眼のなかに眼がある
僕の眼のなかの眼は
遠い彼方の星に視線を投げて
すなわち自らを投げ
僕の閾ではないその場所から
ひるがえって僕の眼を見る
僕の眼もまたそれを見返す

彼方にある ....
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
固定した特性はなく
すべてのものに
名まえはあるが
すべてのものに
ことばはない

すべてのものから
ぼくたちは
なにをよりす ....
雲よ
僕は歌わない
ひびきあう童謡のしらべを
僕らは歌わない
青春と名付けられる
強迫的な力の律動を

雲よ
僕は見ない
抜けるような青空を
僕らは見ない
見るのはた ....
僕等は思い出すだろう
とりとめもないことだけを
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- シホ.N自由詩411-4-28
名まえ- シホ.N自由詩211-2-8
雲よ- シホ.N自由詩5*10-12-5
共有- 吉岡孝次自由詩210-10-20

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