夜の風に呼びかけられて
居心地の良い部屋を捨てる
駄目な方へと向かう本能
どこかで赤ん坊が泣いている

綺麗な花を上からのぞいても
ダ・ヴィンチの要塞都市を連想する
そんな思考に石を投げ ....
何度聞いても頭に入らない言葉がある
例えば
ペンナカッタ
何度聞いても頭に入らないのだから
恐らく間違っていると思う
ピンナケッタかも知れないし
ポンニヘッタかも知れない
ともすると、プ ....
あてもなく路地裏を歩いていると
灯りの下にケイオスリミテッドエディションという看板がみえ
ああここは混沌としてるというのだから俺だって参加して入っていいんだと思い
薄暗い階段を降りた

転ば ....
ジュリー

なぜ
ジュリー

いう
のか

きいて

よう

して
メイルを
おくって
みようと
しても
ぜん
ぜん
せって


なか
った ....
薄紅の花びらの真中で
一匹の蚊が死んでいました
その造花の霊廟には
微かに白く埃が積もり
異なる時が流れているのです

知っていましたか
昆虫は外見が骨格なのです
死んだニンゲンが放置 ....
限りの見えた 二人のそばに
新たな選択は見えていた

矜持よりも
恐怖に突き動かされた別れ
だからあんなにきれいな終わり方でも
後悔ばかりが湧き上がる

一人きり残されて
嘆いてばか ....
猫も僕も笑われるのが大嫌 ....  ロケットが帰ってくるとき熱で燃えてめくれ 一本の花になり地球に刺さった その地点から波打ち拡がる花の生命は一気呵成に大地を満腹フラワー地帯へと脈打ち変化させる 驚き飛び立つ鳥たち .... 俺には夢がある、もしその夢が叶ったら
会いたい人がいるんだ。
その人に会う為に自分の夢を叶えたいと思った。

馬鹿な夢だと笑ってくれ
1度目
剃髪する、というので付添うよと
しんみり待ち合わせ場所に行く
やっほー、とすでにつるつるの頭で現れやがり腹がよじれる
じゃあスキー行こうよ、とそのまま強引に長距離バスへ押し込まれる
 ....
夢には
二種類あるみたいだ

現実から
逃げるための夢と
現実を、変えていく夢

僕は、
炬燵の中で微睡む
飼い猫のクロと一緒に

彼女はもう
十年以上も前 ....
なにも映さない鏡になる あ。
ああ。
そっか。
だからか。
なるほどね。
しかたないや。
べつにいいけど。
そういうことなら。

それでもほんとは、
いわないけれど、
だまってても、
かなしくて、
 ....
この事件の犯人は異常者だと思います

なぜそう思う?

なぜなら対戦相手がもうゴール間近だというのに
犯人はまだスタート地点をうろついています

ふむ、ふむ、それで?

普通の双六で ....
ガンバッテ
ガンバッテ
イコー、イコー
ガンバッテ
ガンバッテ
イコー、イコー
ホンガッタ
ウンゴト
ホウケイワ
キニシナイ
シランプリ
オンダッテ
イコー、イコー
フベネ
 ....
 宗教が好きだ。しかしそれはあまり信仰とは関係のない場所で発芽した私の趣向で、ただ単に傍で見ていて面白いから好き、モチーフにされている世界観が美しくて好き、というものでしかない。世の中には数多くの宗教 .... 環状線沿いの古い2階建てのアパートメントで暮らして
いる男は、昼夜や問わずの車の騒音で慢性的な不眠症
に悩ませられていた。その騒音のために、男は気違い
になろうとしている。そんなある夜、男はシャ ....

彼女は晴れの日でも傘を差している
雨を異様に怖がっているのだ
酸性雨を浴びると体が跡形もなく溶けてしまう
という話を子供のころに聞いて以来
ずっと信じているらしい
雨が降り出してから差 ....
なけま、たへるよんう゛くをさんのおすすめリスト(80)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の風- 自由詩1314-2-22
パンナコッタ- 花形新次自由詩414-1-28
涙のケイオス- 馬野ミキ自由詩414-1-28
あなたの名前は、ランペルスティルツキンです- a自由詩113-12-31
安らかに眠れ- ただのみ ...自由詩29*13-12-27
首の傷- クナリ自由詩6*13-12-24
チョコレート/セックス/チキン/裏切り者/呪い/祈り/光- TAT自由詩6*13-12-24
花を食べる- ヨルノテ ...自由詩313-12-24
- リィ自由詩513-12-19
_3度目の付添いだが今回はスキーとは関係無かった。- mizu K自由詩9*13-12-17
- まーつん自由詩13*13-12-17
なにも映さない鏡になる- 北大路京 ...自由詩613-12-17
納得- 森川美咲自由詩1*13-12-17
サイコパス- 花形新次自由詩213-12-11
ウォークライ- 花形新次自由詩113-12-11
かみさまのガチャガチャ- 一尾散文(批評 ...413-12-8
「冷酷な都」- 宇野康平散文(批評 ...113-12-2
彼女らはいずれも澄み切った声をしていた- 吉田ぐん ...自由詩2611-9-10

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