ボルネオ島に住んでいる
森の番人オランタン
モルグ街では
おばちゃんとおねえちゃん
二人ぶっ殺したけど
いつもはとっても大人しい

オランタン、オランタン
とっても優しく力持ち

 ....
かすたね きみはね いざとな たたら(り)
かすだね ぼくはね まよわな いでたい(め)


おどろき もものき はなもも たべれない
たちのき びるがい ひるまも うすぐらい

 ....
軽い服になった。
クラシカルな形の、重いコートは
お母さんのところに
忘れてきた。
軽い服になった。
ねこが
あるいていて
いぬは
あるいていなくて
なんか
どうぶつが
あるいて
いるのと
あるいて
いないのとで
おおきな
さがあるのかと
いえば
なにも
なくて
とても
 ....
かわいいねと
いって
てんしと
いってみたが
きらわれているので
だめそう
あと
かれしと
ちちくりあっていたり
かれしとわかれて
しゃかいじんとつきあったり
かれしと
よりを ....
ええ、その歌は聴いたことがあります。

まだ友達のいなかった頃、
クローバーの惨劇の指揮者として。
ありがちな平日の午後、
ありがちな喫茶店で、
ありがちなエスプレッソ。
ありがちな夢想をしていたら、
カルロス・トシキを見かけた

窓の外
あいかわらずからだは細かく揺れていた
お ....
とおくの丘で
風力発電の風車がゆっくり回っている
見ろよ あれが相対性理論てやつだ
他人事であればあるほど
てめえだけは平穏無事でいられる
俺は腹がへって
あんちゃんのつぶやきをろくに ....
今日は牛乳が飲みたくない、厭、飲めない。
しかし、眼の前にいる母親は先程から「牛乳を飲め」と強要してくる。
生まれてから旅行に行った時以外はほぼ毎日欠かさず牛乳を飲んできた私だが、今日は牛乳が飲め ....
昼すぎにお母さんから「何が食べたい?」と聞かれて「オムライスが食べたい」と答えたから、僕は今日の晩ご飯はオムライスじゃないかなと思う。 わたしは
うでをくんで
まるく
わにした、ら
わにに
あげるプールが
できて
でも
みずがはいってないプールで
かなしかったから
なかなかった
(わにも
なかなかった
今日も
トマトが
降っているから
空から落ちてきたものを
食べてはいけません
とは
誰も言っていないから
朝のサラダは
皿を
素直に
差し出すだけで
私たちは
満たされて
形 ....
ああ
はぐれていこう
ああ
わたしはここにいる
ああ
雨の日に傘はいらない
私は涙
ああ
晴れの日はアスファルト
太陽よりも熱く
燃えてしまえ
あああー
 ....
ビルの屋上から
少年は飛ぶ
毎日



そして水溜りを見つけては
世界に広げるのでした
あたたかいタクシでした
ぼくはうしろのざせきで
よこになっていました

おねえちゃんはとなり
まえのざさきにはお母さんです
お父さんはいません

なぜかお母さんは
ぼくたちに話したこ ....
ししゃもはいいねぇ
そういって親方は
お弁当を頬張り
しわくちゃの目尻が
太陽でいっぱいになる
桶谷さんのおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オランタン- 花形新次自由詩114-8-29
かすたね- 04自由詩114-5-19
300g- うんち自由詩214-5-14
イムサマス_グレイブ- 6自由詩113-4-18
ゲマネッセのハヨネ- 6自由詩213-2-26
クローバー- 吉岡孝次自由詩2+12-4-12
カルロス・トシキ- はだいろ自由詩312-3-27
たんぽぽ咲きみだれる野っぱらで、俺たちは- 角田寿星自由詩6*09-5-31
牛乳- 噛子散文(批評 ...109-4-22
オムライス- がん自由詩608-5-4
ねてる- ペタ自由詩207-11-26
トマト- 辻野克己自由詩805-12-5
あの子は赤いハリケーン- デニスホ ...自由詩4*05-7-18
ポップス- デニスホ ...自由詩2*05-7-8
タクシ- 辻野克己自由詩504-5-27
ししゃも- 前方後円 ...自由詩2203-12-16

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