落下傘背負った兵隊さん
山の向こうに落っこちた
毎度のことと知ってはいるが
待ち人 急ぎ 匍匐前進

リズム乱れて数こなす
森の真ん中狼煙立つ
満更嘘でもないらしい
町人 全部 足並み ....
痩せ犬に肉付けするのと
無闇に餌をやって肥やすのとは
少し いや かなり違う
肋が浮き上がる胸が大きく上下する
にわかに笑ってみせる
しまった 僕の負けだ

明日を夢見るのと
今日をや ....
1からゆっくり考える
いったい何を 忘れてきたのか
100を超えても考える
お終いまで 考える

あの娘の手紙はしまったし
鉛筆も10本はある
お気に入りの絵本も
途中までであきらめた ....
お父さん背負って 母さん歩く
私ら足の下
裸足の足の裏には
日に焼けもせず白い肌

サクサクと 音がする
甘さひかえめビスケット
よく振って お飲みください
沈殿することばなど

 ....
知らないふりをするあの娘
本当のことなど 知らない いらない
感情なんかのさざ波が
ポツンと当たって弾けて広がる
くるくる回って落ちてく音階
あの娘がくるくる くるくる落ちてく
サンダルの ....
いろいろな人の言葉を聞いていたりいなかったり
けれども私の口からは あ とか う とか出るばかりで
単語というものがどれほどの効力を持つのかは知らない
「わたし」と言えばあらゆるものが振り返りそ ....
一段上の若者
若者振りかえる
かえるの目玉
玉子とじ

とじたまぶたに
うつるはあのこ
あのこどこのこ
そこのけあのこ

お馬に乗って
あのこが通る
遠いところへ声通る
拾っ ....
烏龍茶の泡が残っているグラスの中で
蛍光灯から降ってきた羽虫が一匹
玉乗りを披露する
懐中電灯のスポットライトを当ててやると
灯りめがけて飛んでいってサーカスは
終わってしまった

ノミ ....
魚のキーホルダぶら提げて、この通りを下ってくると、彼が追いついて耳の上にキスをくれる。黄緑色のリュックサックの下に手を突っ込んで、わたしの腰を抱えながら彼は歩くのが好きで、彼の彼女になるんなら、ハイヒ .... 理科室の骸骨が首を吊って丸さだけになり
一子は念願を遂げた
まるまると太った体を持て余し気味に
廊下をコロコロと転がる
ひとクラス四十二人分の牛乳瓶を運ぶ二人が
一子に出っくわしてぶちまける ....
ペン先を離したそばから
剥がれて散りぢりになる文字
左手でつかめたのなら
どんなにかいいだろか
だけれど左手は
体を支えるのに精一杯で

ペン先をつけたそばから
吸いついていく文字
 ....
私は私の綻びを
見つけ出しては一つひとつ
繕っているのです

右手で針を
左手で私を
握りしめているだけでは
もろもろとほぐれていくばかりで

揃わない縫い目など
気にしていられな ....
こうだたけみ(312)
タイトル カテゴリ Point 日付
毟られる自由詩0*13/8/14 17:19
日付変更線上での待機自由詩0*13/8/10 23:33
現代のしまうま自由詩5*12/4/22 18:32
幸福家族自由詩1*12/4/8 17:14
模範回答(1)自由詩3*12/4/8 16:22
しらばっくれている自由詩0*12/4/6 0:15
現代のよこしま自由詩1*12/4/1 0:31
玉乗り自由詩1*12/3/31 0:11
魚とバナナとラクダの話自由詩3*12/3/29 1:55
丸さへの傾倒自由詩2*12/3/28 1:05
足跡自由詩4*12/3/27 0:33
取り繕う自由詩2*12/3/25 23:42

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