
なかなか、正面向かっては言えない
いや、そもそも言うべきではない
入射角=反射角ではない人なのだから
まるでつかめないと言われたい
そんな ....
湿る金属 の臭いと 舌の先
{引用=金属は湿っている
唇は乾いている
それは六月二十三日
信号は点滅している}
主の無い 蛍袋と 荒屋敷
{引用=壺屋の水は ....
あなむにしす αναμνήσεις
すべて無くしてしまった
その記憶だけが積もって
ふたりはひとつになって
ひとつはみんなになって
そんな頃のあなむにしす
....
口だけじゃんと言われても、何度も、何度でも
1
祈りを忘れてしまう夜がいくつもあります
誰かが亡くなったことを耳にしない日はないというのに
ハンバーガーを食べながら
我が ....
25
さよならさえも言えない
あの人は
何と戦っていると言うんだろう
その瞳に映る空には
青
が見えない
26
どこまでも続きそうなきれいな道路を走る
ど ....
13
ぼくのこころは
ふ
ってはずれて
べっくうさんやのほうに
ぷかり ぷかり
とんでった
14
喧嘩太鼓の音に
いくつもの魂がひとつになって
一際高 ....
1
毎年この日の夜には
上原君の星が話しかけてくるはずなのに
今年は何も聞こえてこなくて
見上げても光が揺れることもなく
なあ、もう忘れちゃうよ
と、小さく嘘をついてみた ....
1
コミケの意味さえも知らずに、そこでは生身
のラムちゃんが見れると聞いたのもので。中
味も知らない冊子を所定の場所にドンと置く
と、待ってましたとばかりに、とは言え、一
言 ....
誰が作ったのか
何のため作ったのか
何故 贋物と判ったのか
と
話はつきないのだけれど
人形は人形
そんなに贋物よばわりされても
と照れ笑いをしているようで
僕らの本物 ....
茅葺家ぬ 無ぇんなてぃん
胆ん中今とぅ 在ゆるしまぬ
赤ん坊ぬ ぐとぅぬやる
胆ん中今とぅ 残てぃるむん
手捧ぁさや うーとーとーんでぃ
手捧ぁさや ぐすーよーんでい
忘 ....
園芸すきな
こてんはあげん先生
満点くれへんかった
こたえのない問やから
空欄のまましとったら
そんでは点やれんのやと
ほんならまともなこたえて
そん花壇に
さいてたんかいの
....
ちぃたかた
今朝発見された
言葉もない頃の手向けの花は
やがてその形も無くしてしまう
のかもしれないけれど
それが僕らの世界のはじまり
フランケンムース
年中クリ ....
天の川 A train crossing
渡る列車 the Milky Way
is
忘れられて forgotten
and has ....
うつつわさはのくにのくにぶり
わさえ
いりのはのいり
ぬさえ
のまた のさのさ
げんせんじょうどん
いでんのあがりの
よこさ のさのさ
わささち
どさけさ
どさけ ....
潮目
県庁跡の建物の中で期待もなく調べ物にと
りかかり、時間を待って香林坊に出る。そこ
はほんのひとにぎりの銀座で、渋谷で、新宿
でもあり、池袋の匂いを探して片町に流れる。
スクラ ....
おびとけでらのかえりみち
やまのべぼんちさつきばれ
すいでんわかほわたるかぜ
あぜのはなつみかえりみち
-----------------------------
1.のぎへ ....
それが蛍というのなら
それを蛍という人達が
優しい微笑で小鳥をつつむように
佇んでいる
それが蛍というのなら
どんなにか幸せな人達なのだ
ヤマホタルブクロ
じ ....
僕
すっかり忘れてしまった
さびしんぼうの夜が
ひざをかかえていた
翌朝
鏡の中の目は赤かった
獏
すっかり忘れてしまった貘
の夢を食べた僕の夢
....
🍎 頬杖
{引用=言葉は心を越えられないこと知っているのに
心が言葉を越えられないとうつむいてみる
それが
林檎のように沈んでゆく}
🍎 なり損ねた夜
{引用=夜十一時過 ....
わすれそなこと
わすれへんて
ようゆうわ
ひらめいて
これやがなゆうて
さんぽやった
な
加速度て
正も負もあるんやな
わすれたいこと
わすれへんても
ようゆうわ ....
6月23日
このからだのなかに
ながれているものが
うそ
にならないように
てをあわせます
また、6月23日
ことしも
まだなんとかひと ....
すべては上手くいくさ
と口にしながら歩き出すと
なんとなく
なんとなく
ほんとにそう思えてきて
顔をあげると
なおまっとうに歩きだせる
これが意気揚々というやつか
と笑みまで浮かんで
....
ふたつの気持ちが重なって
消えてしまうことは
よくあることで
ガロイ先輩の
割れないたまご理論と
チブラさんの
割れるたまご理論と
のあいだで僕は
ふたりのたまごをあたためていた
....
あのときのあこがれが
いつの間にか
ふりかえる場所にいる
今年も何事もなく
君の季節が
通り過ぎてゆく
知らずに
とは
言ってられない国になってゆくから
少しだけでも
....
落ちた
りんごを拾うように
貝殻を拾うように
首を少しかしげてから
すくめるように
泣きながら寝るように
紅いほっぺたのように
文学なんてなかったころ ....
北へ
南へ行こうと思う
さよならと
背を向けて
梅林
もう一度振り返ると
梅の花にも似合わぬ
....
そんな風にときどき
ためいきをつきたがっている
ぐらいなのに
そんなところへ
Mさんのお話なんかされるものだから
まっ
しろ
になってしまって
いつ ....
先週末のやまびこの車窓
もうほとんど終わってしまったんじゃないかと思っていた
金色の風景が流れていた
一関のねじりはさがけはモリゾーみたいなのに
山を越えた千厩ではよく知ってる横一線
....
芋
あんまり得意やないんやけど
て とむ がゆうて
しゃあないなぁ
て じむ が
箸をのばしてきよる
なにが 違たんやろ
せやなく
なんで変わらへんのかったんやろ
誰かの思い ....
七さんのAB(なかほど)さんおすすめリスト
(61)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ウルトラマリン
-
AB(な ...
自由詩
5*
20-7-24
もったいない
-
AB(な ...
自由詩
3*
20-7-19
梅雨も明ければ
-
AB(な ...
自由詩
9*
20-6-30
あとごふいおん
-
AB(な ...
自由詩
5
20-6-7
口だけじゃんと言われても、何度も
-
AB(な ...
自由詩
13*
20-3-9
Physics_Note_3
-
AB(な ...
自由詩
7
20-2-2
Physics_Note_2
-
AB(な ...
自由詩
3*
20-1-31
Astronomy_club
-
AB(な ...
自由詩
10*
20-1-27
Egg-Lab-Mates
-
AB(な ...
自由詩
9*
20-1-24
ミシガン・レリックス_3
-
AB(な ...
自由詩
10*
19-11-30
明日、(なーちゃ、)
-
AB(な ...
自由詩
3*
19-7-14
流れける_を続けとる
-
AB(な ...
自由詩
4*
19-6-28
クロッキー_4_夜盗
-
AB(な ...
自由詩
9*
18-12-15
K
-
AB(な ...
自由詩
6*
18-11-16
はしっこのの村(改)
-
AB(な ...
自由詩
4*
18-9-27
街
-
AB(な ...
自由詩
11*
18-9-22
のぎへん_H30
-
AB(な ...
自由詩
6*
18-9-20
フラグメンツ/ほたる
-
AB(な ...
自由詩
3
18-5-26
クロッキー_3_脂喰坊主と九人の友達
-
AB(な ...
自由詩
3*
18-2-27
落ちたりんごを拾うように_(2017)
-
AB(な ...
自由詩
9*
17-12-21
物理の苦手な子どもたち_一
-
AB(な ...
自由詩
4
17-11-18
フラグメンツ/連音
-
AB(な ...
自由詩
10*
17-10-15
のっぺらぼうの町
-
AB(な ...
自由詩
9*
17-5-22
あい
-
AB(な ...
自由詩
1
17-5-11
50
-
AB(な ...
自由詩
5*
17-4-21
落ちたりんごを拾うように
-
AB(な ...
自由詩
5*
17-3-25
フラグメンツ__雪どけ
-
AB(な ...
自由詩
6
17-2-20
生まれながらの血の不足
-
AB(な ...
自由詩
15*
17-1-16
のぎへん
-
AB(な ...
自由詩
3
16-10-2
芋月仲間が秋夜に揺れる音
-
AB(な ...
自由詩
7*
16-9-14
1
2
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