普通ってなんだろう?
自分だけ普通じゃないと
思ったのはいつだっけ?
自分に対してみんなの見る目が
違うと感じたのはいつだっけ?
普通になろうとみんなと
同じようにしたけど
何も変わるこ ....
 街角の雑貨店に流れるオルゴールの音色が心地よい。
 店番をしている若い雌猫のカフェオーレのような顔もまた楽しい。
 店の扉を押し開けてのっそりと入ってくる常連の猫は
 手入れの行き届いたひ ....
そんな気持ちになったので
センベロしてみた
千円でベロベロになるほど飲ませてくれる店が下町にあるらしい

「たきおかとカドクラ、ハシゴするけど来る?」
とツレに聞いたら
空腹を我慢でき ....
そうだったよね
くねっとすること

ぺとっとして もぞもぞして
変な感じがそのうち分からなくなる

それって変態じゃない?
とわたしが言うと

とてもすまなそうな顔をしながら
胸に ....
ちょっとした異性の情けに
心が前を向き
元気になって意気上がり
意気上がり
浮かれ心の有頂天

天に昇れば
あとは 落下
後ろを見ては 沈む心
取り巻く人の
心を上目遣いに覗き込み ....
彼女はあばずれの子
僕は納豆の子
という事にして竹森は歯
を、一本ずつ抜いていった。
まずは僕の歯を
それから彼女の歯を
植え替えては抜いて
抜いては刺し
刺し替えては押し込んで
は ....
たまごの殻が壊れたのはおまえのせいだから
よわむしを捻り潰してしまえ
思い通りに手足が動かない/セアカゴケノクモ
!来るな/寄るな/喋るな/やかましいわ!
※引用・・啼かぬなら殺してしまえ ....
 1

目を瞑って
灰の砂漠を
食べていると 
こころは徐々に
ひからびて 
ちっぽけな
雲塊になって 
コトコト笑う
鳥の頭蓋に
埋め込まれる 

鳥のくさめ
いや、くし ....
金属の目録に眼を通した
あらゆる色彩がひび割れる時刻に
百万年かけて落下する思考の速度で

澱んだ大気の底に広がる地衣類のような
無数の金属の結晶が犇めく都市の上空から
走査電子顕微鏡 ....
影は次々と
落ちてきて
重なって
離れて
あおい時間も
ふじいろの空間も
あなたの指で
押し広げられて
そんなふうにして
世界はできあがり
あなたが残した
古い写真の
風景 ....
おはよう
昨日までやり残したことが
今日の地盤を揺らし
タスクリストの波となって押し寄せてくる
後手後手で考えたくはないから
見晴らしのいい
高台へゆこう
筋道が見えるといいね
対岸が ....
  速度についてのメモ

搭乗口はもう地上にある
顔で埋まる大きさの窓からは
厚い空気の層に
雲が積乱しているさまが見えた
上下には幾重にも
それぞれの居場所を定めた雲が
また層を成し ....
センチメンタル、じゃあね
煎じ詰めれば ジャーニー
あのコはなみだの海に
えがおの小舟を浮かべてく

one centimeter journey
痛 sentimental journe ....
遮蔽する人工物もなにもない!
球形をやわらかにくるむ白雲をも、ひとおもいにつんざいて
無音の只中に僕らは跳びあがる。

軌道上で目配せし合い、いざ革命の合図をしよう
地上から遙か虚無へと
 ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
病気- リィ自由詩1+*15-7-6
愛というもの~永遠と呼べる一瞬- ヒヤシン ...自由詩10*15-6-25
センベロ- 鵜飼千代 ...自由詩22+*15-6-15
コロポックル- 鵜飼千代 ...自由詩25+*15-5-29
こころころころころがって- イナエ自由詩15*15-5-25
にくしみ(要冷蔵)- 竹森自由詩1*15-4-11
ことばの虫- アラガイ ...自由詩7*14-9-26
遠く暗い街- 壮佑自由詩20*14-3-7
金属の目録- 壮佑自由詩27*14-2-20
地の星- 壮佑自由詩22*14-2-10
高台へゆこう- 高橋良幸自由詩411-6-12
2010年8月31日- 高橋良幸自由詩2*10-9-1
センチメンタル・ジャーニー- 高橋良幸自由詩110-8-19
宇宙速度のフラグメンテーション- 北街かな自由詩6*09-3-1

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