人生の喜び黄色い光

きみの情熱オレンジ色に輝き

青色の陰が君の頬を囲み

身体を包み込む緑色の光の輪


目を閉じて想像してごらん

まぶたを通して見えるゆらめく炎 ....
誰にも奪いようのない
あなたという存在がそこにいる。
美しいものを見て心奪われるのは
それがあなたの中にないものだから魅かれるの?
いや、あなたの中の美しさが共鳴してるんだよ。
美しい音を聴 ....
自由につかえる時間がある

という能力

きみという名の七色の光は

まだ内側に混在しながら

そのときを待っている

これから書かれようとしている物語は

いつか ....
ヌルヌルと
いや
ニュルニュルと
生暖かいポタージュを襟首から背中に
ゆっくりと流し込まれているような
そんな感覚に
しまいには喜びを感じてしまうおサルさん

そんな服など脱ぎ去ってし ....
ひとりぼっちの

誰もいない家

ぼくは
押入れにギッシリとつまった
ふとんと 布団の間に隠れ
ゆっくりと戸を閉めた。
光はだんだんと
ちっちゃくなってって
バンって音とともに
 ....
手をのばしても届きようのない

知っているぼくは
さらに身をのりだすように手をのばし
つんのめれば
つんのめるほどポケットから
落ちていく
人生を代償として
貯蓄してきた
誇りだと ....
それはぐずぐずしながら
わたしの後を追いかけてくる
大またで歩いてるかと思うと
小またで歩きだし
走りだしたかと思うと
わたしの背中にぶつかり
うごっ っと意味不明な音をたて
 ....
美しいものを見るとき
ドキンとからだのどこかで音がして
ぼくはハッとふりかえる
遠い昔のあるときに
捨て去ってしまった故郷がそこにあるかのような気がして
なぜだろう

美しい人を見るとき ....
悲しみをことばにするとき
そのことばを捧げる人の顔が浮かんできて
切なくて 
からだがひきさかれるような痛みの中で
しょぼくれた顔をする私にむかって
彼女は静かに話してくれる
ただ何も言わ ....
瞳から涙が流れ 流れだすもとにあるものに恋焦がれ
疼く胸のざわめきを止めるすべを知らず
ただなされるがままにもだえ
眉間にしわをよせることは意識の手をはなれ
存在しない愛しいものの影を追いただ ....
穏やかな春の陽光がイトオシク感じるようになるころ
青年時代という果実は爛熟のときをむかえる。
熟しきった果実が無様に地上へ落下することを惨めに思いおそれおののく者もいれば
落下し、ぐしゃりと潰れ ....
ぼくには人間であるという誇りがあって
なんにでもかんにでも
名前をつけて
上か下か
いいか悪いか決めてしまう。

ぼくより正しい者などいるわけがないかのごとくふるまい
現実とぶつかりくし ....
たとえようのない。。。。

はっと寒気がして  
ふっと後ろを振り向いたらなにもいなくて
 ぼんやりと宙を見つめ
思い出だけがひかりかがやいているかのように
 みじめな顔をして
鼻水をた ....
何かをめざして
のそりのそりと
地面をはいつくばり
首を寝違えでもしたのか
大空を見上げるそぶりを
見せることもなく
のしりのしりと
あるときはあぶら汗をにじませながら
あるときはうれ ....
「終わりなき日常」という言葉。ぼくが東京で学生をしていた
10年ほど前によく聞いた言葉。
ゆうべ見た映画の中で貧しさの中で生きるママさんが
生きてるってことが夢みたいなの
なにが現実かもうわか ....
のっぺりとした暗闇の水面を
一筋の線が ぴいっと走る
ひたひたと音もたてずに
波がゆっくりとひとつ
またひとつ走って
のびやかに肢体を伸ばす女の姿のように
ひろがっていく

繰り返しく ....
人の一生は
うたかたの夢のように
何が起きてるのかも
わからないうちに
過ぎ去ってしまう

朝 眠い目をこすり
仕事へ出かけ
精根疲れ果てて
家路につき
自分が本当は何がしたいかな ....
七尾きよし(107)
タイトル カテゴリ Point 日付
きみは七色自由詩1*06/1/16 18:47
やっち自由詩0*06/1/15 23:40
虹色物語序章自由詩1*06/1/15 20:55
サルの惑星未詩・独白2*06/1/14 20:55
愛を、つぶやく未詩・独白1*06/1/14 20:54
ベクトルJ自由詩1*06/1/14 20:06
晴れた冬の昼下がりには妄想してみたい自由詩0*06/1/14 20:05
感情をことばにすることの圧力がぼくを押し殺してしまってからも ...自由詩5*06/1/12 23:44
家族を失った君へ自由詩2*06/1/12 23:43
回復自由詩2*06/1/12 23:41
第二章自由詩1*06/1/11 20:56
ぼくには自由詩2*06/1/11 20:55
たとえようのない自由詩1*06/1/11 0:34
はいまわり自由詩2*06/1/10 18:27
終わりなき日常自由詩6*06/1/10 18:27
自由詩2*06/1/9 14:11
はじまりの詩自由詩5*06/1/9 14:01

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