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薄紫色の大気はひんやりと冴え渡ってそこにあった
南天の赤がこじんまりと眼の端に映るそんな朝だ
生きることはそうわるくもないさときどき意味のとり方を間違えるだけなんだ
そうみんな生のかけらを交 ....
通り過ぎた町の窓をあけてゆく
すでに知っている町なのに
待ち遠しかった
通り過ぎてしまってから
言いわすれた言葉をくちにする
すでに知っていた言葉なのかもしれない ....
雛菊をみていた
毛氈のような緑に
ところどころ陽に照り映えてある白
海をおもいだしていた
流木の漂白された肌が
曇天に無色をそえる
時間の重さをはかる
手のひらの中の一握りの ....
ichirouさんの梅昆布茶さんおすすめリスト
(63)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うすむらさきの朝
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梅昆布茶
自由詩
19
13-10-29
通り過ぎる窓
-
梅昆布茶
自由詩
20*
13-10-22
時間の重さ
-
梅昆布茶
自由詩
19
13-10-10
1
2
3
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