星月を見たいときには

その場所までいける 

そのことの

幸せ

美しく染まる水色の朝に

生まれた紅の光に見惚れることのできる日々の

その

幸せ


しか ....
気持ちがほしいなら
あげましょう
あなたにだったらよろこんで

どんなのがいい
嘘じゃなくて重たくなくて
思い出したくなる場面

わたしは
あなたの指先がほしいそのさきの腕がほしいそ ....
ねえ
人なんか頼っちゃいけない
たぶん
あの人もこの人も
朝になればすり抜けていく
猫みたいなものなんだから

雨みたいに降っている
落葉をいつまでも見ていたよ
いつになったら止むの ....
メールのだるい
やりとりが嫌になってくるから
メールとか手紙とかあんまり
気が進まなくて逃げていた
もしくは
仕掛けたりして
逃げられたり
嵌められたり
だれともつながってないと
な ....
あなたのこころが欲しいけど
あなたのこころはヒラリひるがえって
簡単にはこころをくれないので
わたしは毎日悩んでは諦めている
たやすい幸福は
わたしのあるべき場所にあるわけで
夢に見るまだ ....
わたしはパチンコはしません
親の遺言で
「パチンコはやってはいけない」
と言われたから

まだ
死んでないけど

わたしはビリヤードがしたいのに
奴等はダーツの話で盛り上がっている
 ....
彼岸花が倒されていたのは覚えている
あれはどこだっけ
あれはわたしだっけ

晩飯のおかずを考える
家には
年寄りが居るから

エプロンをして料理をする
パジャマを着て寝る
そんなこ ....
お金をぜんぶ、洗濯機で洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?

人の、手垢にまみれたお金
洗ったら、
きれいなお金になりますかね ?


お金

どっかに
落ちてませんかね
 ....
勢い余って
君の胸にぶつかったとき
あんまり頼りない細い身体に
なんだか
自分が寂しくなったよ

この人は
ひとを護れる人じゃなくて
護られたい人

なんで
怒ってばかりいるのよ ....
あなたが好きです

そんな古臭い言葉に
今の犯罪くさい匂いを感じなかったのは
わたしが昔の人間だからでしょう
パズルなんか合わない
同じ色のようでも
どこか違う
永遠に

そんなもの
夢の中
涙の飴
なめている

瓶の底
這い回っている
蛍ホタル
ガラスの向こう

どこにも
行 ....
かなしかった

あれはヘヴンリーブルー
それがみんな
雑草と一緒に除草剤を撒かれて
枯れさせられてしまった

あれは
実家の入り口に夏
何百と咲いていた青空
そのこぼれおちた子孫た ....
突然皆から
誤解や邪険な扱いされる
ことがあって
叫びたいけれど
疲れるから
ガーーーンて
ものに当たっているのが
今日で

さて
まじめは
やめようと思う一時

明日になれ ....
雨が
雨らしく降って

「男」と書けば
身を守れると思ってるらしいが
マニアには
見破られている

わたしは
蒼アザができていたことも知らずに
あの子とSEXできたらいいなって
 ....
借金の多さを忘れたいからカラスになりたい。
ハシブトカラスがいい。
あー
あー
泣いても
鳴き声だから。
迷惑だったら

ごめんなさい


眠たいのに
ごめんなさい
忙しいのに
ごめんなさい
疲れているのに
ごめんなさい
雨の日なのに
ごめんなさい

迷惑だったらごめんなさい
 ....
アア 頭ガオカシクナリソウダ

という
正常の線上で
コンクリートみたいに固まっていく気がする
かれた硬いスポンジが砕ける
すでに
こわれた幾つもは
空に投げて見えない星になった
大 ....
あなたの声の聞こえない場所へ

駐車場を照らすオレンジ色のライトが
とても
綺麗なものに見えて
夢をみてしまうんだ

そんなこと
迂闊に人に言えない

だからひそかに
ひとり歩き ....
わたしがわたしであることを許さない
何かに動かされ
罪の償いのなかで
わたしはまたその罪に焦れる
とても苛立つ
結論はわたしにかえるのに

わたしの肌は
やさしい
と言った人
気に ....
どうして人は嫉妬するんだろう
わたしも嫉妬
するんだったなたぶん
どうかな

生理の
一週間後あたりは気をつけなくちゃ
だけど
君の子どもなら
生み育ててもいいかなと
ふと思う
 ....
わたしはただやわらかい
ふとんで眠りたいだけ
なの


文句言わないで
わたしを見ないで
あなたには
見えないものになりたい

わたしは
わたしのように生きては
あなたの不都 ....
笑わない大人に
なってしまったさ
あんたと話してると
そんな子どもじみた愚痴でも
言っていいんだと
収穫した
これも
コミュニケイションなんだね

お別れしたい
飽きちゃった

だけど
ちょっとだけ
また逢いた ....
あなた
ほんとにいい人
自分に惚れてるから
惚れられても
困るでしょ

やさしさで
いじめてみてよ
泣いたらもっと
いじめてよ

器用なあなたでも
やさしさでいじめる才能は
 ....
頬杖ついて

「どっか、つれてってよ。」

って言う


「旦那につれてってもらえば。」

ってかえされたから


笑って

わらって

笑ってしまった



 ....
唇に雨粒

黒い背広は急ぎ足

これでも
年寄りでも
子どもでもないから

早く終わらせたい世間話
どっちにも取れるため息が
出る

ほら
いつだって
信号は
私の目の前 ....
フライドポテト
ざるいっぱい食べたい

フライドポテト
ざるいっぱい
食べたかった

と思いながら死ぬの
やだな

明日は
給料日だから
フライドポテト
1000円分買って
 ....
爪を切って
わたしを捨てていく
気まぐれで
ときどき拾うものは
落っこちてる人のこころ
だいたいは
見て見ぬふり
蹴っ飛ばしたりもする
投げるのは
じゃまなもの
わたしの屍骸を
 ....
こんな生活、
いつまで続くんだろう。
と あなたは言うが、
続けているのも、
こんな生活を作ってきたのも、
あなたなんだから、
あなたがなんとかしなさい。
そして、
また、あなたは、
 ....
音もたてずに
せっせせっせと降る雪は
障子にカサカサとあたっては散る

世界が埋もれてしまうほど
積もった雪は
薄桃色の明かりを放って
夜半には
ぴたりとやんだ

あんまり積もった ....
蒼木りん(846)
タイトル カテゴリ Point 日付
自由詩408/1/9 0:06
王子様、自由詩108/1/4 18:17
八日自由詩407/12/28 0:21
おやすみ。自由詩407/11/14 23:44
あなたのこころ自由詩207/10/27 0:03
わたしは自由詩107/10/23 23:15
自由詩607/10/7 22:53
黄金の枯葉自由詩207/9/10 0:08
禿げるよ自由詩207/9/3 23:04
昔の人間未詩・独白107/8/25 0:21
自由詩107/8/22 23:57
ヘヴンリーブルー自由詩307/7/18 23:56
どーしよー未詩・独白2+07/7/18 14:36
雨が雨らしく降って自由詩8*07/7/12 23:46
カラス自由詩107/7/2 14:44
迷惑だったらごめんなさい未詩・独白307/6/28 0:48
チーズ未詩・独白307/6/11 0:00
小石の入り込む靴[group]未詩・独白707/5/30 23:07
記憶自由詩407/5/30 22:47
しあわせ未詩・独白307/5/26 1:03
めざわり未詩・独白4*07/5/23 21:51
未詩・独白2+07/4/9 1:31
こみゅにけいしょん自由詩207/4/8 0:27
やさしさ頂戴未詩・独白207/3/31 0:06
おしまい。未詩・独白507/3/29 23:29
唇に雨粒未詩・独白907/3/28 1:04
フライドポテト未詩・独白307/3/23 0:01
爪切り未詩・独白307/3/22 0:15
どうせ未詩・独白607/3/17 0:26
未詩・独白407/3/15 23:56

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 
0.11sec.