{引用=
 ぼくはこの家でうまれた。赤い屋根の二階だての家だ。庭にはシュロの木がうえられてそだち、げんきに葉をのばしている。
 朝、父さんがクルマにのってこの家を出てゆくと、母はきまって化粧をはじ ....
星々を吊るした 天空を仰いで 
今夜も眠れない、
自由へとつづく 格子の窓辺
月の海へと拡がる街、勝手気ままな娘たち。

やみくもに走るジャガー、ながれる孤独 点滅するその愛、
左折だ!  ....
ドドドドドド、
推力の弱ったオレンジ色の火炎の噴出が 必死に重力と戦いながら、
ゆれる機内/船長はすでに死んでいる 制服のレミ、おまえしかいないよ
地上まであと20キロ 19キロ 18キロ・・・ ....
{引用=
 太陽があたまの真上で燃えていた。
 学校のかえりみち、ぼくはいつもの場所でジュースを買うためにポケットの十円玉をまさぐって立ちどまる。
 あれ? 五十円しかないじゃない! セミの ....
そのあと、
乾いたシーツの上に キミがいた。
あかく痛んだ髪が つかの間に そよぐ
涙さえ、冷えた笑い
すぎてゆく からだの 華奢な線。

――ほかに好きな人ができたの

そんな君たち ....
ピカソみたいに一日じゅう
セントジェームスのシャツを着て
たくさんの女と子どもたちに囲まれ
好き勝手に暮らしたい

白くない砂浜に
空のペットボトルが漂着し
三ツ矢サイダーだの
おーい ....
「高価なロボットを作る努力よりも、人間そのものを機械として扱う技術を開発する方が明らかに発想としては勝っている。
彼ら人間は、高い欲求をみたすまえにより低レベルでの欲求にふりまわされて生きているので ....
{引用=
雨あがりの 虹 ユメの様につづく 昼さなか
なだらかな坂道を ものがなしい 暗い絵を えがいて
ころがる 酒樽。意味を 多重に含ませながら
メタモルフォーゼ し(詩)、よろこびととも ....
 ♪おかげでさ、するりとな、ぬけたとさ‥‥

 江戸時代に幾度となく起きた「ぬけまいり」「おかげまいり」とよばれる現象。

 熱狂的な、イナゴのような大群集による24時間街頭ミュージカルとでも ....
atsuchan69(429)
タイトル カテゴリ Point 日付
午後の日ざしの庭散文(批評 ...4*06/6/3 23:44
ジャガー自由詩3*06/6/3 11:16
帰還自由詩4*06/6/2 23:04
あやしい一円玉自動はんばい機散文(批評 ...3*06/6/2 4:55
キミが好き!自由詩3*06/6/1 2:01
セントジェームスのシャツを着て自由詩3*06/5/29 14:12
機械の暮らし自由詩3*06/5/28 1:51
ディオニソスの宴 ★自由詩5*06/5/25 11:05
カオスの反逆散文(批評 ...5+*06/5/11 16:34

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