寒くなってきたね

塩化リゾチーム

塩酸メチルエフェドリン

リン酸ジヒドロコデイン

風邪薬の有効成分

くすくすっ

ほこほこの肉まん

食べたいね
楽器を演奏するやうに

キーボードを叩く

伸びた爪もそのままに

文字列の音楽を奏でる

鉛筆や万年筆が

不要の詩人となります

それでも時として

何も浮かばず

 ....
生きてるのが

怖い

死ぬのも

怖い

いつも穏やかに

笑っている僕

心が血を流し

かさぶたの鎧を

心が身にまとう

苦しい 辛い

誰にも言えない ....
巨大な草原で私は眠る


風が草の海に波を作り出す


その濃淡はまるで孔雀石のよう


そよ風に乗って悪戯者の妖精が


私の本のページをめくり


しおりがわ ....
僕は眠るまえにいろんな物に

”おやすみ・・・”と言う

僕の部屋の中にいる死んで

眼に見えなくなった人々に

「おやすみなさい」

僕の好きなあの娘に

世界中の人々に
 ....
言い知れぬ苦痛…それだけが

僕の真実

君だけがそれを癒してくれた

やっと判った

君なしじゃもういられない

ただ無意味に苦しみ

無意味に愛する

でも

小鳥 ....
心の深さ250m

死者の国まであと50m

ユングの言う老賢者は

いるのだろうか


頭の切れる悪魔や

美しい堕天使の

言葉に耳を

貸すな


希望は打ち ....
どうしようもない

寂しさが

そこにある

薬を飲んで寝ろ

医者はそう言う

薬を飲んだって

そこにあるんだ

どうしようもない

こ・と・が…
どうしても



言えない言葉が



心の中で腐って



酒にような



詩になるよ





どうしても



言えない言葉が ....
バスの窓から見てる

ハーフミラーのビルには

モザイクの空・・・

西の外れには

大きなオレンジが

惑星に沈みかけてる

そろそろ星が輝きだす

月の光が強くなる
 ....
もし僕が猫になれたなら…



初めは君の足にまとわり付くけど



すごすご家を出るはめになるだろう



そうしてゴミをあさるうちに



人間だったことな ....
胸の奥にある涙の水琴窟よ

心でろ過された美しき純水よ

悪夢の源泉たる美味しい

ミネラルウォーターよ

かような自由の翼たる飛躍は

我が身をも傀儡のごとく

自在に操るは ....
たかよし(72)
タイトル カテゴリ Point 日付
寒い未詩・独白005/11/14 22:07
「詩作」自由詩105/11/14 2:26
「生きる事」自由詩2*05/11/14 1:46
マラカイト・グリーン自由詩005/11/10 7:40
「おやすみ・・・」自由詩105/11/6 3:35
「無意味な心」自由詩105/11/4 6:26
「深層心理」自由詩105/11/3 19:42
「どうしようもない事」自由詩205/11/3 19:28
言葉の酒自由詩2*05/10/27 20:25
自由詩1*05/10/25 20:25
猫になれたら自由詩3+*05/10/24 2:42
「悪夢想のソネット」自由詩2+*05/10/22 21:04

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