一歩手前の、眠りに墜ちる一歩手前の、瞬間の持続です。
いつまでもピンボケの、近景と遠景と心象の混合物。
使い古しのモノクロームしか認識できない
桿状の細胞のせいなのでしょうか。
それとも「たそ ....
            「抱いて」
            そう言うので
            危険なほど
            抱きしめたら
            あばら骨が食 ....
天にまします神様
こんな告げ口を許したまえ
野球帽とジーンズの似合う
天使が嘘をついた

ずっといっしょにいたいって
言ってたのは3ヶ月前
君の町では「ずっと」って
たった3ヶ月なの? ....
みんなは迷って右か左を選んでる
僕なら迷わずまっすぐ泥沼入るね
ないかもしれないゴールに突進するより
一緒に道草喰ってる自分を愛してます

思う通りにはならないからって 思うことまで言わない ....
札幌では桜で花見と考える人は多分こっち生まれの人で多くの人にとっては満開のライラックが「心の花」でありこっちに来てしまった人はライラックを見つける度にそれを喜んでそれが段々思い入れが増していくとある日 .... {引用=詩集『カエルトコ』より;6}
 ●サンクチュアリ

青い鳥を
探してはいけないよ
見つからないから じゃなく
青い鳥は
見つかるから
探してはいけないよ
それはなにひとつ 満 ....
落葉舞い散る 停車場は
哀しいうたの ふきだまり
夢を吐き捨て 打ち果てよ
こんな所へ 何故来たものか
今日も独りで 明日も独りで
端からヒトは 独りだったか


ぐるぐるくるり きり ....
   わがままなやくそくされてても
   あすになったらはぐらかされる
   おこれないことをわかっていて
   わらってごらんとえがおでいう
   たまにさみしいふりをしながら
   なみ ....
「鏡よ、鏡よ、鏡さん、そーっと教えて下さいな、私に教えて下さいな」
 「…そなたは、誰じゃ?」
「私はあなたの心酔者」
 「うむ。では世界でもっとも美しい者の名を告げよ」
「クレオパトラでしょ ....
たとえばあなたのまつげの先
それは優しい曲線をえがいて
僕の胸をも濡らすだろう


たとえばあなたの髪の毛の先
生まれたばかりの風に溶け込めば
懐かしい雨の匂いをはこぶだろう

 ....
気がつけば胸の奥で
許せないのに許してる
この朝に目覚めるのは
あの夜を過ごしたから

眠れない百の夜を
二人きりの夜にかえて
消えそうなその笑顔と
約束を守っていたい

君が泣き ....
なんでスプーンなんだ?
俺でさえ、まぐれで少し曲げられそうだぞ
東京タワーとか曲げてみろ、どうせやるなら
曲げろ、気で曲げろ、力はだめだぞ

なんでいつもいつも「アボガド」なんだ?
「 ....
ひとつふたつの Love Affair
指をすべらす   Long Hair
2人の間を     邪魔してた
嘘で飾った Hello Goodbye
口癖の「これじゃ終われない」
ホントの気 ....
ふるさとは、ないけれど
ビームしておくれ、ふるさとへ

戻り道を知らないから
ビームしておくれ、ふるさとへ

付き纏う病の宇宙をどこまでも逝く
纏わりつく悔やみ言のエーテル
八咫烏 ....
1.

そして、僕はそのカードを引き当てる
"Falling in Love"
もう一度16歳の少年に戻ったように
瞬く間に"恋に堕ちる"

そし ....
写真は 枕と真っ暗を

くぐり抜け よどみ とおり抜けて

セピアに 色褪せてしまいました

手垢と 涙で

さみしくて せつなくて

思い出の 輪郭どおりに

彩ってみま ....
やまなし将軍は16歳から成人する直前までシンナーをやっていたので
脳が少し委縮している
脳関門をパスした有機溶剤が、蛋白質を溶かしまったわけ
情緒不安定は「気難しい男」と勘違いされている
 ....
ムスクの香りのする女がいた
自分は頭が悪く、仕事もできないと思いこんでいた
僕といっしょになることはないのだ、と信じていた
彼女の思いを論理で解きほぐすことは無理なことだった
ムスクの香り ....
あまりにあまりに
言葉でしたから
ころころころころ
そっとそっと8000日
思いつづけてしまいました


傘を差しかけてくれる人は
あなたのあとにはありません
しとしとしとしと  ....
さて、僕はカタギリさんに会ってみたいかというと、会いたくない。何かとてつもなく恐ろしいことが起こる気がする。
もしカタギリさんが僕と同じくひどく美形であったり、知性豊かな人格者であったとしても、だ。 ....
二日まえに人違い「された」 路上で通りすぎる瞬間に
「カタギリさん!」
って言われた。僕に向けられたものとは思わないので無視して進むと、何度も「カタギリさん」「カタギリさん」。
もちろん僕は「カ ....
  僕が光るから

  君が映してね



私が段々見えなくなっても

あなたはずっとそこにいて



私が海を渡っていく

風の生まれる場所へ



  僕が ....
それは "こころのやまい" でしょうか
それは神秘の体験と言われますか
誰かにとっての戦慄の黒は
 別の誰かのピクニックの黄色ですか


もしもあなたがあなたの皮膚 ....
マンドラゴラの唇でおやすみのキス
眠れ、尻軽娘、涙を拭いて
ほら、揮発性の子守唄を
名も知らぬ男が歌ってくれるよ


デプロメールの濃い寝酒をひとくち
夢を、二股娘、素敵な夢を見なさ ....
その人は、生きながら生きる目的を探すのであった
それはまるでコアラのなまけもの…、じゃなくて
なまけもののコアラがいきなり
グレートパリアフリー、いや、リーフに突き落とされたかのようで
彼 ....
アル中の露天商キクちゃんはもう30を越えてるんだけど
六本木にいるところを親に嗅ぎつけられ岡山に帰ることになった
キャップから「キクちゃんにはアルコールは出すな」と言われていたけど
今夜は最 ....
ああ君は 僕がどうしようもなくて捨てた猫だねえ
ごめんね ごめんね
あの頃は あれしか思いつかなかった
君を捨ててから 僕は少し暗い男になったのかもしれん
逆に 軽口度合は増したかもしれん ....
母の胸にいると、いつもミルクがあり
心臓のトックトックが子守唄で
ミルクもトックトックも途切れることはない
だから大きくなってお菓子を食べて
もっと食べたいのに袋は空で
何故なのかわからなく ....
あなたが私の名前を 呼んだら
私は忘れられなく なるでしょう
あなたの ことを


愛と 名づけたなら
もう愛より他に なりようがなく…
だからそれは やめましょう


言葉にした ....
きみの瞳はふたつの{ルビ金星=ルシファー}
夜明けに地球で独りの僕を
嘲り笑って逃げていく

きみの瞳はふたつの{ルビ金星=ヘスパー}
宵に近づくうつろな耳に
やっぱり私が悪かった
 ....
クリ(423)
タイトル カテゴリ Point 日付
夜の光景未詩・独白1*04/2/19 3:03
抱いて。自由詩1*04/2/19 2:28
天使が嘘をついた (歌詞)未詩・独白1*04/2/19 0:50
敗者復活戦  (歌詞)未詩・独白1*04/2/19 0:39
リラの咲く頃自由詩104/2/18 3:04
The Bluebird[group]自由詩004/2/18 2:00
執着歴自由詩1*04/2/18 1:46
わすれしぴ(クイズ付き)未詩・独白3*04/2/17 20:30
鏡よっ!散文(批評 ...004/2/17 3:24
しずく自由詩2*04/2/17 3:04
I'm on your side (歌詞)未詩・独白004/2/17 1:50
スーパーナンデカンデ自由詩0*04/2/17 1:30
抱き合えば、ホラ、ソラ (歌詞)未詩・独白1*04/2/16 19:34
ビームしておくれ、ふるさとへ自由詩3*04/2/16 2:52
16自由詩3*04/2/16 2:51
マイナス・ゼロ 〜 写真未詩・独白1*04/2/15 2:00
やまなし将軍自由詩3*04/2/15 1:32
ムスクの思い出自由詩1*04/2/15 0:54
ころころ♪自由詩0*04/2/15 0:53
カタギリさんを探して2 クリ編散文(批評 ...0*04/2/15 0:45
カタギリさんを探して1 キップル編散文(批評 ...004/2/15 0:44
Brother Sun Sister Moon α未詩・独白0*04/2/14 3:07
ウィリアム・ウィルソンの肖像自由詩1*04/2/13 23:42
Golden Slumbers自由詩004/2/13 23:40
ナガラ族の最期 -旭-自由詩004/2/13 0:51
Pip's の夜未詩・独白2*04/2/12 20:23
黒ニャー子の葬送自由詩2*04/2/12 20:19
「終わり」がわからなかった自由詩2*04/2/12 20:14
風が知ってる私の名前 自由詩004/2/12 0:44
金星の瞳未詩・独白004/2/12 0:31

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