ノートを開いて
最初のページに
書きつける書体は
とても丁寧なのに
そのノートは
半分くらいつかったところで
鳥になってしまう
鳥になったぼくは
どこまで行くんだろう?
と思った ....
未来機械、発明しました。何に使うかはいま思案中です。
赤いマントでメキシカン・ドリアを食べるルクセンブルクの怪人
白い壁に白い花咲く 誰に見つけて欲しくなかったのだろう
....
たくさんの資料に埋もれて君に愛を告げた分室という部屋
僕の住む街を指でなぞれば指紋が乾く空のない地図帳
こけしを削って食事に入れ続けた、母は父に何の復讐
ひとことで言 ....