ぼくのたいせつなピンナップは

可愛いおんなのこでもなく

こころを満たす風景でもなく

人間たちという
お芋の写真

肉じゃがになったり
カレーに入ったりして
みんなおいしく生きてます

いも堀りっ ....
ぼくときみは違う水路をたどって岩に孵化する山椒魚さ

無限のかがみの列から零れ落ちたひとひらのきみの笑顔

体温をかんじながらぼくらは越境する夜よ冷えろ

この曲をききながら羊水のなかに浮 ....
増毛剤カタログふえても髪増えず

亜麻色の髪の乙女に足踏まれ

夜が来る妻の叱咤の恐ろしさ

おじ散歩犬と一緒に立ち小便

借金のかたに妻をいらないか?

足摺岬とこずれの母思い出 ....
トラックのエレメントとオイル交換をしてもらう
33万キロも大地をかけぬけた偉大なポンコツだ
いきつけのスタンドの早川さんとちょいしもねたジョークで
あいさつして笑いあう

こんな日常もいいか ....
ベイビーこんな雨の日は
ひきずるようなブルースをきくんだ
だから
ともだちになってよ

それとも懐かしい曲で
こころを満たすかい

ベイビー3弦がきれたよ
へやのすみには
弾かない ....
今日もあせをかいて老母と
子供たちと彼女のあしたのかてを用意する
支払いが間に合わないことなんてたいしたことじゃないさ

金星はゆうゆうと太陽面を通過して
菊地直子もつかまった
消費税も上 ....
なかなか顔と名前が一致しなくてごめんね
でももう時が来たのだね
なにもかえせなかったのに

君が担いだにもつおもそうだった
かわってあげられないけど許してくれるかな
でも自由を手に入れたん ....
おとしぶみと言う虫に託す詩集ひとつ恋愛論のなれの果て

ストリートミュージシャンにあすを尋ねるどのコード進行で生きるかと

炎天下脳みそは妄想やめて夕涼みプラタナスの鈴の葉陰に

初音ミク ....
ぼくはわらう
きみもわらう
ふたつのわらいは似ていない
けれどもきみとぼくはいま仲間だ

きみとぼくの痕跡はまったく違うが
たまにおなじ涙をながす

ふたりとも最近猿よりもいささか利口 ....
あたらしいものにはまだ名前がない
形もあまり決まっていないしそれはたぶん

人類が歴史のなかへ隠しておいたものを
あきらかにするようなようなかたちではみえててこないのだろう

冷蔵庫のドア ....
トレンドに流されない確かな価値。
究極のエコマインドという誇りをあなたも。

最新竪穴住居(ロフト付)!残り5棟。



隊員募集中。健康で演技力のある方。
経費削減のため武器の使用を ....
のみかけのコーヒーにまた水足して待つ午後の日差し

16分音符じゃ足りないと時間まで切り刻むピアノ白い指

白鍵と黒鍵は隣り合わせの不幸だねって笑うきみ

ドアをあけてから遠い時間をあ ....
かろやかな韻を踏んで彼女はやって来る
きせつのすべてを引き連れて
草原や潅木の露をあつめたりミツバチたちと
あかしやのはちみつをつくるんだとか

神殿の壁はまだひんやりとして小さな蛇がやすん ....
学生服で横浜野音のロックフェスティバルにはじめて友達と行ったのは
田舎からでてきたばかりの冴えない俺

両想いだったかもしれない恋も風に紛れてどこへやら
彼女は僕とは別のさわやかな青春のむれの ....
想像のちょうじょうから降りてくるものがあるんだ
延髄から降下してゆくエレベーターは脊髄を各階どまりで
総なめして行く黒い影をともなった魔術的旋律なのだ

人間が理性なんて持ち出したのはつい最近 ....
おもうんだけれど
すべての真実はきっとどこかの看板の裏にでも
ちいさな文字でこっそりと書いてあるんだ

ぼくの夢の中の沙漠の入り口で老人は言ったのさ
誤解は理解の種
迷妄の畑にも真実の苗は ....
無欲な晩餐会でかわを剥がれて丸焼きになるな
せめて生き延びる手立てを身につけろ

降り注ぐ暗黒の汚物は人生のソース
世界の淫らなリソースアンドてり玉バーガーセットは
ぶたのストラップのおまけ ....
さわれないことば
冷えてゆくかけがえのなさ
いつもとぎれてしまうモチーフ

あたたかいスープもないテーブルでは
君の影がゆらめいてみえる

ほんとうは君の髪にふれていたかった
ゆびがい ....
古本のあいだにみつけた四葉のクローバー
これをはさんだのはどんなひと
幸福をひとつ逃したのかなあ
それならかわりに僕がもらっておこうか

きみの幸福の受信感度は良好かな
太陽にはいま怪物級 ....
あなたはそれが
遠いところにあるとおもっているのでしょうか
海にわきあがる雲をみているように
自分にはかくれてるように感じたのでしょうか

風が蒔いていった種はどこかで芽吹いて
きっとそこ ....
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている

食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない

子供た ....
ダーウィンはロンドン動物園の小さなジェニーがお気に入り
彼女は言葉を理解しおやつをおねだりし公爵夫人に自分の可愛いドレスを
見せびらかしたり本当に人間の子供のようだった

1832年にビーグル ....
人間も焼けば油が出るわねと腹まわりさする君のしこ名は

妻曰く健診は品質管理の第一歩

ラブレター誤字と誤解は付き物か

懲らしめに柱に吊るした藁人形なれてみればチョット可愛い

五 ....
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる

ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ....
愛という甘美な束縛に身をゆだねることで
ひとはみずからくるしみを選ぶのかもしれない

虚ろな自由よりは五感を満たす快楽が
存在の証となることを
本能的に知っているのかもしれない

国が侵 ....
あさひばり月の弓から放たれて飛び

川面より一筋のひかり朝靄を切る

遺伝子のテーマかかえて君を想うその先にあるのものはなに?

奪われしすべての愛に花を手向けん

回答をさがしてみよ ....
ときどきは会いたいね
ところで思うんだけど

藍色の自分がいて
それは愛にもなれるし
遇いもつかめる

2音素のaiという母音は
子音を携えて色を変えてゆく
それがあなた

 ....
まず魂のくせを矯正します
今世のくせも後で清算する予定ですが...
とりあえずお世話になった想いの数々に手土産のひとつももたせて
さっと湯通しをします

その際肩をおもみしても構いません
 ....
給料日またもや上がる摩擦係数

柿の種噛みつぶすのは癪の種

イエスノー枕最近イエスも忘れかけ

山の神箱根駅伝速いかもね

ダイエットしてどうするのと言いそびれ

幸せにする ....
長いスロ-プを滑り落ちてくる記憶の思いがけなさに
ふと足をとめて目の前をよぎる影を追えば
短くなった日時計は正午でとまったままうたたねをして
またあの回廊へといざなってゆこうとする

この場 ....
梅昆布茶(1023)
タイトル カテゴリ Point 日付
ぴんなっぷす携帯写真+ ...812/6/24 0:37
水脈短歌1112/6/21 22:55
哀しみのおやじ川柳1712/6/17 4:16
古書店自由詩20*12/6/14 2:53
ともだちになってよ自由詩1912/6/12 21:23
夕餉自由詩2512/6/7 22:02
おぼえてる自由詩812/6/7 2:02
おはようサラダ短歌1512/6/3 7:20
仲間自由詩712/6/2 20:29
あたらしいものたち自由詩1112/5/30 21:38
アドバルーン自由詩712/5/30 12:25
待つ短歌1312/5/27 20:52
彼女自由詩1212/5/27 8:53
Woodstockと宇宙船自由詩712/5/23 16:29
爬虫類の時代自由詩912/5/22 22:28
謎の真実自由詩1812/5/20 2:13
文明の仮面を剥ぐ自由詩812/5/19 2:22
グルーミング自由詩1712/5/15 23:21
しるし自由詩1312/5/13 5:42
たいせつなもの自由詩2212/5/9 22:12
買い物自由詩2412/5/8 1:50
ダーウィンの愛したオランウータン自由詩1812/5/6 12:41
美しき日々自由詩812/5/5 13:52
言葉の旅人自由詩1812/5/3 18:19
卒業自由詩13+12/4/30 21:16
花をたむける自由詩13+12/4/29 8:26
藍について自由詩1512/4/27 3:12
魂の浄化のレシピ自由詩1912/4/25 20:24
軋轢俳句9*12/4/22 17:50
旅立ち自由詩912/4/22 13:53

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