駅の向こう側
握り拳のような眼球
脚が六本になって
蟹のような歩き方になってた
影が動くというよりは
太陽のほうがもっと動いている感じ
でもね 畳の日焼けを追いかけるようになると
い ....
軽薄さはサヴァンナへ駆けだした
あっけにとられて僕たちは
雪の結晶を見失う
とか
頑張っているなあ、と久しぶりに
自分の教え子の近況に触れて
自分も頑張っているよと
伝えたいけれど無 ....
罪深い僕は
心臓から血を流し
その養分で彼、彼女らを
育てる事とした
口の中の牙は
何のためにあるのか
この鋭い爪は
何のためにあるのか
君らを殺し、
食べるためだ
そうなって ....
俺さびしいか
いかさまか
俺さびしいか
さかさまか
渋滞ゆっくり
ながれてく
光をともして
ながれてく
俺さびしいか
いかさまか
俺さびしい ....