どこから私たちは間違ってしまったのだろう
どこから私たちは行き違ってしまったのだろう
いつから私たちは互い違いになってしまったの?
いつから私たちは無意識にも刺し違えていたの?

ほころびは ....
人の腕の中で
一本目の
糸が切れた

切れた糸に見向きもしないで
彼女は無心に
渇きを癒そうとした
どこが渇いていたかも
忘れてしまって
空虚さとねっとりとした唾液だけが
後に残っ ....
たべたい。
たべたい。
食べ尽くしたい。
あの黒光りする
つめたい、つめたい空に広がる
星たちも闇ごと
ざくざく切り取って
くしゃくしゃにまるめて
胃の腑が泣き出すくらい
詰め込みた ....
まこさんのおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
肉迫、刺し違い- りゑ自由詩204-9-21
糸が切れる夜- りゑ自由詩304-8-19
食べたい。- りゑ自由詩304-8-19

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