父の死後 葬式が終わった次の日から
働きに出た私を 奇異の目で見る人もいた
供養が足りないと 言う
しかし 私は働きにでて良かったと思う
泣いてもわめいてもどうにもならないのだ
日常を取 ....
青春や希望という美名は
僕のMP3プレイヤーの中にしかなかった
現実はみんな真っ暗で
みんなが楽しそうに話している間にも
僕の耳にはローリング・ストーンズや
忌野清志郎や ....
仕事を言い訳にして
僕は独りの時間を
楽しんでいた
嘘じゃなかったけれど
本当でもなかった
だから
...靴ずれが痛いの、って
君の呟きなんて
気にも留めてなかった ....